「自然は脈動する – ヴィクトル・シャウベルガーの驚くべき洞察」のレビュー

雑記

〈景品表示法に基づく表記〉当サイトのコンテンツには、広告を掲載している場合があります。


自然との共生を模索している人はより自然の気持ちを理解したいと思うのは当然のことですが、残念ながら学校やテレビではほとんど教えてくれません。

この記事では、学校やテレビが教えてくれない自然の気持ちについて書かれた本、「自然は脈動する – ヴィクトル・シャウベルガーの驚くべき洞察」を紹介しています。

平均的な人よりも自然を観察することが好きで洞察力に長けていたオーストリアの森林観察員・発明家、ヴィクトル・シャウベルガー(1885〜1958年)が解き明かした自然の秘密について書かれています。

銅線で作ったアンテナを家庭菜園に立てると収穫量が上がるエレクトロカルチャーについてのブログ記事を書いた際、いろいろ調べる中で気になった本です。

 

 

普通に生きているだけで食べ物・飲料水・空気などから健康を害すレベルの毒を摂取してしまう現代。
将来健康的な生活をしていくには、自給自足が必須であることを感じ取られている方は増えていると思いますが、この本にはそんな将来の生活の助けになるようなヒントがたくさん書かれています。

 

この本は、家庭菜園をされている方、物理好きの方、建設やデザインに関わる方に特にオススメしたいです。
逆に、難しいのが苦手な方や資本主義万歳という方にはあまりオススメできません。

 

 

「自然は脈動する」本の詳細

2003年発刊の「自然は脈動する – ヴィクトル・シャウベルガーの驚くべき洞察」(Hidden Nature: The Startling Insights of Viktor Schauberger )の詳細です。

 

著者のプロフィール

著者のアリック・バーソロミュー(Alick Bartholomew)は、ヴィクトル・シャウベルガーの研究家です。
1963年にレイチェル・カーソンの「沈黙の春」の刊行に編集者として携わった経歴も持ちます。

 

 

ヴィクトル・シャウベルガーのプロフィール

ヴィクトル・シャウベルガー(1885〜1958年)は、オーストリアの森林管理者、博物学者、哲学者、発明家、生体模倣実験者でした。

フリーエネルギーで有名なニコラ・テスラ(1856-1943年)に匹敵する天才でしたが、利権から享受を受ける科学にとっては脅威であったため、彼の発明は隠されてきました。
彼の知識は第二次世界大戦中にヒトラーに利用されたこともあります。

環境を汚染せず、廃棄物を出さない内破(爆縮)テクノロジーを使った彼の主な発明は、以下の通りです。

  • 飛行機
  • 潜水艦
  • 自動車の推進力となるもの
  • 家庭用の電力
  • 冷暖房装置
  • 汚染された水から高品質な水を作り出す装置
  • 山から木材を簡単に輸送できる水路システム

 

訳者のプロフィール

訳者の野口正雄さんは、医学関係をはじめ自然科学系の文献の翻訳に従事している方です。

 

目次

この本は6部構成になっています。

第1部 もう一つの世界観
第2部 この世界はいかにして機能しているのか
第3部 水ー生命の源
第4部 樹木という生物
第5部 自然との共働
第6部 エネルギーの革新

 

心に残ったところ3選

1、自然は直線が嫌い

あらゆる生命は動きである。自然界の動きに直線はなく、らせん形、あるいはらせん状の渦巻きの形をとる。らせん形は混沌から秩序を発達させる流体エネルギーの本来の姿である。
出典:「自然は脈動する – ヴィクトル・シャウベルガーの驚くべき洞察」74ページ

 

古代ギリシアの哲学者デモクリトスは、

「初めに渦巻きありき」

という名言を残しています。

 

この本で何度も語られることの一つが、直線はダメ、曲線ではなければいけないということ。
その中でも特に、渦巻きやらせん状が大切ということです。

川の水、血液、液体、気体、エネルギーなどはらせん状に動くことを好み、その動きにより生じる温度変化などによって機能しているそうです。

確かに赤ちゃんも回旋しながら生まれてきます。

現代社会に存在する家や水道管は直線で作られることがほとんどですが、それもダメ。
作る際は直線で作った方が簡単そうに思えますが、機能面を考えると曲線で作ることが好ましいそうです。

 

ヘビがとぐろを巻くのには意味があるのかも?

 

本の中で何度か出てくるエピソードである、水の流れに逆らって泳ぐ川魚のマス。
マスはらせん状に流れる水の温度差による求心力を利用し、簡単に逆上できてしまいます。
ヴィクトル・シャウベルガーが川の上流に熱湯を注ぐと水に微妙な温度の乱れが生じ、マスはそのまま流されてしまったとのこと。

 

こういったことは今まで教わってこなかったので、目からウロコでした。
むしろ直線こそが合理的と思っていました。

将来家を建てる機会があれば、確実に考慮したい要素です。

 

2、良質な水

真の泉ははるかに深い層から湧き出る。水は長い年月をかけて古代の帯水層や貯水層に集まり、地表に現れるときには水の年齢は数百歳に達していたり、癒しの力をもつ有名な熱泉では数千歳ということさえある。この年齢のおかげで、そのスパの水は極めて豊富なミネラルをバランスよく含んでいる。パキスタンのフンザの谷、つまりコーカサス山脈の豊かな水は、地元の人たちの長寿の源と言われているが、やはり真の泉から湧き出るものである。ここで違うのは、水が高山で湧き出した後に、氷河の豊かな水や、活発な渓流が表面の岩を侵食する作用から生じるミネラルで補われているという点である。
出典:「自然は脈動する – ヴィクトル・シャウベルガーの驚くべき洞察」171ページ

 

この本では、湧き水が高品質な水であるとし、治癒力を持っていると述べています。
そこで私は泉に行って水を汲んで飲もうと思いましたが、泉の水は周りの動植物に酸素を与えた後の水であるため、酸素含有量が低く飲むのは危険ということです。

泉の水が川に流れ出ることにより、酸素や他の物質を呼吸するように吸収・排出していくそうです。

「こういう水を飲みなさい」とは明記されていませんでしたが、人が飲料水として摂取するなら綺麗な川の水が適していると解釈しました。

 

逆に水道水は死んだ水であり、一度塩素を添加されている水は汚染エネルギーを記憶しており、たとえ濾過したとしても死んだ水ということは変わらないそうです。
らせん状に渦巻く水こそ生きた水ということです。

 

水道水の危険性を指摘し、逆浸透膜(RO)浄水器や水蒸留器 (ウォーターディスティラー)を勧める発信をしてきた私としては、かなり考えさせられる記述でした。

 

特に有害物質も有益なミネラルも何も入っていない純粋な水である「蒸留水」。
この本によると、蒸留水の長期的摂取も危険であり、蒸留水はデトックス目的での短期的摂取のみに適しているということです。

行政が水道水の浄水と水道管を根本から見直す、またはヴィクトル・シャウベルガーが発明した、汚染水を高品質な水に変える装置が家庭用で販売されるといいのですが…

 

水道水の汚染エネルギーを消すという意味では、ブルーソーラーウォーターは理にかなっているかもしれません。

 

3、農業のポイント

ヴィクトルは、鋼鉄製の鋤によって土壌が損なわれるさまを観察した。鋼鉄製の鋤が地中をすばやく引かれると、微小な強誘電性、強誘磁性の流れが生じ、これが電気分解と似た形で土壌中の栄養に満ちた水分子を分解して、水が失われてしまうのだ。水分子の表面張力は低下し、土壌はエネルギーポテンシャルを失い、栄養に満ちた微細エネルギーが消失する。これによって土壌の微細エネルギーが損なわれるだけでなく、栄養元素が変質したり、成熟した水分子から失われてしまう。残った水は、単純な、栄養的価値のない幼い水になる。
出典:「自然は脈動する – ヴィクトル・シャウベルガーの驚くべき洞察」293ページ

 

エレクトロカルチャーの具体的な方法、銅線のアンテナの作り方などの記述はないのですが、エレクトロカルチャーが収穫量を上げる原理などが説明されています。

現代の農業機械を使った大規模農業、NPK(窒素・リン酸・カリ)の肥料を使う農業、単一栽培農業、遺伝子組み換え作物と農薬などが、いかに効率が悪く、負の面しかないかがよくわかります。

 

ここに書かれていることを家庭菜園に取り入れるとしたら、

  • 空から長距離落下し高エネルギーを持つ雨水を貯め、植物にあげる
  • 水のタンクは卵形
  • 異なる植物は地下の異なる深さに根を張るため、競合しない、共生する→様々な植物を栽培する、雑草は抜かない
  • 鉄、ニッケル、コバルトの農耕具は使わない
  • 鋼鉄製でも銅メッキの農耕具は土壌の肥沃さを高める
  • 青銅製の鋤の刃で土を8の字に求心的に内側に巻き込むように耕す
  • 畝(うね)は真っ直ぐ作らない、全体を南北に整列させて曲がりくねった畝にする
  • 幅広いミネラルを含む火成岩(花崗岩、玄武岩など)の岩粉を散布するとさまざまな微生物がふんだんに成長する

 

水を飲むときはこういう形のグラスがいいのかもしれません。

 

ワイングラスにこのように水を入れたり。

 

まとめ

エレクトロカルチャーの理解を深めるために読んだ「自然は脈動する」。

約100年前を生きていたヴィクトルは、現代よりもさらに先を行く4次元・5次元的なエネルギーに通じていたんだと思いました。

普通に義務教育を受けて、人生の大半をテレビと共に暮らしてきて、おそらく3次元的な物の見方が定着していると思われる私にとっては、この本は難しい部分が多く1度読んだだけではよくわからないので何度か読む必要がありそうです。

ただこうして4次元・5次元的な見方のヒントだけでも与えてもらえると、川に行った時の景色も全然違ったものになりますし、家庭菜園で野菜を栽培することに対しての見方も変わってきます。

見方が少し変わったことにより、経験から学ぶ機会も増えるかもしれません。

この本には他にも、

  • 寄生虫は自然の健康警察
  • 心臓はポンプではない
  • 水中の現象は植物の中に現れる
  • 水は4℃でエネルギー量が最大になる
  • ホピ族やオーストラリアのアボリジニーがウランを蔵する場所を聖なるものと考えていた

など、興味深い記述でいっぱいでした。

詳しいことを知りたい方は、ぜひ読んでみてください。

 

 

 

サポートのお願い

いつもありがとうございます!
この記事が気に入ってくださった方、寄付してあげてもいいという方がいらっしゃいましたら、サポートしていただけると嬉しいです。

コンテンツを充実させるため、Amazonギフト券を書籍購入などに使いたいと思います。
額は送り主様が指定できます。(最低15円から)

受取人のEメールアドレスは、「yukocandida@gmail.com」でお願いします。※投げ銭受け取り専用のEメールアドレスになります。他のメールは受け取れない設定にしてありますのでご了承ください。

よろしくお願いします。

雑記
スポンサーリンク
ゾンビと呼ばれた赤ちゃん
タイトルとURLをコピーしました