ハルダ・クラーク医師の寄生虫駆除方法〔ブラックウォールナッツ・ニガヨモギ・クローブ〕

カンジダダイエット

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知らない間に私たちの体に侵入し栄養素を奪い、体内で毒素を排泄する寄生虫。

衛生環境の悪い地域の問題、ペットの問題と思われたり、生のサーモンにいるアニサキスだけが注目されたりしますが、先進国で普通に生活しているだけでも寄生虫に感染することはあります。

 

寄生虫感染の症状、感染経路、寄生虫の種類については、別の記事で詳しく説明しています。

 

ネイティブアメリカンは昔から定期的な寄生虫駆除のため、故意に下痢や嘔吐を引き起こしていたそうです。

日本でも昭和の時代は定期的に虫下しを服用し、寄生虫駆除が行われていました。

だんだん衛生環境が改善し寄生虫の問題が目立たなくなっていったため、ギョウ虫検査なども廃止になりましたが、専門家では「現在でも80%以上の人が寄生虫に感染している。」という人もいます。

 

この記事では、寄生虫で有名なハルダ・クラーク医師のハーブを使った寄生虫駆除のやり方と、実際にその駆除をしてみた感想について書いています。

寄生虫を駆除することで一緒にカンジダ菌の除菌にもなるため、駆除後は体調の改善が期待できます。

 

こんな人に読んでもらいたい
・寄生虫駆除を考えている人
・カンジダ症の人
・がんの人

ハルダ・クラーク医師

ハルダ・クラーク医師は、栄養療法、自然療法に精通したカナダ人の生理学・生化科学博士です。

2009年に81歳で亡くなられています。

クラーク医師は、がんについて研究する過程で、寄生虫、細菌、ウイルス、真菌から、重金属、化学物質、放射能などに注目しました。

クラーク医師は、寄生虫ががんに関連していることを発見し、寄生虫駆除により悪性腫瘍を正常な細胞に戻せると言います。

 

 

クラーク医師の寄生虫駆除

寄生虫駆除の方法はいろいろありますが、クラーク医師は、

●ブラックウォールナッツ
●ニガヨモギ
●クローブ

の3種類混合のティンクチャー(抽出剤・チンキ)が、寄生虫の幼虫、成虫、卵すべてを駆除すると述べています。

1種類だけの使用は、例えば幼虫・成虫は殺すかもしれませんが、卵は死なず、問題は解決しません。

場合によっては、駆除前よりも悪化することもあります。

 

クラーク医師曰く、

一般的な医療機関で処方される寄生虫駆除薬は、体に有害な場合がある。さらに幼虫、成虫、卵のすべてに作用しない場合がある。

ということです。

特に、寄生虫感染に知識のない医師が間違えて抗生物質を処方すると、悪化することがあるそうなので、注意が必要です。

 

クラーク医師の寄生虫駆除方法は、がん治療を前提とした方法なためハーブを栽培・採取するところから始まり再現性は低いのですが、駆除剤を購入する際に参考になるため、紹介します。

 

ブラックウォールナッツ

 

ブラックウォールナッツは黒くるみです。

ブラックウォールナッツの木の周りにはどんな雑草も生育できない問いう特徴があり、それくらい強い抗菌作用があります。

ブラックウォールナッツは、秋の初めに地面に落ち、1〜2週間で黒くなり、その後腐っていきます。

寄生虫駆除に使用するブラックウォールナッツの収穫時期は重要で、地面に落ちた後、黒くなる前の緑のものが最適です。

寄生虫駆除用のティンクチャーに使用するのは、緑のブラックウォールナッツの外皮(Green black walnut hull)です。

この外皮を穀物アルコールで抽出することで、効果の強いティンクチャーができます。

水での抽出は効果が弱まるため、不可です。

 

ブラックウォールナッツのティンクチャーは、最初は緑色ですが時間が経つにつれて黒くなってきます。緑色のものの方が効果は高いのですが、黒くなっても効果はあるので心配はいらないということです。

 

ブラックウォールナッツは効果が強いため、過剰摂取で遺伝子の突然変異を誘発するという報告があります。

妊娠中、授乳中の方は摂取を避け、そうでない方も過剰摂取に注意してください。

 

ニガヨモギ

 

ニガヨモギは日本の一般的なヨモギよりも苦味があり、昔から伝統医療で使われてきたハーブです。

寄生虫駆除に必要なニガヨモギは少量ですが、これなしでは効果が得られない重要な成分です。

クラーク医師の方法では、葉を潰して摂取します。
葉をカプセルに入れて摂取することもできます。

米国では、1912年〜2007年の間、ニガヨモギの幻覚作用が潜在的な毒性と認識され使用が禁止されていましたが、現在は合法的に入手可能です。

ニガヨモギに含まれるツジョンという物質が、神経伝達物質であるガンマアミノ酪酸(GABA)をブロックすることにより、脳を興奮させる作用があると考えられています。

また、ニガヨモギの別の成分アブサンも、幻覚、不眠、痙攣を引き起こすことが報告されていますが、漢方などに使用されてきた歴史もあり、ニガヨモギは現在幻覚剤とは見なされていません。

ですがニガヨモギの過剰摂取には注意が必要です。
用量を守れば毒性はありません。

また、子宮収縮作用、母乳に成分が混入することがあるため、妊娠中、授乳中の方は、摂取を避けてください。

 

 

 

クローブ

 

クローブは料理にも使われる一般的なスパイスです。

クローブは寄生虫の卵の殻を溶解する作用があり、卵まで駆除できる貴重なハーブです。

より効果を得るためにクローブを粉砕する必要がありますが、これは摂取直前に行うことが好ましくなります。

このため、寄生虫駆除剤として購入したものを摂取する際は、古いものよりも新しいものの方が効果が高くなります。

また粉砕後のクローブでも、空気に触れないようにカプセルに密封されたものは、効果が持続します。

 

寄生虫駆除剤

クラーク医師の寄生虫駆除剤を手作りするのは大変ですが、すべて配合されたものが販売されています。

クシロ薬局パラサイトクリーンズ

こちら↓のクシロ薬局さんの製品は、ハルダ・クラーク関連商品として販売されています。

ティンクチャーは苦くてまずいので、それを避けたい方はカプセルがオススメです。
ただ18日間毎日数種類のカプセルを飲むのは結構辛いという意見も見かけました。

私は試したことがないので効果の方はわからないのですが、ネットで見たレビューでは好評価が多い印象でした。

用量、摂取スケジュールは、製品に詳しく記載されているので割愛します。

 

NOWグリーンブラックウォールナッツ ヨモギコンプレックス

ティンクチャーになっている駆除剤を購入するなら、こちらは↓黒くなる前のブラックウォールナッツを使用しているのでオススメです。

 

Now Foods, グリーンブラックウォールナッツ ヨモギコンプレックス、59ml(2液量オンス)
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ナウフーズ

 

こちら、初日は1日2回、5滴ずつを飲み物に入れて食前に摂取します。

次の日から10日目まで、毎日5滴を追加していきます。

1日目 10滴
2日目 15滴
3日目 20滴
4日目 25滴
5日目 30滴
6日目 35滴
7日目 40滴
8日目 45滴
9日目 50滴
10日目 55滴
11日目 55滴
12日目 55滴
13日目 55滴
14日目 55滴

この後、1週間休み、また2週間摂取します。

2回目の2週間は、1日55滴を2回に分けて毎日摂取します。

1日目 55滴
2日目 55滴



14日目 55滴

 

この2週間x2の摂取を行うと、だいたい1瓶全部使い切る量になっています。

 

私は最初に購入した寄生虫駆除剤があまりに不味かったため、子ども用にこちらのNOWの駆除剤を買い直しました。(NOWの駆除剤は、「大人向け」となっているのですが、ハルダ・クラーク医師の寄生虫駆除方法には子どもとペットに対しての駆除の用量も記載されているため、子どもには自己責任で摂取させています。)

こちらも味は不味いのですが、まだマシでした。

 

ワームス・ビー・ゴーン

ワームス・ビー・ゴーン(Worms-B-Gone)は、私が最初に使った激不味な駆除剤です。

こちらは米国のアーミッシュという一般社会から隔離されたコミュニティーの人たちに古くから伝わる寄生虫駆除剤で、FDA(米国食品医薬品局)から生産中止に追い込まれた歴史があります。
当時の「Old Amish Dewormer」という名前から、現在の「Worms-B-Gone」に名前を変えて再び発売されました。

そのような経緯から、この製品は米国とカナダでしか販売されていません。

日本からは購入できないのですが、せっかくなので紹介させてください。

 

アメリカ・カナダ在住でWorms-B-Goneを試してみたい方は、、こちら↓から購入できます。

Worms-B-Gone 16fl.oz

 

Worms B Goneも、

●ブラックウォールナッツ
●ニガヨモギ
●クローブ

がメインの原材料です。

その他には、

●オリーブリーフ
●パンプキンシード
●非加熱酢
●アルコール

が入っています。

 

記載されている用量は、

1日1回、大さじ1(15ml)を摂取することを5日間続ける。
その後1週間に大さじ3を摂取。

というシンプルなスケジュールです。

 

味はとても苦くアルコール度が強いため、子どもの摂取には向いていません。

魔女が作った毒薬を思わせる味で、体内の寄生虫が即死する映像をイメージさせます。

喉にしみる刺激があり、大人でも摂取に苦戦する駆除剤です。

 

私は便の中の明らかな寄生虫の死骸こそ発見できませんでしたが、体調には変化がありました。

私の変化は以下の通りです。

●起床時の舌苔が減った
●過食が治まった
●肉や刺身への渇望が減った
●ガスが減った

ダイオフや、好転反応はそこまでありませんでしたが、クレンズを始めた最初の方は眠りが浅くなったので「寄生虫が放出したアンモニアのせいかな?」と思いました。

 

寄生虫駆除剤摂取スケジュール

ハルダ・クラーク医師の、ティンクチャー、カプセルを自作した場合の、がん治療用寄生虫駆除スケジュールは以下の通りです。

 

ブラックウォールナッツのティンクチャー
(コップ半分の水とともに摂取)

1日目 1回1滴を4回
2日目 1回2滴を4回
3日目 1回3滴を4回
4日目 1回4滴を4回



20日目 1回20滴を4回

その後の3ヶ月間は、1日1回、20滴を摂取します。
途中で中断してしまったら、中断した時の量から再開します。

 

ブラックウォールナッツは、
20滴=2ティースプーン=5カプセル
になります。

 

ニガヨモギのカプセル
(水とともに摂取)

1日目 夕食前に1カプセル
2日目 夕食前に1カプセル
3日目 夕食前に2カプセル
4日目 夕食前に2カプセル
5日目 夕食前に3カプセル
6日目 夕食前に3カプセル
7日目 夕食前に4カプセル
8日目 夕食前に4カプセル
9日目 夕食前に5カプセル
10日目 夕食前に5カプセル
11日目 夕食前に6カプセル
12日目 夕食前に6カプセル
13日目 夕食前に7カプセル
14日目 夕食前に7カプセル
15日目 夕食前に7カプセル

この後は、7カプセルを一度に摂取することを週に1回、これを一生続けます。

 

クローブ
(サイズ00または、サイズ0のカプセルに粉末500mgを充填)

1日目 1日3回、食前に1カプセル
2日目 1日3回、食前に2カプセル
3日目 1日3回、食前に3カプセル
4日目 1日3回、食前に3カプセル
5日目 1日3回、食前に3カプセル
6日目 1日3回、食前に3カプセル
7日目 1日3回、食前に3カプセル
8日目 1日3回、食前に3カプセル
9日目 1日3回、食前に3カプセル
10日目 1日3回、食前に3カプセル
11日目〜3ヶ月間 3カプセルを一度に摂取することを週に1回、これを一生続けます。

 

最初に少量から始めるのは、体を慣らすためです。
プログラムを完全に終わらせることで、ほとんどの寄生虫が死にます。

 

 

寄生虫が死んでいく際に放出するアンモニアが引き起こす副作用、不眠症を避けるため、就寝前にオルニチンを1〜2錠摂取します。

 

Now Foods, L-オルニチン、500 mg、植物性カプセル 120粒
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ナウフーズ

 

 

ナイアシンアミドは、アルコールの解毒を助けます。

 

Now Foods, ナイアシンアミド、500mg、ベジカプセル100粒
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ナウフーズ

 

寄生虫駆除のタイミング

 

寄生虫は、満月の時に活動が活発になり繁殖するため、満月の5〜7日前に寄生虫駆除を始めることが一番効率が高くなります。

ハーブ、または駆除剤の摂取は、空腹時に行います。

 

寄生虫駆除プログラム中の食事

寄生虫駆除プログラム中の食事は、基本的には普通で大丈夫ですが、以下のことを心がけるとより効果が上がります。

 

●低糖食
●抗炎症食
●少食
●加工食品、ジャンクフードは避ける
●精製された食品を避ける
●アルコールを避ける
●生肉、刺身、寿司を避ける

 

寄生虫駆除により、寄生虫やカンジダ菌が死ぬため、解毒と腸内環境再建を助けるためのプロバイオティクスの摂取は推奨されます。

 

 

Garden of Life, 未加工プロバイオティクス、徹底ケア、ベジカプセル30粒
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ガーデンオブライフ

 

寄生虫駆除の注意点

寄生虫駆除剤が効きすぎて一度にたくさんの寄生虫が死ぬと、肝臓や腎臓が寄生虫の放出する毒素の処理に追いつかなくなることがあります。

この場合、疲労、めまい、ブレインフォグなどダイオフ症状として体調に出るため、これらのサインがあれば駆除を一旦休む、ハーブの摂取量を減らすなどで調節することが必要です。

ダイオフ症状の例

●肌のかゆみ・湿疹
●頭痛・めまい・吐き気
●眠気・疲労・ブレインフォグ
●下痢・便秘・ガス
●関節痛・筋肉疲労
●発熱・鼻水・鼻詰まり

 

ダイオフの対策は、

●こまめな水分補給
●肝臓サポートのサプリメント(ミルクシスルなど)
●サウナ
●適度な運動

などがあります。

 

 

このようなダイオフ症状を我慢してしまうことは危険な場合があります。

判断が難しい場合もあるため、寄生虫駆除はできれば専門家に相談できる状況で行ってください。

薬を服用されている方は、寄生虫駆除剤と併用してもいいのか、専門家に確認した上で行ってください。

また、寄生虫駆除はペットを含めた家族全員で行うと効果的です。

 

ツリーナッツ、ヨモギにアレルギーがある方は、別の方法での寄生虫駆除を検討してください。

 

 

 

寄生虫駆除の効果

寄生虫駆除により期待できる効果は以下の通りです。

●エネルギーレベルが高まる
●頭が冴える
●疲れない
●肌の調子が良くなる
●お腹の調子が良くなる
●前向きな性格になる
●やる気が湧いてくる
●過食しなくなる
●すっきり起きれる

 

寄生虫駆除プログラムを行っても、トイレで寄生虫を目視できる確率は低いようです。

私はネットで、

「寄生虫駆除をしたら、気持ち悪いくらい便に寄生虫が入っていた。一度、長い寄生虫がお尻の穴からぶら下がり、トイレットペーパーで掴んで引っ張り出さなければいけなかった。」

というエピソードを読んでいたので、それをイメージして毎回のお通じのたびに便を観察していました。

 

一度、便にこのような白い細長いものがたくさん混ざっていたことはあったのですが、(これもただの食べ物の可能性もあります。)

 

 

私がイメージしていたこういうのはお目にかかれませんでした…

大物は出てこなくても、見えにくいくらい小さい寄生虫や卵は排出できていたと思います。

 

まとめ

寄生虫の第一人者ハルダ・クラーク医師の提唱する寄生虫駆除の方法について説明しました。

私が寄生虫駆除をしようと思い、ネットで駆除剤を購入した時のお話です。

たまたまだと思いますが、購入後、お腹はいっぱいなのにもっと食べたい衝動にかられ、過食するように。

以前カンジダ症が酷かった時は過食も酷かったのですが、久しぶりに過食の欲求が戻ってきました。

その後、駆除剤が届きすぐに駆除を始めて、過食は治まりました。

体内に寄生虫がいると寄生虫が宿主をコントロールし、生魚や肉、甘いものが食べたい欲求に駆られると言いますが、私の過食も寄生虫の最後のあがきだったのかもしれないと思うと、ちょっと怖くなりました。

とはいえ駆除後の体調は良好で、これはこれからは1年に4回くらいやろうと思っています。

子どもは不味い駆除剤を飲むことを拒否し、どうしたらいいものか考え中なのですが、何かいい方法がありましたらまたこちらでシェアしたいと思います。

 

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