カンジダダイエット・カンジダ除菌失敗の7つの原因

カンジダダイエット

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カンジダダイエットは、腸内で増殖しているカンジダ菌のエサになるような食品を避け、腸内の炎症を抑える効能がある食品を中心に摂取する食事療法で、カンジダ除菌とも呼ばれます。

 

 

砂糖・炭水化物・グルテン・添加物・カフェイン・アルコールなど、避ける食品がたくさんあるため、かなり厳しい食事制限です。

 

そのため挫折する人も多く、続けられたとしても「症状が改善しない」という声も聞きます。

 

カンジダダイエット失敗の原因はどこにあるのでしょうか?

 

 

この記事では、ナチュロパスドクターのエリック・バッカー先生、栄養士のリサ・リチャーズ先生の、栄養コンサルタントのマリー・バンス先生という、カンジダ症に精通した3名の専門家のサイトを参考に、原因について考えてみました。

 

 

こんな人に読んでもらいたい
・カンジダダイエットが続かなかった人
・カンジダダイエットで症状が悪化した人
・カンジダダイエットをやってみようと思っている人

カンジダダイエット失敗の7つの原因

1、準備不足

今すぐにでも症状を改善させたいところですが、カンジダ菌の増殖が何年も放置されていた場合、カンジダ菌はバイオフィルムという自分たちの家に、相当量の毒素を溜め込んでいる可能性が高くなります。

 

 

 

 

その状態で突然厳しい食事制限を始めると、溜め込まれていた毒素、死んでいくカンジダ菌が放出する毒素が一気に肝臓に押し寄せることで、肝臓の毒素を処理する許容範囲を超えてダイオフという症状が出てしまいます。

 

 

 

 

このダイオフを極力避けるために、カンジダダイエットを始める前に副腎疲労の対策をし、肝臓をサポートするサプリメントを摂取しておくことが推奨されます。

 

 

 

 

 

2、ストイックすぎ

副腎疲労対策をしてカンジダダイエットを始めたとしても、ダイオフが来ることはよくあります。

 

その場合、教科書通りのカンジダダイエットに固執するのではなく、食事制限を多少緩める必要があります。

 

教科書通りのカンジダダイエットでダイオフがなく、スムーズにカンジダ除菌を終える人は滅多にいないので、ほとんどの場合で食事制限を緩める必要が出てきます。

 

また、カンジダ症と共にIBSやSIBOの症状がある人は、カンジダダイエットのみに固執することなく、低FODMAP食なども臨機応変に取り入れる必要があります。

 

自分にとって不耐性・アレルギーがある食べ物、消化しにくい食べ物を知り、それを避けることも大切です。

 

カンジダ菌はもともと酵母の形で腸内にいる日和見菌で、増殖し真菌になってバイオフィルムを作るために、体に不調が生じます。

 

私たちの目指すところは、カンジダ菌を餓死させて皆殺しにすることではなく、バイオフィルムを破壊し、大人しい酵母に戻ってもらうことです。

その過程で一定数のカンジダ菌は死ぬことになりますが。

 

 

3、天然の抗菌剤の間違った使用

カンジダダイエットでは、抗生物質のような作用がある天然の抗菌剤を摂取します。

 

 

いろいろ種類がある天然の抗菌剤ですが、人によって、物によって、合う合わないがあります。

 

また、天然の抗菌剤はだいたい1週間くらいを目安にローテーションで違う種類を使うことが推奨されていますが、ほんの数日の摂取でカンジダ菌が耐性を持ってしまうケースもあるそうです。

 

どの抗菌剤が自分に合っているのか、見極めは難しく、専門家に相談することが一番ということです。

 

4、プロバイオティクスが合っていない

摂取しているプロバイオティクスが自分に合っていないという場合があります。

 

症状の悪化はダイオフのせいなのか、プロバイオティクスが合っていないせいなのか、見極めは難しいのですが、ダイオフ対策をした上で2週間プロバイオティクスを摂取して症状が改善されない場合は、合っていないことを疑ってみてください。

 

 

 

5、精神的な問題

いくら完璧な食生活をしていたとしても、ストレスがある状態ではカンジダ症の改善は難しいようです。

 

 

 

例えば長年グルテンのある食生活に慣れ親しんできた人は、グルテンフリーに変えることは最初は大変だと思います。

 

そこでグルテンフリーの食生活を楽しむ方向に変換できればいいのですが、「グルテンフリーは辛い」と思ってしまうと、それがストレスになり腸内環境改善の障害になります。

 

 

 

 

6、カンジダ菌のエサになる食品に気づいていない

ホールフードダイエットをしている分には大丈夫ですが、加工食品を食べる際、外食をする際、グルテンや甘味料が入っていることに気づかないことも多くあります。

 

意外なところでは、サプリメントの添加物にカンジダ菌のエサになる成分が入っていたりします。

 

 

 

 

また、良くないとはわかっていながら付き合いで少しだけ飲むお酒、果物ならまだマシと思い食べている糖度の高い果物などが、思っている以上にカンジダ菌の成長を増殖していることがあります。

 

 

7、カンジダダイエット終了後の食事の戻し方が急すぎる

ダイオフを乗り越えた時点でカンジダダイエットのゴールが見えてきます。

 

カンジダ除菌が成功したと思って急に元の食生活に戻してしまうと、それまでの努力が無駄になる可能性があります。

 

カンジダ除菌をしたからといって、腸内のカンジダ菌が全くいなくなったわけではありません。

 

生き残ったカンジダ菌も空腹状態にあるため、ここで砂糖などのエサを与えると、カンジダ菌増殖が復活し、最悪カンジダダイエット前よりも症状が悪化してしまうことがあるそうです。

 

食生活を戻す際は慎重に、ゆっくりゆっくり戻す必要があります。

 

 

 

まとめ

 

 

 

 

 

カンジダダイエット挫折や、カンジダダイエットを行っても症状が改善されない原因でよく見られる原因を7つ紹介しました。

 

私の勝手な想像ですが、ほとんどの人が体に悪い食品を罪悪感なく日常的に食べる中、カンジダダイエットや糖質制限、ケトジェニックダイエットなどをやってみようと思う人は真面目で意志が強い人が多いと思います。

 

ただ、時には固執し過ぎることが仇になることもあるようなので、臨機応変にすることも大切です。

 

(この記事に書いていることは全て、カンジダダイエットに初めて挑戦していた頃の自分に向けて書いています。)

 

 

 

 

 

 

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