トラブルを防ぐまたは治癒のためには腸内のカンジダ菌を減らさなくてはいけません。
腸内のカンジダ菌を減らすためには、カンジダ菌のエサになるような食べ物を避ける(カンジダダイエット)ことは必須ですが、もう一つ大切なのが「プロバイオティクス」です。
カンジダ症予防または治癒のために何でプロバイオティクスが必要なのかを、私がナチュロパスドクターから聞いたことを元にこのブログで解説します。
カンジダを克服するためにプロバイオティクスを飲むべき理由
プロバイオティクスは善玉菌なので、発酵食品や乳製品に含まれていますが、
カンジダ克服という目的という視点で見ると、食品から摂るプロバイオティクスでは菌の数が全然足りないようです。
しかも市販の発酵食品や乳製品は本来の手をかけた発酵方法をとっていないため、善玉菌がちゃんと生きているのかもわからない、添加物や保存料が逆に腸内環境に良くないという面もあります。
そのためカプセルやタブレットに善玉菌が凝縮されたサプリメントで摂ることがベストになります。
カンジダダイエットのブースト
カンジダ菌のエサになるような食べ物を避ける「カンジダダイエット」で、腸内のカンジダ菌たちはエサがなくてお腹が減り始めてきています。
お腹が減って力が出ない状態で、天敵の善玉菌たちが毎日大量に押し寄せてきたら…
今までカンジダ菌勢力が占領していた腸内を善玉菌勢力が制圧する形になります。
1日休んでしまうと、カンジダ勢力の力がまた盛り返してきてしまうので。
カンジダ克服を速める
カンジダダイエットだけでもカンジダ菌には大打撃ですが、カンジダ菌は結構しぶといんです。
向こうも生死に関わることなので、必死です。
向こうがそれだけ本気なら、こっちはそれ以上の本気を出して立ち向かわないと、下手したら負けます。
現代の環境で十分な善玉菌を摂ることが難しい
繰り返しになってしまいますが、市販の発酵食品や乳製品には善玉菌が生きた状態でいることは少なく、しかも保存料・着色料・添加物が、ヨーグルトには大量の砂糖が入っていることがほとんど。
オーガニックの味噌や納豆、キムチやケフィアを手作りして毎日大量に食べるのは、なかなか難しいものがあります。
だからサプリメントで確実に善玉菌を摂取することが大切になります。
プロバイオティクスを飲まない方がいい場合
とはいえ、
ここまで推してきたプロバイオティクスですが、飲まない方がいい場合もあります。
ダイオフ(die-off)
「ダイオフ」というのは、今まで増殖を続けていたカンジダ菌が腸内に住みづらくなって急速に死んでいくときに、毒素を放出することです。
ただでは死んでくれないんですね。
この毒素のせいで、一時的に体が絶不調になることがあります。
猛烈な疲労感。
脳がボーっとして機能していない感じ。 など…

牛乳アレルギーの場合
これはプロバイオティクスを購入する際にお店の人から聞いた話なんですが、
まれに牛乳アレルギーの人がプロバイオティクスに含まれる乳酸菌に反応することがあるそうです。
牛乳アレルギー持ちでも、プロバイオティクスの乳酸菌は大丈夫な場合もあります。
反応する場合、牛乳由来の乳酸菌を含まないプロバイオティクスのサプリメントを探さなければいけないそうですが、だいたいどのプロバイオティクスもメインは牛乳由来の乳酸菌なんですよね。
乳酸菌にも色々な種類があるようなので、アレルギーがある方はどの乳酸菌に反応するかを見つけられるといいのですが。
プロバイオティクスの選び方
パッケージにCFUと言って、何個の善玉菌が含まれているかを明記してあるもの
CFU100億個(10 billion)以上のもの
プロバイオティクスはいつ飲む?
これはいつ飲んでも効果があるということです。
プロバイオティクスに含まれる乳酸菌が胃酸で死んでしまうことを心配されている方は、こちらの記事を参考にしてください。

以上、カンジダ克服にプロバイオティクスが必須ということの説明でした。
良質のプロバイオティクスを飲んで、腸内環境からカンジダ菌を減らしましょう。
まとめ
カンジダ症の症状が出ているということは、腸内でカンジダ症が増殖しているというサイン。
腸内バランスが崩れている場合、発酵食品から摂るプロバイオティクスでは菌の数が全然足りないため、プロバイオティクスのサプリメントで効率的に善玉菌を取り入れることがカンジダ克服には大切ということを説明しました。
プロバイオティクスのサプリメントは、同じものをリピートするのではなく、毎回違うものを購入し、できるだけ色々な種類の菌を腸内に届けてあげましょう。

