長男がお腹の中にいた頃
私は二人の子ども達を両方カナダで産んでいますが、カナダでは日本のように妊娠中の体重増加を気にする傾向がなく、一人目の長女の時は(多分私の体重増えすぎのせいで)なかなか出てこない長女に先生がしびれを切らし、帝王切開になってしまいました。
その後、6年の時が経ち二人目を妊娠。
「今度こそ自然分娩で産みたい!」と思い、一人目の時の病院には行かず、妊娠発覚後から助産師さんに診てもらうことにしました。
初回の検診で助産師さんに「私、今回も帝王切開になってしまうのが嫌なんですが、自然分娩するためには、何か気をつけておいたほうがいいことはありますか?」と伺ったところ、即答で「砂糖を食べないこと!」と言われました。
「砂糖をたくさん摂ると、羊水が甘くなり、赤ちゃんが羊水をたくさん飲んで大きくなりすぎるので、出てきにくくなる。」とのこと。
そのため私は妊娠中は白米やパンは食べていましたが、お菓子や果物など甘いものは控えていました。
これが結構辛くて…
常にお菓子が食べたくてたまらない状態で、たまにこっそり食べたりもしていました。
誰に怒られるわけでもないんですが。
それでも体重増加は臨月の時点で+8キロ。
最初の出産時は+13キロだったので、自分ではまあまあ満足な結果です。
出産
そして時間はかかりましたが、無事自然分娩で長男出産!
⇩生まれた次の日の長男
3450グラムで生まれてきました。
大失敗
長男も無事生まれ、家族が増えた嬉しさとともに、私にはもう一つ嬉しい事がありました。
砂糖が解禁になったことです!
「もうお腹の中の赤ちゃんは生まれたし、体重増加を気にする必要はない。祝杯がわりにケーキでも食べよう。」と、またお菓子を食べ始めてしまったんです。
バカですね〜
完全母乳で育てているんだから、私が食べたものは全部長男に行っているわけです。
妊娠中は自然分娩が目標になっていたので、目標達成後、燃え尽きてしまいました。
そしてこの失敗に気付くのにも7〜8ヶ月かかることになります。
長男生後3ヶ月頃
長男生後3ヶ月頃、顔と体にポツポツと湿疹が出てくるようになりました。
長女の時も軽い湿疹は出たり消えたりしてたし、「成長の過程で普通にある事」程度にしか捉えていませんでした。
日本人の友達からベビー石鹸をいただいたので、それでゴシゴシ洗っていました。
今にして思うと砂糖を解禁したことと同時に、これも悪化を加速させた気がします。
長男生後4ヶ月
湿疹が体にも広がってきました。
この時はまだ「これくらいは誰もが通る湿疹だろう。」と思ってあまり気にしていませんでした。
が、この後大変なことになります。