グラウンディング(アーシング)という言葉を聞いたことがありますか?
日常生活では、電子機器から出ているワイヤーで電気の逃げ道を作ってあげる「接地(アース)」という意味でこの言葉を使いますが、ここでは健康のためのグラウンディングについてお話しします。
ちょっと不思議な印象を受けますが、アラスカの小さな田舎町ヘインズに住む映画監督であり自然について研究する博物学者Steve Kroschelが製作した「The Grounded」というドキュメンタリー映画で、割と科学的・医学的に効果ややり方、なぜ効果が出るのかを説明されていたので、紹介したいと思います。
グラウンディングの効果
・疲れが取れる
・精神的に落ち着く
・関節痛に改善
・腰の痛み軽減 など
この映画ではアラスカ・ヘインズの住人にグラウンディングのやり方を教え、実践してもらいます。
そしてその効果は上記の通りです。
この他にも、グラウンディングを研究している医者にインタビューし、28人の自閉症児が2ヶ月間グラウンディングを実践したところ、全員に改善が見られたことや、
ヘインズの住人で下半身麻痺のため30年間車椅子生活だった男性が、グラウンディングにより歩行器で約10メートル歩けたエピソードなどがあります。
グラウンディングのやり方
・裸足で地面を歩く
・地面を触る
・地面に寝そべる
とにかく肌が土の地面に触れることが大切で、できれば服や靴で遮らないで直接触れるといいそうです。
裸で地面に寝そべったり、砂風呂のように砂に埋められたりできれば一番いいのですが、裸足や素手で大地に触れることも効果があるそうです。
更に言うと、天然素材の綿や革の服や靴を着用した状態で大地に触れるだけでも効果があり、ゴム底の靴やコンクリートで肌と地面が遮断された状態では効果がないようです。
金属棒を使うやり方
この映画では、より長くグラウンディングするために、電気を通す金属棒を土に挿しそれにワイヤーの端を接続。
もう一方の端を足の裏にパッチで固定したりベッドのシーツの下に固定したりして、室内にいるときも寝ているときもグラウンディングしている状態を作りました。
これを実践したヘインズの住人たちはみんな「効果が出た」「体調が良くなった」とコメントし、モーテル経営の男性は自分のモーテルにグラウンディングルームまで作り、お客さんに好評ということです。
また映画の中で、地面に挿した金属棒に接続したワイヤーを花瓶に入れ、切り花にもグラウンディングをする実験をしました。
すると、グラウンディングしてない花はした花より早く枯れてしまうという結果に。
なぜ効果が出るのか?
大地に直接触れることで地球の磁力が体に伝わり、それが体調改善の効果を表すそうです。
昔の人たちはグラウンディングの効果を知っていたという説もあり、その証拠に古くからの教会は地球からの磁力が強いパワースポーットに建設されているケースが多く、石碑なども同じようです。
私も実践してみました
この映画でグラウンディングを知ってから、私も試してみました。
金属棒の方法はやっていないのですが、ガーデニングを裸足でやったり、子どもを外で遊ばせているときに靴と靴下を脱いだりしました。
冷え性なので裸足になることで足が冷たくなってしまうことが心配でしたが、実際土の上に立っているとだんだん暖かくなってきてすごく気持ちが良かったです。
昔手術した膝も寒くなると痛むので、ぜひそれも地球に治して頂きたいのですが、多分私のグラウンディング量が足りていません。
もっとやらないと効果は分からなそうです。
まとめ
「グラウンディング」または「アーシング」で検索すると、スピリチャル的な記述がたくさん出てきますが、この記事ではスピリチャルは抜きで説明させていただきました。
大地にたくさん触れることで、体の調子が良くなる「グラウンディング」。
映画では「ヘルスケアーの革命になるかもしれない」と言っていました。
この映画はYouTubeで見れるので、日本語字幕なしの英語の映画なんですが、興味のある方は見てみて下さい。