ペットの犬や猫に皮膚炎が!
一般的な獣医にかかると、ノミやダニが原因として寄生虫駆除剤での治療を行うことが多いです。
大切なペットに強い医薬品を使いたくない。
自然に治してあげたい。
そう考える飼い主さんに朗報です!
ミネラルであるホウ素の塩、「ホウ砂」でペットの皮膚炎を自然に改善させることができます。
この記事では、自然療法専門サイトのアースクリニックから、「テッドの疥癬治療」の方法について説明しています。
テッドの疥癬治療
テッド(本名パルハサティッド・ナバダルン)は、自然療法専門サイトアースクリニックの専門家で、生化学、対症療法医学、実験科学、統合医療が専門です。
ペットのための「テッドの疥癬治療」は、2004年にアースクリニックで紹介されて以来、世界中でたくさんのペットの皮膚炎を改善させてきた実績があります。
愛犬家・愛猫家からの喜びの声は、アースクリニックのサイト(英語)にたくさん投稿されているので、興味がある方は読んでみてください。
テッドの疥癬治療は、安全で効果的、さらに安価です。
皮膚炎はできていなくても、ノミ・ダニがいるケースにも有効です。
やり方を説明します。
ペットの皮膚炎用ホウ砂水溶液を作る
用意するものは、以下の2つ。
- ホウ砂
- 3%過酸化水素水
ホウ砂って何?
ホウ砂ってスライム作り用じゃないの?
という方は、こちらの記事でホウ砂について詳しく説明しています。
「ホウ酸」は、ホウ砂とは別物なので、使わないでください。
過酸化水素水は、3%以上の強いものは避けてください。
オキシドールは2.5〜3%の過酸化水素水なので、この疥癬治療用に適しています。
2カップのお湯(熱め)に大さじ3杯のホウ砂を完全に溶けるまで混ぜます。
さらに2カップのぬるま湯を加え、ペットに最適な温度に調節します。
これに2カップの過酸化水素水を加えます。
ホウ砂水溶液でペットを洗う
シャンプー(できれば自然なもの)でペットを下洗いします。
シャンプーは良くすすいでください。
下洗い後、ホウ砂水溶液をペットの体にかけていきます。
かけたらホウ砂水溶液がペットの皮膚まで浸透するように、手で撫でてあげます。
顔は飼い主さんの手に水溶液を取り、手で塗るようにかけてあげます。
目に入らないように気をつけてください。
ホウ砂水溶液での洗浄後はペットをすすがず、タオルドライした後は自然乾燥させます。
天気が良い日は、太陽に当てて乾かします。
寒い時期でドライヤーを使って乾かしてあげたい場合は、洗浄後30分自然乾燥してからドライヤーを使用してください。
こちらの動画では、実際にホウ砂水溶液を作りワンちゃんを洗うところまでを実演しています。
洗う頻度
最初の1週間は、1日おきに洗います。
2週間目からは、3日おきに洗います。
3〜6週間目は、週1回洗います。
6〜12週間目は、2週間に1回洗います。
通常1〜2回洗うと効果が見られますが、完全に改善するには1~2か月かかる場合があります。
ペット用ベッドやシーツをホウ砂で洗濯
ペット用寝具やタオルをホウ砂で洗濯します。
フローリングはホウ砂を水に混ぜたもので拭き掃除します。
ペットを洗浄したホウ砂水溶液の残りは、保管しておいて次回また使うということはできないので、洗濯や床掃除で使い切ってしまってください。
まとめ
犬・猫の皮膚炎、疥癬をホウ砂で自然に治す方法を紹介しました。
やり方は簡単。
ホウ砂、3%過酸化水素水の水溶液を作り、ペットを洗ってあげます。
”テリア雑種のボーイは、毎回シャンプー後にホウ砂水溶液をスプレー。次回のシャンプーまで洗い流すことはしないというのを繰り返していたら改善。” pic.twitter.com/Mc71VZAlXW
— ユー子@カンジダ情報発信中 (@yuko_candida) June 20, 2023
”最初の2枚の写真は治療開始当日のもの。最後の写真はその翌日!まだ頭と肩の上部にダニがいるため、治療は続けています。” pic.twitter.com/IHzupqwy3q
— ユー子@カンジダ情報発信中 (@yuko_candida) June 20, 2023
”友達は自分の白ピレニーズにホウ砂をあげました。この犬にはひどい関節炎がありましたが、ホウ砂でかなり改善しました。
私は自分のチワワ、2匹のラブ、3匹の猫にホウ砂をあげています。
ホウ砂、ホウ素は骨、フッ素解毒、フッ素沈着による骨肉腫に効きます。” pic.twitter.com/INFmlx73LG— ユー子@カンジダ情報発信中 (@yuko_candida) June 23, 2023
今回はペットをホウ砂で洗う方法を説明しましたが、ホウ砂をペットの飲み水にごく少量加えることで、関節炎やカンジダ症を改善させる効果もあります。
こちらの記事にもありますが、人も動物もホウ素が欠乏すると健康の問題が起こってきます。
うちの猫はまだ若く、生肉食を食べているので健康ですが、たまにホウ砂をあげています。
ホウ砂は味がまずいため、飲み水に入れすぎると飲んでくれませんが…
どちらにしてもあげすぎは好転反応を引き起こすなどの問題もあるため、ごく少量がいい思います。
アースクリニックには「ひとつまみ」とありますが、個人的にはペットの飲み水にひとつまみは多すぎるし、ホウ砂が水に溶けないと思います。
ホウ砂の記事に書いたように、1Lのお湯に小さじ1杯のホウ砂を溶かして冷ます。
そしてその溶液をペットの飲み水に数滴加える…くらいがいいと思います。
あと、なぜホウ砂と過酸化水素水がペットの皮膚炎に効くのか?という理由が、アースクリニックでは「ホウ砂が害虫を駆除し、過酸化水素水が患部を洗浄」と説明しています。
「あなたが病気になる本当の理由」という本を読み病原菌理論は信じなくなった私は、これも少し違うような気がして、個人的には次のように解釈しています。
ペットのノミ・ダニ・皮膚炎は、食べ物や環境からの毒、栄養欠乏によるもの。
ホウ砂は患部の解毒を助け、その結果ノミ・ダニがいなくなる。
過酸化水素水の抗酸化作用は、患部の治癒を助ける。
野良猫ちゃんで酷い皮膚炎を患っている子などは、ろくな食べ物にありつけず拾い食いで毒食品を摂取。
さらに解毒のために必要な栄養素を消耗してしまい、皮膚に炎症が。
その結果として、ノミ・ダニが集まってくる、
という感じだと思います。
パスツールの病原菌理論
「病原菌は誰に対しても同じことをし、病気の原因になり、どれだけ健康であっても病にかかる。」
高齢者、基礎疾患を持つ人がハイリスクになるというのは矛盾しています。 pic.twitter.com/irijIyZEc2
— ユー子@カンジダ情報発信中 (@yuko_candida) April 8, 2021
愛犬家、愛猫家の方々の参考になれば幸いです。