【閲覧注意】長男生後5ヶ月頃〜乳児湿疹が一番酷かった時期〜

赤ちゃんの足 乳児湿疹

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長男生後5〜7か月頃

 

 

 

 

長男生後5〜7か月は、乳児湿疹が一番重症だった期間です。

【閲覧注意】って、このサイトのトップページに一番酷かった時の写真を持ってきているので、今更感がありますが、重症だった頃の長男の写真、まだまだたくさんあるので興味がある方は見てやってください。

乳児湿疹の赤ちゃんがいらっしゃるお母さんには「上には上がいた。」「うちの子と同じだ。」などそれぞれ思うことがあるかと思います。

湿疹の状態

⇧背中です。
この時期は全身に湿疹が出ていました。

⇧カサカサ期
悪化してた時期の中でも、悪い時と少し治った感じがする時、
かさぶたになっているカサカサ期と膿や出血のあるジュクジュク期がありました。

長女の友達が長男の顔を見て「ゾンビだ!」と言ったことがあったんですが、私はそれを聞いて「上手いこと言う子だな〜。この子の血まみれの顔はまさにゾンビだな。」と感心してしまいました。

そしてちゃっかりこのサイトの名前として使わせていただいてます。

こんなゾンビみたいな私の息子ですが、母である私はいつも顔を眺めて「かわいいな〜」と思っていました。
私が眺めているとたまに長男がこっちを見るので目が合うのですが、「キャー(//∇//)」って感じで遠い昔の忘れかけていた初恋の甘酸っぱい感覚のようなものが蘇ってきたものです。

以前、乙武 洋匡さんの著書『五体不満足』を読みました。
乙武さん誕生の時のエピソードで、手足がない状態で生まれてきた乙武さんを初めて見た乙武さんのお母様の第一声が「なんて可愛いの!」だったと記憶しています。

これを読んだ時の私は子どもがまだいなかったのですが、「手足がない赤ちゃんを見てショックじゃなかったのかな〜?」なんて考えていました。

今なら乙武さんのお母様のお気持ち、よく分かります。

⇧ジュクジュク期

この時期はやっぱり痒いらしく、頻繁に掻いていました。

若すぎてまだ手がうまく使えなかったのか、私が抱っこしていると私の体に頭をこすりつけて掻いているいる時もありました。
母親としては、心が傷む瞬間です。

それなのに!
私にかさぶたをはがす癖があり、授乳中に長男の頭のかさぶたが目の前にあると、つい癖ではがして出血させたりしていました。
最悪ですね、私。

かさぶたは傷を守ってくれているので、無理やりはがしてはいけません。
かさぶたの下の皮膚が再生されれば自然にはがれ落ちるものです!

夜は寝れたか?

夜はたまに痒くて泣いて起きてしまうこともありましたが、割と寝てくれたので助かりました。
朝起きると長男が寝ていたところにコーンフレークのようなかさぶたがたくさん落ちていたのは、乳児湿疹あるあるです。

授乳時

授乳するときに私の肌に密着する長男の顔は、かさぶたでザラザラしていたのを覚えています。
ジュクジュク期はベタベタしていて、私の肌や服に血がついていたりも。

お出かけ

人目は多少気になりましたが、普通に外出もしていました。
⇧川に遊びに行った時の写真です。
椅子の上でお昼寝。

都会にお出かけ

私は田舎に住んでいるのですが、一度用があり街に出かけた時がありました。
ベンチに座っていたら、長男を見た子ども達が「この子の顔、どうしたの?」と話しかけてきました。
するとその様子を見ていた他の子ども達も集まってきて、一人の子が「ちょっと触ってみていい?」というので「いいよ〜」と言ったら、「僕も!」「私も!」と長男の湿疹に触ってみたい子ども達の列ができてしまい、私もその子達のお母さん達も苦笑い…
同じ日、せっかく街に来ているので、中国系のスーパーに日本の食材を買いに行きました。
買い物客もアジア人が多いのですが、普段暮らしている田舎とは違う空気です。
田舎の人口は白人メインのためか、そこまであからさまに長男を見る人はいないのですが、中国系スーパーでは、めちゃくちゃ見られました。
二度見する人、立ち止まってじっと見る人、連れの人に「あの子見て!」と指をさす人、すれ違ったのに長男をしっかり見るためにわざわざ戻ってくる人まで。
そしてレジのおばさん、長男を見た瞬間もう興味津々。
レジを打つ手が完全に止まり「ど〜しちゃったの、それ?」って、根掘り葉掘り聞いてきます。
私は見知らぬ人にそう聞かれた場合「食物アレルギーです。」と答えていました。
大抵みんなそれで納得してくれるので、その時もそう答えました。
おばさんも分かってくれましたが、目が長男の湿疹に釘付け。
なんとかレジを打ち始めましたが、普段そんなことしないくせに最後に買い物袋を私に手渡そうと、わざわざレジから出てきて私の前に立ち、抱っこ紐に収まっている長男をのぞきます。
レジを打っている時からずっと間近で見たかったのでしょう。
でも残念、後ろから次の客が来てしまい、おばさんは仕方なくレジに戻りました。
「たまに行く街も楽しいけど、やっぱ田舎に住んでいてよかった。」と思った1日でした。

病院

湿疹が出始めた頃、医者に見せに行ったことがあります。

私は最初からステロイドを使いたくなかったので、医者に行くのはどうしようかと迷いました。
『医者に行く=ステロイド処方』だと思っていました。

周りの人は、99%「医者に行け」派で、こんなにひどい乳児湿疹が出ているのに頑なに医者に行かない私は端から見ればイタい人だったと思います。

でも湿疹の上に新たにブツブツができた時、もしかしたら水疱瘡など移る病気かもしれないと思い、それを確かめるために医者に。

カナダでは、直接小児科や皮膚科に出向くことはできません。まずファミリードクターと言う総合の医者にかかって、ファミリードクターから専門の医者に送られます。

長男もまずファミリードクターにかかりました。

予想はしていましたが、やはり医者は湿疹しか見ていません。
「ウイルス性の病気ってことはないですか?」と聞いてみましたが、「多分・・違う」とのこと。

ステロイドの軟膏と抗生物質、保湿剤の処方箋をいただき、帰宅しました。

でも処方箋を持って薬局に行くことはなく、後日小児科から予約を取るように電話がかかってきましたが、「予定が分かったら折り返し連絡します。」と言って、連絡はしませんでした。

ナチュロパスドクター

普通の一般的な医者にかかったところ、予想どおりの診断と治療法だったため、私は長男とナチュロパスドクター(自然療法医)に行きました。

「ホメオパシーも良さそうだな」と思ったのですが、自宅から近かったのがナチュロパスドクターだったので、ナチュロパスへ。
ただそれだけの理由でした。

ナチュロパスドクターでは、初診のその日に血液検査をしました。
長男の人差し指の先に針を刺し、出てきた血を特殊な紙につけていきます。
血をつける場所は5箇所くらいありました。
その紙を検査する所に送るので、結果は1週間後とのこと。

1週間後、結果を聞くためにナチュロパスドクターに出向きました。

ナチュロパスドクターは、

「母親がカンジダ症にかかっています。カンジダ症の母親の母乳を飲む赤ちゃんもカンジダ症にかかり、それで湿疹の症状が出ています。体内のカンジダ菌を減らす食生活に変えれば、乳児湿疹は治ります。」

と。

産後、お菓子ばかり食べていた私ですが、こういう診断を待っていました。

「ステロイドなしでも治せますよ。」とドクターに言われたことが嬉しくて嬉しくて。

この日から私は張り切って『カンジダダイエット』を始めます。

注)ここでいう『ダイエット』は、体重を減らすとか痩せる目的ではなく、『食生活』という意味です。

ちなみに、このナチュロパスドクターは州の健康保険が効かないため、全額負担で$500(5万円)くらい支払いました。

支払いの時は私の正直な本心が「痛いな〜」とつぶやきましたが、今思うとナチュロパスドクターのおかげでかなりの改善が見られたので、$500くらい安いものです。

医者にかかる意味

お子様が乳児湿疹のお母さんには分かっていただけると思いますが、
周りの声が結構しんどいんです…

私の場合、実の両親も義両親も遠くに住んでいるため、じじばばからの声はあまり聞かずに済み助かったのですが、主人を始め、友達、医者、下手したら買い物に行ったお店の店員さんから道端ですれ違った人まで、たくさんの方に心配していただきました。

心配していただくお気持ちは本当にありがたいのですが、
聞かれることはほぼ「医者には診せたの?」!

真実は、
「診せて抗生物質とステロイドの処方箋をもらったが、薬を買いにも行かず何もしていない。」
なんです。

こう言うと、なんか私がネグレクトの虐待母みたいに思われるかな〜?と思い、

相手が仲のいい関係の方だったら、
「診せたけど、ステロイドは使いたくないから、今は別の治療法を模索している。」
(大抵の相手はこの回答を聞くと、腑に落ちない顔をします。)

知り合いでもないような方には、
「診せました。食物アレルギーなんです。」
と答えていました。

ナチュロパスドクターにかかった後は、「医者に診せました!!」
と堂々と言え、相手も
「あら、じゃあまあ大丈夫ね。」
となるので、そういう意味でも医者にかかったことは大きかったです。

 

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乳児湿疹
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ゾンビと呼ばれた赤ちゃん
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