疲れた時、寝不足の時、風邪っぽい時、ストレスが溜まった時などにデリケートゾーンが痒くなる「カンジダ膣炎(膣カンジダ症)」。
重症になると膣の中の方からヒリヒリするような痒みを伴い非常に不快です。
カンジダ膣炎で受診すると一般的な病院では治療に、抗真菌薬の腟錠(腟坐剤)、軟膏、クリーム、経口錠が処方されます。
このブログでは、カンジダ膣炎を発症した時に処方される「抗真菌薬」を使うべきではない理由を記事にしました。
カンジダ膣炎を抗真菌薬で治療すべきではない3つの理由
カンジダ膣炎は女性がとてもかかりやすい症状で、人によって病院に受診したり、受診はせず薬局で購入したクリームを患部に塗ったり、何もせずに我慢して自然治癒を待つという方もいらっしゃると思います。
当ブログのメイントピックがカンジダの自然治癒なんですが、全く何もせずに我慢して治すのではなく、食生活を変えての治癒を目標としています。
この記事では、カンジダ治療は自然治癒が一番という主張を深掘りして、病院で処方されたり、薬局で購入出来る化学薬品の抗真菌薬は使うべきではない理由を説明しています。
1、抗真菌薬の効果が短いため
抗真菌薬を使用すると一時的に症状は改善しますが、すぐにカンジダ菌が薬に耐性を持つようになり効果が出なくなります。
そのため4〜7日ごとに違う種類の抗真菌薬を使う治療法の病院もありますが、結局カンジダ菌が耐性を持ってしまうので、効果が出ません。
2、抗真菌薬の使用をやめると症状が戻ってくるため
局所的な抗真菌薬のクリームまたは軟膏は、膣の不快感を一時的に緩和することがありますが、問題の根本に対処していないため、製品の使用をやめるとすぐに不快感が戻ります。
問題の根本は腸内と膣周辺のカンジダ菌増殖なので、食生活をカンジダダイエットに切り替えることが再発防止になります。
3、抗真菌薬は肝臓に負担になるため
抗真菌薬の副作用として肝臓に負担が大きいということがあります。
そのため発売当初は50mgの錠剤で発売されましたが、現在、200mgの錠剤で提供されています。
副作用も強くなっているということになります。
まとめ
カンジダ膣炎になった際、抗真菌薬は効果が一時的で根本的な原因には作用しないので、症状が繰り返し再発します。
また肝臓に負担になる強い薬なので、体に良くありませんし、軟膏はステロイドが入っている場合もあります。
カンジダ膣炎の根本的な原因はカンジダ菌なので、カンジダ菌の増殖を抑える「カンジダダイエット」を行うことが一番効果的です。
・カンジダ膣炎を発症している人
・カンジダ膣炎を繰り返し発症する人