虫歯予防のため歯磨き粉に入っていたり、歯科医院で塗布されるフッ素。
虫歯になりにくい歯質を作るのと、なりかけの虫歯を再石灰化する作用があると言われています。
日本の水道水には入っていませんが、世界で水道水にフッ素が添加されている地域は結構あります。
このフッ素に抗菌の効果があるってご存知でしたか？
キッチンやエアコンなどに使う「防カビフッ素コーティングのスプレー」などもあることから、フッ素がカビに効くイメージはあります。
実際に、フッ素入り歯磨き粉の使用やフッ素が添加された水道水を飲むことで、フッ素が腸内のカンジダ菌を殺菌する作用が少しだけあるそうです。
だったらカンジダ症の人は積極的にフッ素を使えばいいと思いますよね？
でもそれは逆なんです。
実際フッ素はカンジダ菌と共に腸内の善玉菌も殺すので、結局はカンジダ症を悪化させてしまうようです。
この記事では、フッ素は本当に虫歯を予防するのか？ フッ素が腸内に与える影響、フッ素摂取を避けるためにできることについて説明します。
フッ素は本当に虫歯を予防するのか？
アメリカでは２００６年までに公共水道のほぼ70％にフッ素が添加されるようになり、２００７年の調査では虫歯が約２７％減少したことが分かりました。
反対に、ヨーロッパの一部の国が公共水道にフッ素を添加することをやめると、虫歯率は低下しました。
フッ素について言われていること
・フッ素は強力な猛毒
・人類史上最初に水道水に添加したのはナチス
・昔は家畜の牛を大人しくさせるために牛にフッ素を飲ませていた
・フッ素は殺鼠剤の主原料
・フッ素はアルミニウム工場の産業廃棄物
・産業廃棄物の処理に困った工場が、自社の研究で「虫歯予防にフッ素」と提唱
・水道水へのフッ化物添加キャンペーンを全米で大々的に行った
・フッ素は脳の松果体を石灰化させる
フッ素はカンジダ菌を殺す？
当ブログでのメイントピックの一つである「カンジダ症」。
腸内のカンジダ菌増殖によって引き起こされる病気ですが、カンジダ菌はカビの一種。
防カビフッ素コーティングに使われるフッ素なら、カンジダ菌を殺してくれるのでしょうか？
フッ素はカンジダ菌の成長を阻害するそうです。
でも、
2008年のスイスの研究では、フッ化ナトリウムがカンジダ・アルビカンスの成長を穏やかに阻害する効果があることを証明。
「穏やかに阻害」するそうです。
フッ素がカンジダ菌の成長を阻害するか？と言えば、「阻害する」ようですが、腸内の善玉菌まで殺してしまうため、結果としてカンジダ症を悪化させてしまうようです。
カンジダ症の人はフッ素を積極的に取り入れるべき？
フッ素は腸内の善玉菌まで殺してしまいます。
フッ素には、
・脳の損傷
・IQの低下
・甲状腺疾患
・骨の衰弱
・うつ病
・その他多くの健康上の問題
が報告されています。
少しくらいカンジダ菌の成長を阻害するからといってフッ素を摂取することは、代償が大きすぎます。
フッ素の摂取を減らすために
水道水に気をつける
日本の水道水にはフッ素が添加されていないのですが、アメリカでフッ素の弊害を気にする人は、高価な浄水器を取り付ける必要があります。
ちなみに日本の水道水に添加されている塩素も腸内の善玉菌を殺します。
フッ素が入っていなくても、浄水器は使った方が体にはいいです。
フッ素の入っていない歯磨き粉を選ぶ
フッ素の入っていない歯磨き粉を選びましょう。
毎日２〜３回使う歯磨き粉、１回に口に入るフッ素量は少量でうがいをして飲み込んでいるわけではありませんが、蓄積されれば腸内に影響を及ぼす結果になります。
ココナッツオイルとベーキングソーダを１：１の割合 ＋ ペパーミントのエッセンシャルオイルを数滴混ぜる。
・SLS（ラウリル硫酸ナトリウム）
・フッ素
・トリクロサン
・人工甘味料
・人工香料
・人工着色料
歯磨き粉は、使わなくても全く問題ありません。
むしろ研磨剤でエナメル質を削らないので、使わないほうがいいという意見もあります。
ただ、歯磨き粉を使わないと着色がつきやすくなるということはあります。
歯科医院での歯石除去のように、超音波の歯ブラシを使うと、歯磨き粉を使わずに歯磨きで着色を落とすことができるのでオススメです。
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オーガニック野菜を選ぶ
野菜の農薬にフッ素が混入していることがあるので、オーガニックの野菜を選びましょう。
フッ素塗布を避ける
歯科医院で虫歯予防のために行うフッ素塗布は丁重にお断りしましょう。
フッ素塗布に使われるジェルやクリームには高濃度のフッ素が含まれ、うがいをしても少量飲み込むことは避けられません。
また、口の中の粘膜は、思っている以上にフッ素を吸収します。
シーラントを避ける
主に子どもの乳歯、または生えたての永久歯の奥歯の溝を虫歯予防のためにコーティングする処置をシーラントと言います。
このシーラントのコーティング剤は「フッ素徐放剤」と呼ばれるらしく、フッ素を徐々に放出するようにできています。
歯科医院でのシーラントは丁重にお断りしましょう。
まとめ
フッ素に虫歯を予防する効果があるのかは微妙なところ、その割に副作用が多く、特にカンジダ症の方（現代社会に生きるほとんどの人）には腸内環境に悪影響があるので、避けた方がいいという結論でした。
フッ素が虫歯予防になるという触れ込みの裏にも、社会の利権が見え隠れし、フッ素の必要のなさが裏付けられます。
虫歯予防には砂糖を食べない、歯磨きをするということが１番だと思います。
・カンジダ症の人
・フッ素の弊害を知りたい人
・小さいお子さんがいるお父さん・お母さん
・腸内環境を良くしたい人