輸血は危険!大量失血ののち、無輸血手術を受けて助かった私の経緯

健康

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「輸血は危険」ということを聞いた事はありますか?

私は聞いた事があったのですが、「なぜ危険か?」をしっかり把握できていない状態で、緊急手術を受ける状況に陥りました。

新型コロナウイルスのパンデミックが約2年間続き、ワクチン接種が進められる2021年末、非接種の私はどうしても接種者の血液を自分の体に入れたくない思いで、断固輸血を拒否しました。

結果的に、大量失血後に無輸血手術を受け、輸血と血液製剤の使用ゼロで現在回復に向かっています。

この経験から、改めて輸血について調べ、輸血という行為がどれだけ無意味で危険なのかがわかりました。

この記事では、なぜ輸血が危険なのか、大量失血をしても輸血なしで命を取り留めることができた私の体験について語っています。

輸血は危険でメリットがほとんどない

現在、外傷や手術で失血した際、失った血液を輸血で補うという処置は常識になっています。(貧血で輸血されることも!)

素人の私も「輸血にメリットとデメリットはあるが、圧倒的にメリットがデメリットを上回る」と考えていました。

しかし自分が無輸血手術を受けたことをきっかけに『血液の闇 – 輸血は受けてはいけない』という本を読み、この考えがかなり変わりました。

なぜ輸血が悪いのか?ということを、医療ジャーナリストの船瀬俊介氏と医師の内海聡氏が書いた『血液の闇』からの引用を使って説明したいと思います。

輸血は一種の臓器移植であり、拒絶反応のリスクが高い

他人の血液を自分の体内に入れるという輸血において、拒絶反応を起こすことは非常によくあることだそうです。

拒絶反応の代表例が、GVHD(移植片対宿主病)。
これは、輸血用血液中に提供者のリンパ球が生き残り、その結果免疫作用が働いて輸血されてた患者の生体組織を攻撃・障害するものです。

「輸血って、血液型が合えば安全じゃないの?」
それは、素人考えにすぎない。4種類の血液型、A型、B型、AB型、O型は、あくまでおおざっぱな分類にすぎない。正確にいえば、血液型は指紋と同じ。他人と同じ血液型は存在しない。

出典:『血液の闇』第1章 こうして輸血で殺される 船瀬俊介

輸血するということは、宿主(患者)の体内に「他者」の臓器を移植するのと同じだ。すると必ず免疫反応が起きる。それは免疫細胞(リンパ球)が「他者」(血液)の侵入を感知して攻撃することを意味する。
(中略)
輸血された側とした側の血液同士が”大喧嘩”を始めるのだ。
(中略)
すると、血液系、免疫系をはじめ生理機能は大混乱に陥り収拾がつかなくなる。神経系、内分泌系から内臓系までパニックとなる。血液は凝固機能を失い、内臓、消化器、皮下などあらゆる組織で出血する。

出典:『血液の闇』第1章 こうして輸血で殺される 船瀬俊介

しかもそれが血縁者からの血液ならまだマシということはなく、他人のリンパ球の方がむしろ排除されることに対し、血縁者の似たリンパ球は排除されずに生き残り、患者の体を攻撃してしまうリスクがあるとのことです。

輸血が出血を加速させる

輸血することで逆に出血を加速させる原因になってしまうそうです。

輸血が出血させる原因は以下の3つ。

  1. GVHD(移植片対宿主病)
    GVHDは輸血の致命的副作用で、発症すると赤血球、リンパ球、血小板など、血球細胞が全て失われていく。血小板も激減するので出血が止まらなくなる。
  2. 放射線照射
    GVHDを防ぐために輸血の血液からリンパ球を除去する放射線照射が、血小板を破壊する。血小板が死滅した血液は、やはり凝固せず、あらゆる臓器や組織から出血する。
  3. 抗凝固剤
    献血者の新鮮血は体外に出ると、すぐに血小板の働きで凝固する。すると注射針が詰まり輸血不能となる。そこで輸血液には血液を固まらせない薬剤、「抗凝固剤」が配合されている。このため輸血すると出血が止まらなくなる。

 

輸血液に対しての放射線照射の量

輸血で使用される血液には、ハンパない量の放射線が照射されているということです。

輸血に対して照射されている放射線量は15グレイ(Gy)から50グレイと非常に高線量である。
(中略)
β線やγ線では1グレイを1シーベルト(Sv)と、そのままの数値にして換算されることが多い。α線では1グレイを20シーベルトに換算することが多いようだ。
(中略)
福島第一原発事故前の日本の放射線許容量基準が年間1ミリシーベルトである。単位は間違っていない。「ミリシーベルト」、つまり1000分の1だ。
つまり血液製剤が浴びている放射線量はその許容量の1万5000倍から5万倍に相当することになる。その線量は福島第一原発の核融合炉の近くで浴びる線量よりも高い。
ちなみに人間が浴びると必ず死ぬとされる線量が6〜10シーベルトであるとされ、東海村の原発事故で亡くなられた方の被爆線量も6〜10シーベルト程度であると推測されていた。

出典:『血液の闇』第3章 放射線照射で「死にかけ血液」注入 内海聡

放射線照射された輸血液は、血液の死骸であり、異物そのもの。
影響は一週間ほどで現れてくるそうです。

その影響は、全身の血行障害を引き起こし、多臓器不全を引き起こすリスクが潜んでいるとのこと。
結果、人体は有害な異物処理に追われることになります。

 

輸血液の汚染

感染症に汚染されている血液が輸血に使われていることがあります。

献血者に対しては詳細な問診、血液型、ウイルスなどの感染症の検査を行い、血液の保存、管理、使用法などに関して最善の方法で対処しているという赤十字。

輸血に伴う副作用や合併症のリスクは輸血前に患者にサインさせる「輸血説明書」によると、

  1. 輸血後肝炎(主にC型):2000分の1
  2. エイズ:200万以下分の1
  3. 輸血性移植片対宿主病(GVHD):2万分の1〜10万分の1
  4. 溶血反応:軽症100分の1〜重症1万分の1
  5. アレルギー・じんましん・発熱:20分の1〜100分の1

一見すると、リスクは低いように見えますが、肝炎感染症だけでも10%は発生している現状を元厚生大臣が認めており、上の数値にはがあると推定されます。

しかもほとんどの副作用はカウント、報告すらされていない恐れがあります。

人々の善意を刺激して献血をかき集め、貧しい第三世界では売血でタダ同然で大量に買い集める事ができるから、もともとの「原料原価」は限りなく安い。
それを大きなプールに集めて血液製剤などの原料にするのが日赤の仕事である。

出典:『血液の闇』第5章 血液製剤と感染症で、病院は荒稼ぎ 内海聡

大勢の人から集められた献血が、一つの容器に混ぜられる…
血液型別に分けてあるのかまではこの本には書いてありませんでしたが、献血の扱いがずさんであることはよくわかりました。

私が個人的には、「感染症」という概念も現代医療の洗脳であり、菌やウイルスにより病気を発症するということはないと思っています。

詳しくは、こちらの記事を参照してください。

あなたが病気になる本当の理由・第4章「感染症神話」
ドーン・レスター、デビット・パーカー著「What really makes you ill?(あなたが病気になる本当の理由)」という本の第4章「感染症神話」の内容を要約して紹介しています。過去に流行した感染症の例と、その原因は病原体ではないこと、本当の原因について説明しています。

『血液の闇』では、「献血がエイズウイルスや肝炎ウイルスなどで汚染されている場合があり、その輸血を受けた患者がエイズや肝炎を発症する」ということが書かれていますが、病原菌理論が嘘だと仮定すると、献血がウイルスで汚染されているというより、献血に毒素が混入していることで患者が有害事象を発症すると考えられます。

「ウイルスで汚染されている」「ウイルスに感染している」と言う場合、血液や体液からそのウイルスの現物を検出しているわけではなく、抗体を検出することで「汚染、感染がある」と言っています。

「そこに子熊がいるから、近くに親熊もいるに違いない」と言っているのと同じです。

『血液の闇』では、千島・森下学説の、

  • 腸管造血説
  • 細胞可逆説
  • 細胞新生説

や、パスツールの「病原菌理論(この本では細菌病因論という呼び方)」などに触れていますが、「ウイルスで汚染された輸血を受けることで病気に感染する」という概念は変わらないようなので、少し違和感を持ちました。

 

輸血の発ガン性

輸血を受けた結果ガン発症率が上がる、というデータがたくさんあるようです。

南カリフォルニア大学の医師たちは、ガンの手術を受けた100人の患者に関する追跡調査を行っている。
「喉頭ガンにかかった人の内、病気が再発した割合は、輸血を受けなかった患者の場合が14%、輸血を受けた患者の場合が65%であった。口腔、咽頭、鼻もしくは副鼻腔のガンが再発する割合は、無輸血の場合が31%、輸血を受けた場合は71%だった。

出典:『血液の闇』第2章 エホバの証人”輸血拒否”事件の真相 内海聡

 

「輸血を受けた人はガンになりやすい」
安達洋祐医師(久留米大学准教授)の研究報告。

出典:『血液の闇』第4章 輸血がガンを作っていた 船瀬俊介

 

輸血をすることで死亡率が激増

輸血はそれ自体に毒性があるため、輸血をすることで死亡率は上がり、輸血量、回数が多いことでより予後が悪くなるそうです。

「英国手術ジャーナル」誌が掲載した論文によれば、輸血が行われるようになる前、胃腸からの出血による死亡率は2.5%にすぎなかった。しかし輸血が習慣的になって以来、大規模な研究の大半は10%の死亡率となった、と報告しているのだ。

出典:『血液の闇』第2章 エホバの証人”輸血拒否”事件の真相 内海聡

 

「GVHDは看護教育で習いました」
ある看護師の女性は、ポツリとつぶやいた。
「それで、亡くなる患者さんが多いんです。あるお子さんなんか、元気いっぱいだったのに、輸血をしたら見る間に急変して亡くなった。あれは間違いなくGVHDです」

出典:『血液の闇』第1章 こうして輸血で殺される 船瀬俊介

 

「輸血をするほど死亡率は高い」「輸血が多いほど予後が悪化」「輸血自体に毒性がある」
輸血神話を完全崩壊させるデータがある。それが「赤血球製剤使用状況調査、総括報告書」だ。著者は肥留間潔医師。彼は厚労省の「赤血球製剤の使用に関する小委員会」座長を務めた人物。
それまで、赤血球製剤は「急性および慢性の失血や貧血に対して、臓器への酸素運搬や循環血液量の維持を目的に行われる極めて有効な治療法」とみなされてきた。つまり、輸血は出血や貧血患者に対して、ヘモグロビン酸素運搬の大切な役割を果たすという。しかし、肥留間氏は一方、耳を疑う事実を告白している。
「しかし、これらの目的を達成するための輸血に踏み切るヘモグロビンHb値(輸血トリガー)や維持すべきHb値は、必ずしも定まっていないのが現状である」
つまり、輸血はいつスタートすべきか?いつストップすべきか?輸血開始値も終了値も決まっていない。そんなアバウトな医療が存在するのか!
肥留間氏は、カナダの衝撃論文を発見する。
「臨床患者の赤血球輸血で、ヘモグロビンHb値を高く維持したほうが、死亡率は高い」。つまり「Hb値を高くすると患者は死ぬ。輸血しなければ患者は助かる」。
(中略)
多く輸血すると2倍死ぬ……!
「赤血球輸血を多くするほど、予後が悪化する」「赤血球輸血自体に、患者生命を脅かす毒性がある」(肥留間論文)。

出典:『血液の闇』第9章 吸血ビジネスの大崩壊が始まった 船瀬俊介

赤血球のヘモグロビン(血色素)のみが血中で酸素を運搬しているわけではなく、血液の中には他にも酸素を運搬する機能を持つ成分が備わっている可能性が高いようです。

ヘモグロビン値にこだわると、逆に予後が悪くなる恐れが。

輸血教という宗教

輸血を拒否する宗教で、エホバの証人が挙げられます。

聖書によれば,神は『血を避けなさい』という命令をお与えになりました。

出典:エホバの証人「聖書は輸血について何と述べていますか」

このようにエホバの証人は宗教上の理由から輸血を拒否します。

これに対し、「1L失血したら1L輸血しろ」という理論の現代医学(=輸血教)は、エホバの証人の主義主張を民衆に対し「カルト宗教の狂信」のような印象を与えることに成功しているのかもしれません。

マスコミの印象操作が間違っていて、エホバの証人の主張こそ医学的にとても合理性がある可能性があります。

エホバの証人の輸血拒否事件

1985年に起きたエホバの証人の輸血拒否事件。
当時10歳だった少年がダンプカーに両足を轢かれる事故に遭い、一刻も早い輸血が必要と判断されます。
しかしエホバの証人である父親が輸血に同意せず、少年の意識が朦朧とし始め、少年は死亡する……という事件です。

ビートたけしが主演して製作されたドラマ「説得」で有名なエホバの証人に関する輸血拒否事件、この事件にも医学的な裏の意図が隠されていた。
(中略)
実際にその事件を洗ってみると、一般に知られている事実とは違った様相を呈してくる。
この事件において、子どもが出血したのは手術の検討に入った段階で推定0.5L程度であり、決して大量失血といえるようなものではない。この程度の出血は、今の日本の基準でも輸血の必要のない手術が可能であったということだ。
(中略)
鑑定によると、事故そのものによるケガが大きく、挫滅症候群(いわゆるクラッシュシンドローム)を起こしていた。それが急性腎不全の併発につながり、死因となっている。
警察には、輸血をしたとしても助からなかった可能性があるという最終判断があり、事故そのものの大きさが死につながったという見解になっている。

出典:『血液の闇』第2章 エホバの証人”輸血拒否”事件の真相 内海聡

医師が説得に時間をかけ過ぎ、結果的に少年が放置されていた時間が長くなってしまったために容態が悪化してしまった可能性が語られています。

父親は無輸血手術は希望していたそうです。
「親が輸血を拒否したために子どもが死んだ」というマスコミの印象操作には疑問が残ります。
この事件は、無輸血手術の知識がなかった医師に当たってしまったために起きてしまった悲劇、とも考えられます。

輸血にメリットはあるのか?

それでは輸血は害でしかないのか?

『血液の闇』にわかりやすい例えがありました。

第一に必要なのは、患者の出血を止め、当人の組織の液体量と電解質ミネラル濃度を元通りにすること、これは治療の原則として当たり前のことだ。
(中略)
すでに万単位の症例があるように「輸血はまったく必要ない」ということなのだ。
こんなことを言うと、「この世界には輸血をして助かっている患者がたくさんいるだろう?」という反論がかえってくるはずだ。
それは赤い血=赤血球を補充しているから助かるのではない。輸血製剤は違う意味で非常に質の良い、人体にとって適正な濃度に調整されたミネラル液であり、助かっている(ようにみえる)という事実の裏には、輸血という行為によって水分が補給され、電解質ミネラルの濃度が適正に回復しているという事実がある。
(中略)
猛暑の砂漠で水がなくなり、脱水症状を呈して死にそうな人がいるときに、砂糖と甘味料たっぷりのコーラの自動販売機があったとする。だれがどう考えても、そのときは間違いなくそれを飲んだほうが脱水は補正されて命は助かりやすい。ここでコーラは体に悪いからやめておくべきなどという人はいない。
(中略)
現代医学における輸血とは、ここでいう、非常に質の悪い飲み物であるコーラなのだ。
そして、現代医学はこういう状況において、人間を救う手段は自分たちの売りたいコーラしかないように見せかけて、われわれを騙している。
本当はコーラなどよりはるかに命を救うに適した飲み物があるのに、われわれは脱水症状を救うのはコーラだけだと思い込まされている。そして、さらに残念ながら、輸血製剤のリスクは糖分や人工甘味料の比ではない。

出典:『血液の闇』第2章 エホバの証人”輸血拒否”事件の真相 内海聡

濃度的には血液と同じ液体ですが、成分的には悪いものがたくさん入っていのが「輸血」と言えそうです。

自己血輸血であればいいのか?

自分の血液を使う自己血輸血であればいいのでしょうか?

「近年、自己血輸血が行われることもあるが、われわれの動物実験から、たとえ自己血液であっても、長期保存した後、輸血すると腫瘍転移を促進する可能性がある」(市倉他論文)

出典:『血液の闇』第4章 輸血がガンを作っていた 船瀬俊介

 

日本の医療では、無輸血手術というと、自己採血の輸血手術を意味するほどだ。これは、あらかじめ自分の血液を採血し冷凍保存しておき、手術のときに輸血するというもの。自分の血液だから、血液型異常で副作用が起きる心配がない……という理屈である。
しかし、手間とコストが、ケタ外れにかかる。行っていることは輸血と同じ措置で、病院には暴利が入る。それなら、イングルウッド病院などが実行した無輸血の措置をすればよい。

出典:『血液の闇』第6章 無輸血手術が世界の流れだ! 船瀬俊介

自分の血であったとしてもリスクは存在する、自己血輸血よりも低リスクな方法が存在する、ということです。

輸血を避けるためにできること

輸血が危険なことはわかりましたが、いざ出血で大量の血を失った場合は、どうすればいいのでしょう?

いくつかの代替案があります。

リンガー液(リンゲル液)

リンガー液とは、生理的電解質溶液という点滴剤です。

イギリスの薬理学者、シドニー・リンガー(1835〜1910年)が、単なる0.75%の生理食塩水ではなく、カルシウム、マグネシウム、カリウムなども含む生理食塩水を偶然作り、その溶液の中では動物から取り出した心臓が力強く拍動し続けたことで発見されました。

リンゲル液の電解質バランス濃度は、人間の電解質バランスに近い濃度の液体に調節されている(しかし、後術の海水の代替血漿には劣る)。
ごくシンプルに考えれば、人の血液でさまざまなリスクがあり大量の放射線を浴びている「死ぬ予定のボロボロ血液製剤」などより、「リンゲル液」を代わりに使うのがリスクが低いと思われる。

出典:『血液の闇』第7章 輸血不要論 内海聡

リンゲル液は、完璧な代替液と言えるかは現在はわかりませんが、抗凝固剤を含まないため、出血のリスクを抑えられるメリットがあります。

ヘモグロビンを含まない代替液では心配という声もあるかもしれませんが、現在のヘモグロビン値の規定に根拠はなく、健康な人なら、赤血球全体の50%を失っても耐えることができるそうです。
したがって、電解質液などの代替液で十分代用可能ということです。

『血液の闇』に出てくる具体例を挙げると、

  • 売血者で一日採血量の最高が1400ml、1350ml、2200mlに及んでいた例があった。
  • ドイツの53歳男性は、18年間で150Lを採血。(一回の最大採血量は2500ml)(数週間間隔で1000ml〜1850mlの採血を受けることも再三)(採血後に食塩水を摂取し、直後に自転車で自宅まで帰っている)
  • 売血を頻繁に繰り返す売血者の血が黄色くなるケースが続出。これは血漿の色が黄色だから。しかしこれらの売血者たちは酸素欠乏で行き倒れたわけではない。むしろ売血を続けていた。

過去の売血の例によると、1.5Lくらいの献血は横行しており、つまり1.5Lくらいの失血なら輸血など全くする必要がなかったということになります。

ヘモグロビン値が下がることも、そこまで問題ではない可能性が。

 

体内を流れる血液量は、体重1kgあたり約80mL(体重あたり8%)です。体重50kgの人の血液量は4Lになります。
さまざまな原因で血管が破れ、血管内を流れている血液が血管外に漏れ出して出血します。全血液量の約20%(体重50kgの人で800mL)以上が短時間で失われると出血性ショックとなり、さらに30%(1200mL)以上の出血で生命の危険があるといわれます。

出典:時事メディカル「出血量と生命」

上記は、現代医療のスタンダードな主張ですが、これは電解質液などの代替液を補給しなかった場合、といえると思います。

「カントンの犬」という動物実験から生まれた「海水療法」

フランスの生理学者、ルネ・カントン(1866〜1925年)は、1897年に、犬の血液を海水と入れ替える実験を行いました。

生体の体液と海水は、同じ組成で、同じ働きをする。」という仮説を証明するため、一般公衆の面前で実験は行われました。

●実験1

体重5kgの犬の血液を抜き取り、血液の濃度と同じミネラル濃度に薄めて調整した同僚の海水を血管に注入。
犬は腹部がふくれ、グッタリと横たわる。
体温は下がり、腎臓の排泄機能も弱まった。
生命活動も低下していった。

ところが、注入後はすぐに体温が上がり始め、生理作用は復活。
5日後には、すっかり回復。元気に尻尾を振り始め、実験前よりも活発になった。

●実験2

体重10kgの犬の血液を瀉血法で極限まで抜いた。(実験1よりもより多くの血液を抜いた。)
犬は角膜反応が消滅。
体重の20分の1に相当する425gを瀉血。
11分間で海水532ccを注入。

犬はグッタリ衰弱状態。
次に抜いた血液量をやや上回る海水を注入。
犬は5日を過ぎる頃から急速に回復。
8日目には元気あふれる様子を見せる。

 

これらの実験の結果、わかったことは、注入された海水が、赤血球や白血球などの血球成分を急激に増加させているということです。

大量失血しても、薄めた海水を注入すれば、血球成分は見る間に増加し、正常な血液が生成されます。

ちなみに、海水療法で使用する海水は、

汚染された海域からのものはもちろんダメ。海面から30メートルで太陽光が当たるギリギリの深さで採取する。その深さの海水には植物プランクトンが沢山集まり、無機質の有機変化が行われている。それゆえミネラルが生体に浸透しやすい海水なのだ。
採取はブルターニュの渦潮現象が見られる海域で行われる。採取すると不純物をろ過して、一切加熱処理などは施さず、冷蔵保存して、スペインの製薬プラント完全無菌室でガラス容器に充填して、完成する。

出典:『血液の闇』第8章 医学理論を覆す「カントンの犬」の衝撃 船瀬俊介

 

海水療法の海水は、「キントンアイソニック」という商品名で販売されています。

 

無輸血手術の工夫

【偽装社会】血液の闇 90%血液を失っても輸血しないイングルウッド病院1 無輸血医療で世界一有名な病院

こちらのYouTube動画によると、従来は輸血をしていた手術でも、様々な工夫により無輸血手術を行えるということが語られています。

例えば、

  • 貧血の許容域の見直し
  • 術前に赤血球を増やすため、鉄剤、葉酸、ビタミンB12の投与
  • 術前10日〜2週間前に赤血球増加効果を持つEPO(遺伝子組み換えエリスロポエチン)と鉄剤投与
  • 手術中の体位の工夫で出血量を抑える
  • 手術中の体温を高めに保つことで出血量を抑える
  • 麻酔はできるだけ局所麻酔に
  • 切開・結紮のし方の工夫
  • 血液希釈
  • 血液回収

などが挙げられます。

無輸血手術を受けた私の体験

この記事の冒頭でも触れましたが、私は2021年末に大量失血を伴う流産を経験しました。

輸血の危険性について認識が低かった私ですが、コロナワクチン接種者の血液を自分の体に入れたくない一心で医師の勧める輸血は断固として拒否し、結果的に良かったと思っています。

自分の記録用としても、この時の経験をこの記事に残しておこうと思います。

なぜ起きたかわからない流産

少し早い更年期障害が来てもおかしくないような年齢の私が3人目を妊娠し、うまくいけば44歳で出産する予定でした。

私が住む州、カナダBC州ノースバンクーバーにあるライオンズゲート病院では、2021年11月に24時間で13件もの死産があったことを隠している疑いが浮上する事件がありました。
これは妊婦のワクチン接種と関連している疑いがあります。

こういった情勢も重なり、現代医療を信用できない私は、検診には一度も行かず、友達の紹介で知り合った助産師(厳密には接種義務に従わなかったために職を離れた元助産師)のPさんの助けを借りて自宅出産を行おうと考えていました。

妊娠中はつわりもなく、週3〜4回スノーボードに行き、散歩や雪かき、蒔き運びもしていました。

ある日熱が出て、少量の出血に気づきます。

熱と出血は1日寝ていたら治り、普通の生活に戻ったその夜、再度出血、しかも多量出血していることに気づきます。

自宅で流産

「非接種者のせいでのパンデミック」
「非接種者のせいでの医療崩壊」

マスコミによりこんなことが叫ばれる昨今のカナダ。

非接種の私はとにかく病院は避けたく、救急車を呼ぼうとする主人を止めつつ、自宅で陣痛をやり過ごしていました。

陣痛が来るたびにレバーのようなものが出てきては陣痛が引く、の繰り返し。
朝になっても終わりません。

トータルの出血量も増えてきて、陣痛のたびに気絶するようになってしまいました。
唇の色が抜け、文字通り、血の気を失っています。

一度、トイレに行こうとして倒れ、壁に頭を強打します。

主人が耐えられず救急車を呼び、自宅近くの救急に搬送されました。

救急で搔爬

救急では非接種の主人は中に入れず、私も非接種ですが患者なのでさすがに中に入れてもらい、処置が行われました。

「とにかく輸血は拒否します!」と先に意思表示すると、「なんで?」となります。
「えっと、接種者の血を入れるのが嫌だから…」とどもると、ワクチンがどれだけ素晴らしいかということの講義が始まりました。

それとは別に、医師は「輸血の血液が接種者からの血液か、そうでないかはわからない」ということも明言しました。

医師とワクチンについて議論する気はなかったので、「私はエホバの証人に賛同している者です。」と伝えました。

医師:「エホバの証人なの?」
私:「……賛同している者です。」

というやり取りがあり、面倒なので、
「エホバの証人です。」に変えました。

これを言ったらもう輸血は勧めて来なくなりました。

そして麻酔なしで搔爬。

陣痛が相当痛かったので、搔爬の痛みは余裕で乗り切れました。
そして体も出すべき組織が外に出たことを認識したらしく、陣痛が和らいできます。

ライオンズゲート病院に搬送

「今夜は家でゆっくり寝れるかな?」などと安心していたら、医師に「ノースバンクーバーのライオンズゲート病院に搬送します。」と言われます。

「先ほどの搔爬は救急での簡単なもので、まだ組織が中に残っているかもしれないから、もっと設備が整った病院で専門医に診てもらって下さい。」ということでした。

この間、病院側は何度も私の鼻に綿棒を突っ込んでPCR検査をしようとしてきます。
私は「バンクーバー行ったらやる。」と問題を先送りにして、やり過ごします。

例の死産の問題を抱えるライオンズゲート病院に、救急車で搬送されました。

一般病棟に送られ、医師や看護師から「最近国外に出たか?」「コロナの症状がある人と接触はあったか?」など、同じ質問を何度もされます。

さらにここでもPCR検査をされそうになりましたが、断固拒否。
「なんで?」と聞かれますが、「コロナウイルスが分離されていないから。」などと答えたら、またお説教が始まってしまいます。

「とにかく嫌です。」の一点張りでこらえました。

この日は(私にとって)くだらないやり取りだけ終わりました。

手術

次の日の朝、ウルトラサウンドを受け、まだ子宮内に組織が残っていることを告げられます。
(本来は輸血を伴う)手術が必要だということも告げられました。

手術をしない場合の選択肢は、組織を体外に出すことを促進する医薬薬での処置です。
Pさんに携帯メールで何度も相談し、手術を選択しました。

病院側も私のことをエホバの証人と認識してくれているので、無輸血手術になります。
手術同意書に輸血拒否、その他血液製剤拒否の意思を記入し、EPO(遺伝子組み換えエリスロポエチン)という薬剤の使用は、妥協して同意しました。
結局EPOの投与はありませんでしたが。

同時に、本来は2週間前に投与を受けておくべき鉄剤を、術前に点滴しました。

手術室に入る直前、医師から「もしあなたが死にそうになったら、輸血をしてもいいか?」と再度聞かれ、5秒ほど考えて、「しないでください。」と答えました。
医師が考える「死にそうな」の基準に疑問が残ったためです。
「死んだら、それも運命」と覚悟を決めました。

手術は全身麻酔ではなく静脈内鎮静法 (セデ―ション)で、切開を伴わない搔爬が行われました。
意識はなかったので覚えていないです。

三途の川が…

無輸血手術は無事終わり、空いている部屋がなかったため産婦人科病棟の個室に入りました。

手術後半日くらいで尿道カテーテルが外され、初めてトイレに立った後、最高に気持ちが悪くなります。

すごいめまいと動機で意識が飛び、一瞬三途の川が見えました。(子どもの頃に遊んだ荒川土手でしたが…)

ナースコールで看護師さんに来てもらい、気持ちが悪いことを告げると、生理食塩水の点滴の速度を速めてくれました。
その後、ブドウ糖と電解質が加えられた生理食塩水(リンゲル液??)も点滴してもらいます。
これが結構効き、めまいが和らいでいきます。

「カントン水とは組成は違うけど、一応効いた…」と思いました。

点滴でむくんだ私の手足

帰宅

帰りは雪で渋滞

結局トータルで病院に3泊し、家族に迎えに来てもらい帰宅。
二人の子どもたちの存在が流産の悲しみを和らげてくれます。

大量失血後の私はフラフラしていましたが、自宅のアーシングシーツの上で寝れる喜び、冷凍食品のような病院食ではなくオーガニック食品と天然塩で作った食事ができる喜びをかみしめます。

アーシング(グラウンディング)で万病の元「慢性炎症」が改善
アーシングで大地に触れると地球の持つ電子が体内に入り、慢性炎症の原因であるフリーラジカルを中和します。慢性炎症は万病の元と言われ、体の電子不足が症状を悪化させています。この記事では、アーシングのメカニズムを科学的・生物学的に説明しています。

神宝塩で作ったカントン水を飲むと、毎回の飲用後からフラフラが引いていく体感がありました。

現在は回復に向かっています。

カントン水の作り方

キントンアイソニックがあれば一番いいのですが、ない場合は自宅でカントン水を作ることができます。

 

●必要なもの

お湯 500ml
天然塩 小さじ1杯(5cc)

天然塩は、海水の塩分と組成が近いぬちまーすうるまがベストです。
ぬちまーすよりも、ぬちまーすうるまが良いです。

 

●作り方

お湯に天然塩を溶かし、冷めないうちに飲みます。

これを1日に2回飲みます。

 

私はぬちまーすうるまを持っていなかったので神宝塩を使いましたが、かなり美味しいです。
具のない味噌汁感覚で飲めます。

貧血の方、血液が汚れてきたと感じる方、ガンの方は、ぜひ定期的にカントン水の飲用をオススメします。

まとめ

以上のことをまとめると、人間は多少失血してヘモグロビン値が下がってもある程度は大丈夫なようにできており、失血時は体内の液体量と電解質ミネラル濃度を元通りに戻せば、体が造血してくれる。

輸血は、拒否反応が起きるリスクが高い、出血を加速させる、汚染されている、放射線照射されている、凝固剤が入っている、発がん性がある、死亡率を上げる、といった理由で避けたほうがいいということでした。

濃度が血液と同じ液体各種についてまとめると、以下のようになります。

X 輸血液 … 体にとって異物になるものをたくさん含む
△ 生理食塩水 … 含むミネラルは塩化ナトリウムのみなので、電解質としては不十分
○ リンゲル液 … 医療機関にあり、生理食塩水よりも電解質として優れている
○ カントン水 … 自宅で作れる、電解質として優れた飲用水
◎ キントンアイソトニック … 海水の絶妙なミネラルバランスを備え、波動的にも優れた水

 

輸血の代替液として海水が優れており、血球成分を急激に増加させることがカントンの犬の実験から分かっています。

私の失血の実体験からも、無輸血で問題なく手術をすることができ、予後も良好であると言えます。

私自身の反省点としては、現代医療にアレルギーを強く持ちすぎているゆえに、救急に行くのが遅すぎたことが悔やまれます。
もっと早い段階で行っていれば、搔爬で出血量を抑えられたと思います。

現代医療でもインフォームドコンセントというポリシーがあるため、PCR検査をしたくない、接種者の血を入れたくないなど、一応患者の希望は聞いてくれます。

事故や外傷などのリスクは誰にでもあると思うので、輸血の害を知り、ご自身や大切な人がいざという時に正しい判断ができる参考になれば幸いです。

友達が届けてくれたムースのレバーと心臓

Pさんからのホメオパシーレメディー

ホメオパシー・ファーランフォス(リン化鉄)貧血サポート

鉄をより吸収するためにビタミンC摂取も心がけています。

北アメリカを冒険していたジャック・カルティエの船員の壊血症を治した「松葉茶」。
ビタミンC豊富な松葉茶は、毎日飲んでいます。

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