毒キノコとして知られる「ベニテングダケ」。
実はベニテングダケ摂取での死亡例は少ないことに加え、マイクロドーズ(少量摂取)では逆に健康効果が得られるらしく、海外のマニアを中心にベニテングダケのマイクロドーズが注目されています。
しかも、ベニテングダケは美味しい!
キノコに執着心を持つ私は、ずっと気になっていたベニテングダケを採取し摂取してみました。
命の危険はないかもしれないけど、生活があるので中毒は避けたい…
そんな思いから、摂取前は結構調べました。
ベニテングダケ=毒キノコ、が常識になりつつあるため情報は少なかったのですが、海外のサイトやソーシャルメディアから引っ張ってきた情報を自分の判断で精査し、摂取に至りました。
ベニテングダケは噂通りかなり美味しかったし、睡眠の質を改善する効能、精神活性作用を得られました。
この記事はベニテングダケ摂取のススメではなく、私が調べたことの覚え書きと自己責任で摂取した体験談を書いています。
したがって、摂取する場合は自己責任でお願いします。
わからなくて結論が出ていない部分もあります。
ご了承ください。
ベニテングダケとは?
茎は白く、赤〜オレンジ色の傘に白い点々が付いているベニテングタケは、世界の各地で生息しているキノコです。
日本では中部以北、長野県の菅平や北海道などスキー場があるところで採れるようです。
時期は秋のはじめ。
夏の終わりから秋のはじめの大雨の後に生えてくると言われています。
毒キノコと言われていますが、鹿、リス、キツネやハエに大人気のキノコです。
ベニテングダケは偏性菌根菌であり、生息ために木の根とのつながりを形成する必要があります。
木と共生関係を作り、宿主の木に栄養分と余分な水を提供し、木は菌類に糖分を提供します。
テングダケの効能はこうした自然の恵みから来ていますが、逆に言うと人工的に栽培することはできません。
ベニテングダケの特徴
- 傘が赤〜オレンジ色
- 白いイボがあるが、取れやすいのでないものもある
- 柄は白く、上の方にツバ
- 柄の下部に塊茎状に膨らんだツボ
傘が開いていないものが幼菌で、傘が開いているものが成菌です。
ベニテングダケの入手方法は、自分で採取する以外に、ネットショップで以下の形態のものを購入できます。
- 乾燥キノコ
- 粉末
- カプセル
- グミ
- チンキ剤
私はキノコについてよく調べているからか、海外のネットショップをやっている人からよく営業のDMが来ます。
ベニテングダケに限らず、キノコ類は環境中の毒素を吸収する性質があるため、大きい道路の近くや汚染のある地域での採取は避けましょう。
ベニテングダケは通常合法ですが、以下の場所では違法です。
- アメリカ・ルイジアナ州
- オランダ
- タイ
- オーストラリア
- ルーマニア
ベニテングダケの毒成分
- イボテン酸
- ムッシモール
- ムスカリン
日本語の記述では上記の3つの成分がベニテングダケの毒成分と言われていますが、英語の記述では少し違っている印象があるので混乱しています。
英語の記述では、ムスカリンは毒だけど少量しか含まれていないので、多量に摂取しなければ大丈夫。
一番含まれる割合が大きい毒、イボテン酸を脱炭酸というプロセスでムッシモールに変換する必要がある。
海外の人はこれを「毒抜き」と考えている人が多いです。(脱炭酸のやり方はこの後説明します。)
ムッシモールはGABAに作用するため、毒というよりもむしろ有益物質と見られている印象です。
GABAがないと常に不安、憂欝、不眠状態に陥ります。
否定的感情を制御するためには、GABAは不可欠です。
日本での毒抜きは、
- 茹でる
- 塩漬け
熱を加えるとイボテン酸が脱炭酸されますが、塩漬けについての英語での記述は一つしか見つけられませんでした。
塩漬けは日本ならではの毒抜き方法のようです。
さらに茹でることも、イボテン酸が茹で汁に溶け出してしまって最終的にムッシモール量も減ってしまうもったいない方法と見られています。
毒による影響は、
- 嘔吐
- 腹痛
- 下痢
- めまい
- 錯乱
- 幻覚
- 痙攣
- 倦怠感
- 膨満感
などです。
ベニテングダケは、アルコールの摂取が始まるよりも1万年以上前から摂取されていた歴史がありますが、長い歴史の中でも死亡例はほとんどないとのことです。
ベニテングダケの致死量は生のもので5kgと言われています。
平均的なベニテングダケの重量が20〜60gなので、60gのベニテングダケを83本ほど食べれば死ぬかもしれないというレベルです。
したがって「ベニテングダケは猛毒」というのは、少し語弊がある気がします。
ベニテングダケのうま味成分
ベニテングダケは美味しいと聞いていましたが、食べてみて本当に美味しかったです。
これについても日本と海外で温度差があるようで、「ベニテングダケをマイクロドーズしているけど、とにかく不味い。あの苦さをなんとかして欲しい。」という英語の書き込みを見ました。
あんなに美味しいキノコに対してそんなことを言ってしまうとは!
そもそも海外の人は、ベニテングダケに美味しさを求めていない気がします。
そして出汁的なうま味を美味しいと感じられない人が多い??
サイケデリック的な酩酊状態や、精神的な効果を求めている人が多い印象です。
FBのベニテングダケグループで、海外の人はベニテングダケ茶を飲むことを「セレモニー」と呼んでいることを知りました。
日本人は純粋に美味しいキノコだから食べる。
私もこちらのタイプです。
ベニテングダケのうま味成分はイボテン酸と言われていますが、私は脱炭酸後のベニテングダケもかなり美味しく頂いているので、ムッシモールも美味しいのではないか?と思っています。
脱炭酸されていないベニテングダケと食べ比べていないので間違っているかもしれませんが…
長野県上田市周辺では、昔からベニテングダケを塩漬けにしてそばに入れて食べる風習があったようですが、ベニテングダケを食べてすごく納得でした。
そばやうどんに合いそうな味なんです。
その後、少量の乾燥ベニテングダケを入れたそばを作ってみましたが、少量でも感動的な美味しさでした。
出汁としてうま味がすごい力を発揮します。
イボテン酸が有毒だという意見には反対意見もあり、日本の毒抜き方法が必ずしも海外と一致しないのは、そのせいかもしれません。
ラットの実験でイボテン酸が神経細胞に損傷を起こしたという結果がありますが、この実験ではラットがイボテン酸を経口摂取するのではなく、ラットの脳に直接注入されています。
この実験は、「ベニテングダケ(イボテン酸)は毒」という図式を作る目的で行われた可能性があります。
ベニテングダケの効能
多量摂取で中毒の症状を引き起こしてしまうベニテングダケですが、少量摂取で有益な効能をもたらすことが報告されています。(公式の実験研究結果はありません。)
ベニテングダケのマイクロドーズの効能は以下の通りです。
- 不眠の改善
- 依存症の改善
- 自閉症・ADHDの改善
- 鎮痛作用
- 炎症の軽減
- 認知機能向上
- 女性の更年期障害の軽減
- 真菌症の改善
- ストレス軽減
- ポジティブ思考
- 恐怖心の払拭
ベニテングダケは、幻覚作用をもたらすサイケデリックではありませんが、神経伝達物質であるGABAに作用することでリラックスする作用をもたらします。
そのため、トランス状態に入るためにシャーマンが使用したり、宗教行事に使われたりします。
冬は日照時間が短いシベリア地方では、秋に採ったベニテングダケを乾燥させて保存し、冬に摂取することで冬季うつの症状を軽減していたということです。
ベニテングダケはマジックマッシュルームの一種と勘違いされることがありますが、マジックマッシュルームの幻覚物質、シロシビン(サイロシビン)は、ベニテングダケには含まれません。
ババ・マーシャ医師の実験
ロシア人医師のババ・マーシャさんは、ベニテングダケのマイクロドーズの観察実験の結果を「Microdosing with Amanita muscaria」という本にまとめています。
5900人が参加し、2年間かけて実施された研究は科学分野でスタンダードであるランダム化二重盲検研究ではないものの、ベニテングダケが人にどのような影響を与えるかについて、とても興味深い結果が出ています。
一部を紹介します。
●ベニテングダケマイクロドーズに対しての全体的な感想
92% 肯定的
2% 否定的
6% どちらでもない
●ベニテングダケマイクロドーズ効果の安定性
74% マイクロドーズ後も効果は安定
21% マイクロドーズ中のみ効果は安定
5% マイクロドーズ後不安定に・依存性あり
●ベニテングダケマイクロドーズ後の離脱症状
74% 離脱症状なし
17% 気分が不安定に
6% 不眠
3% その他
●ベニテングダケマイクロドーズ後の状態の変化
75% とても良いと感じた
22% 前の状態に戻った
3% 以前より状態が悪化
●ベニテングダケマイクロドーズを続けるか?
93% 継続している、繰り返す予定
7% 中止予定
●ベニテングダケマイクロドーズのうつや低エネルギーレベルへの影響
79% プラスの効果
3% マイナスの効果
8% 一時的な効果のみ
10% なんとも言えない
●ベニテングダケマイクロドーズは抗うつ剤の代わりになるか?
89% なる、素晴らしい結果
11% 結果なし、抗うつ剤に戻る
●抗うつ剤からベニテングダケマイクロドーズに切り替えたペース別結果
60% 即断薬、プラスの結果
19% 減薬後の断薬、プラスの結果
7% 即断薬、マイナスの結果
14% 減薬後の断薬、マイナスの結果
●うつの人のベニテングダケマイクロドーズの感想
- 生きる願望が芽生えた
- 穏やかな喜び
- 内なる声が強化された
- 攻撃性の減少
- 優先順位の再評価
- 恐怖心の消滅
- 精神的トラウマの再考
- 世界観の再考
- 考え方の変化
- 膨らんだエゴの感覚の減少
- 罪悪感の消滅
- 悲しみの減少
- 自信の向上
●ベニテングダケマイクロドーズの創造性への影響
63% 肯定的な結果
37% 変化なし
●ベニテングダケマイクロドーズの睡眠への影響
73% ぐっすり眠れた
10% 不眠症
17% 変化なし
●ベニテングダケマイクロドーズの自閉症への影響
77% プラスの影響
8% マイナスの影響
15% 変化なし
●ベニテングダケマイクロドーズの関節炎への影響
70% プラスの影響
30% 変化なし
●ベニテングダケマイクロドーズのアルコール依存症への影響
35% 断酒
50% プラスの効果
15% 変化なし
参加者がロシア在住の自分から参加希望した人たちであることから、結果には多少のバイアスがあるとは思いますが、それでも素晴らしい結果だと思います。
ババ・マーシャのインタビュー動画。
ベニテングダケのマイクロドーズとは?
サイケデリックや違法薬物などの精神活性剤を「ハイになる」「トリップする」ことを目的で使用することを「マクロドーズ」と呼ぶそうです。(マクロ=多量)
マイクロドーズ(ミクロドーズ)は、ハイにならない用量で精神活性剤を使用することで、ベニテングダケの場合、乾燥ベニテングダケ0.25〜2gがマイクロドーズの摂取用量です。
ちなみにマクロドーズは10g以上になります。
マイクロドーズを定期的に繰り返すことで、ベニテングダケの効能を享受します。
毎日のマイクロドーズは効果を感じにくくなるため、休息日を入れて行います。
プロトコルは色々あるのですが、一番メジャーなもので、
で行います。
マイクロドーズは一定期間継続すると、摂取をやめた後も効果が継続するという特徴があります。
摂取期間、摂取頻度は個人差があるので、自分で自分に合ったやり方を模索していくようになります。
摂取量が少量すぎる場合、効果は何も出ません。
ベニテングダケの脱炭酸方法
ベニテングダケに含まれるイボテン酸の化学構造上のカルボキシル基が二酸化炭素の形になって放出される化学反応を「脱炭酸」と呼びます。
脱炭酸によりイボテン酸はムッシモールになります。
採れたてのベニテングタケにはイボテン酸が多く含まれており、ムッシモールはほとんど含まれていません。
残念ながら、イボテン酸自体には不快な副作用があります。
一方、ムッシモールは日本語の記述では「毒」とされていますが、微量投与で素晴らしい治癒効果をもたらします。
ベニテングダケは、採れた場所、その個体によってイボテン酸・ムッシモールの含有量の割合が異なります。
標高が高い場所で採れたベニテングダケほどイボテン酸の割合が低くムッシモールの割合が高いという情報もあります。
目安としては、平均的なサイズのベニテングダケ傘にイボテン酸70mg、ムッシモール6mg含有ということです。
脱炭酸を行っても、含有されているイボテン酸が完全にムッシモールに変わることはなく、脱炭酸はムッシモールの割合をより増やす目的で行われます。
脱炭酸のやり方は数通りあり、熱、酸、圧力のどれか、または全部が必要になります。
乾燥
採ってきたベニテングダケは、乾燥が最短で済むように、土や汚れを布巾などで落とします。
水洗いしてもいいのですが、傘の裏のひだが濡れると乾燥が大変なので濡らさないように気をつけます。
傘の上のイボは取れてしまっても大丈夫です。
小さいものはそのままで、肉厚のベニテングダケは乾燥しやすいように薄く切って乾燥します。
自然乾燥の場合、メッシュの網などに採取してすぐのキノコを置き、直射日光が当たらない風通しのいい場所に置きます。
暖房の温風、扇風機の風が当たるようにすると乾燥プロセスを速められます。
完全に水分が抜け、パキっと折れるようになるまで乾燥させます。
食品乾燥機を使う場合、摂氏38〜60度(華氏100〜140度)で、4〜8時間かけて乾燥させます。
オーブンの場合、トレイにキノコを置き、摂氏49〜60度(華氏120〜140度)で、3〜8時間かけて乾燥させます。
乾燥ベニテングダケは、密封容器で冷暗所に保管します。
半年〜1年くらい持ちます。
古い乾燥ベニテングダケは、徐々に有効作用を失います。
茹でる
熱を加えることで脱炭酸できます。
具体的なキノコ量、水の分量、茹で時間はわかりませんでした。
人によって主張が異なります。
茹でることでイボテン酸とムッシモールが茹で汁に溶け出るので、茹でた後のベニテングダケはうま味が減っています。
長野県の塩漬けは、10分茹でてから塩の中に入れるそうです。
お茶を作る時は、20〜30分煮出します。
このことから、茹で時間10分くらいだと適度にうま味(イボテン酸)がキノコに残り、20分以上になるとほとんどが水に溶け出すのかなぁ?と思いました。
そして水に溶け出したイボテン酸の一定量はムッシモールに変わっているはずです。
レモン汁を加える
ベニテングダケの茹で汁はお茶として飲めますが、これにレモン汁を加え、pHを2.5〜3まで落とすことでさらに脱炭酸できます。(pHは、リトマス紙などで確認。)
茹で汁を大量に作って冷凍保存する場合は、レモン汁は飲む直前に加えます。
保存前にレモン汁を加えると、悪くなりやすいためです。
圧力
圧力を使った脱炭酸については、やり方の説明が見つけられなかったのですが、私は勝手に圧力鍋でスープストックを作る時にベニテングダケも少量入れています。
かなりいい出汁が取れます。
ベニテングダケを摂取した人(またはトナカイ)の尿を飲む
再現性が低い方法ですが、摂取されたイボテン酸は肝臓でほとんどがムッシモールに変換されるため、昔のシベリアではベニテングダケを摂取したシャーマンの尿を飲んでいたそうです。
トナカイにキノコを食べさせてその尿を飲むという話も有名です。
ベニテングダケを摂取してみた
私はカナダ西海岸在住ですが、庭にベニテングダケが生えています。
今年は8月末のまだ暑い時に最初のものが生えてきて、10月後半の寒さが厳しくなってくる頃まで採れました。
上の2枚の写真はうちの庭で私が撮ったもので、両方同じキノコです。
成長を観察して楽しみました。
あまり放置しているとリスに食べられてしまうので、頃合いを見計らって採取。
大物も採れました。
まとめて数本採ることができず、毎回1〜2本だけのために食品乾燥機にかけました。
乾燥ベニテングダケは、乾燥中から部屋中に美味しそうな匂いが充満。
乾燥後は乾燥剤と共にメイソンジャーで保管していますが、ふたを開けると美味しそうな匂いが漂ってきます。
これで10gです。
10gは、マクロドーズの用量。
この量を1回で摂取すると、副作用が出る可能性があります。
私のはかりは細かいところまで計れないので、これで1gくらいだと思いますが、2gと出てしまいます。
このカケラで0.5gくらいだと思います。
私は何度か摂取してみて、自分はこのくらいだと副作用なく、さらに効果を感じられるということで落ち着きました。
茹でています。
水の量は適当。
750mlくらいでしょうか。
20〜30分茹でると蒸発するので、最終的には量は少し減ります。
お茶はそのまま飲むと干し椎茸の戻し汁のような風味で普通に美味しいのですが、天然塩を入れるとお吸い物風になり絶品です。
レモン汁を入れるのもやってみました。
タイのレモングラスを使ったスープっぽくなり美味しいのですが、一番落ち着くのは天然塩のみ入れたお茶。
お茶に使ったキノコももったいないので食べています。
うま味は抜けていますが、それでも美味しいです。
日本語のベニテングダケについて書かれたブログ記事やYouTube動画もチェックしましたが、このうま味を形容する言葉が色々で面白いです。
- 脳を刺激するようなうま味
- うま味に情緒がない
- うま味一辺倒
- 味が単純
- 化学調味料のようなうま味
- 強烈なうま味
- 暴力的なうまさ
全部言っていることわかります。(笑)
多分、多少イボテン酸を脱炭酸しないと、主張が強すぎるうま味になってしまうのかもしれないです。
乾燥ベニテングダケのお茶のマイクロドーズは、割と優しいうま味です。
塩漬けもやってみましたが、水分が出ちゃってうま味もかなり抜けていました。
乾燥の方がうま味が残ります。
気になる効能の方ですが、しっかりありました!
中毒はビビりつつ摂取したので回避できましたが、手探りで不安な気持ちからか、お腹が痛くなる前兆のようなものを感じた瞬間が。
でも様子を見てたらやり過ごすことができました。
ちょうど摂取して30分くらいで、目が重くなる感じが来ます。
そのまま寝てしまいたくなる衝動に駆られます。
初回は夜9時頃摂取したのでそのまま寝、気づいたら朝でした。
すっきり起床、だけどかすかに目の重い感じも残り…
その後、日を空けて午前中摂取も経験しておきたかったため、用事がない日に午前中摂取。
やはり目が重くなりましたがゴロゴロして何もせずに終わる1日ではなく、割と生産性がある1日に出来たので「なるほど、なるほど。」といった感じです。
目が重くなる感じは、大麻吸引に似ていると思います。
でも食欲が出たりはないです。
マイクロドーズして瞑想したらすごいと思いますが、
まだやってないです。
「料理の幅も広がるな〜」と思い、ワクワクが止まらないです。
味噌汁やそばに入れて美味しく安全にいただきましたが、先日はキムチのヤンニョムに使ってみました。
乳酸菌も脱炭酸をしてくれるらしいので、ムッシモール率は上げられたのではないでしょうか?
このキムチ、食べ出したら止まらなくなります。
少量のベニテングダケで大量のキムチを作ったので、効果は全く感じられませんでした。
念のためベニテングダケ入り料理は家族や友達には食べさせず、自分一人で摂取しています。
肝臓が弱っている人やお酒を飲みながらは摂取しない方がいいと思います。
まとめ
毒キノコとして知られるベニテングダケは、多量摂取では副反応が出ますが、マイクロドーズという少量摂取では睡眠の改善や自信がつくなど有益な効果が得られます。
ベニテングダケに含まれる3種類の毒成分、イボテン酸、ムッシモール、ムスカリン。
イボテン酸はうま味成分でもありますが、毒。
脱炭酸という処理をすることで、イボテン酸はムッシモールに変わります。
ムッシモールは神経伝達物質であるGABAに作用するため、ストレスや不安から解放してくれる作用があります。
ムスカリンは有毒ですが、少量摂取では影響は出ません。
マイクロドーズは、乾燥ベニテングダケを0.25〜2g摂取します。
毎日は摂取せず、1日摂取したら2日休んで…くらいのペースで行います。
ベニテングダケは常用性が少なく、摂取をやめても効果が続くことが特徴です。
私は約3か月間、ランダムな頻度でマイクロドーズを続けていますが、睡眠改善効果、リラックス効果、ポジティブ思考になる効果などを実感しており、確かに摂取を数日やめても効果はあると感じています。
ベニテングダケの強すぎるうま味も、マイクロドーズの少量摂取ならちょうどいい強さのうま味になり、美味しくいただけています。
今の所、副作用は起きていません。
ベニテングダケのいい所を中心に紹介してしまいましたが、食べ過ぎて中毒になるとしんどいようです。
もし摂取する機会がありましたら、注意して行ってください。