私の長男に酷い乳児湿疹が発症し、ステロイドを使いたくなかった私は自然療法医(ナチュロパスドクター)に診察してもらいました。
結果的に自然療法医の指導の元、食事療法で乳児湿疹は自然治癒。
それまであまり知らなかった自然療法(ナチュロパシー)に興味が湧きました。
そんな自然療法について、どんな療法なのか、反対意見、国内で受診できるのかをこのブログで記事にしたいと思います。
自然療法(ナチュロパシー)とは?
自然療法(ナチュロパシー)とは、
身体が本来持っている自然治癒力を活かして健康を維持したり,病気を治そうとする医学のことである。自然療法とも訳されるこの療法は、アーユルヴェーダに代表されるインド医学、鍼灸や気功などをも含む中国医学、それにヒポクラテス医学のようなギリシャ医学、あるいはその後我が国で独自の発展を遂げた漢方医学など、凡そ数千年の昔から世界各地で受け継がれ発展してきた自然治癒力を尊ぶ伝統医学に共通する考え方に基づいている。
(中略)
通常の医学は,いつの時代も疾患の原因に対して注意を払うことなく,単に症状のみを抑えようとしてきたが,自然治療は単に症状を改善することよりも原因を取り除くことに重点が置かれている。
ページが見つかりませんでした | 特定非営利活動法人 医療教育研究所医療教育研究所のe-ラーニング“メディカルナレッジ®”は、いつでもどこでもしっかり学べます。メディカルナレッジ®は、薬剤師の生涯学習をサポートします。
自然療法(ナチュロパシー)とは、自然治癒を促す代替療法・民間療法とも言えるようです。
具体的な療法
・ライフスタイルの指導
・食事療法
・鍼治療
・運動療法
・薬草療法
・水療法
・マッサージ
・超音波療法
・光療法
私が自然療法医に受診した際の治療法は、「食事療法」がメインでした。
いくつかのハーブも勧められたので、「薬草療法」もありました。
自然療法はあやしい?
全くあやしくないと思います。
「代替療法」「民間療法」と聞くと、言葉自体があやしいイメージを持っているかもしれませんが、その理論は理にかなっていて、西洋医学の対症療法に対して自然療法の原因療法の方が本来の治療のあり方だと思います。
とはいえ、代替療法や民間療法には逆風は付き物。
英語のウィキペディアの「自然療法」の説明は、アンチ自然療法の人が書いたとしか思えない、偏った説明でした。
要約すると、
・疑似科学的実践を採用する代替医療の一形態
・エビデンスに基づいた医学ではない
・医学的検査、薬物、予防接種、および手術など現代の医療行為に反した療法
・非科学的概念に依存
・事実上のメリットのない診断と治療を行う
・アメリカ癌協会などから告発されている
・世界中の法廷で刑事責任を負っている
・自然療法医が自分自身を医療専門家として名乗ることは犯罪
と、最初の説明の部分はボロクソに書いてあります…
最初の部分が終わると、ちょっと気が済んだのか、自然療法の歴史が割とニュートラルな視点で説明してあります。
こういう意見もあるという例でした。
国内で自然療法医に受診できる?
海外の方が自然療法医が多い印象ですが、日本は?
私が受診したのはカナダ(しかも自宅から徒歩圏内)の自然療法医で、日本で受診できるのか分からなかったので、検索してみました。
「日本自然医学会」のサイトが見つかりましたが、具体的な医療機関の連絡先の表記はこのサイト内では見つけられませんでした。
検索で東京と京都の自然療法の医療機関は出てきましたが、自然療法医として開業している医療機関よりも、ホメオパシーの医療機関の方が多い印象です。
数は少ないけど、国内にも受診できる自然療法医がいるようです。
まとめ
自然療法は、現代医学とは違った視点で疾患の原因を取り除く療法。
民間療法・代替療法でもあるため、反対意見も多い。
国内にも自然療法医が存在する、という結論でした。
自然療法で受診されたい方は、一度検索してみてください。
これから国内でも自然療法の医療機関が増えてくるのでは?と思います。
補足・私の行った食事療法の具体的なやり方です。↓
・自然療法について知りたい
・ケミカルの薬を使いたくない
・西洋医学で良くならない
・セカンドオピニオンを違う視点から聞きたい