体の不調は、体内の電子が不足しているせいかもしれません。
アーシング(グラウンディング)は素肌で大地に触れることで、体の不調を治癒させる方法です。
初めて聞くと不思議な話のような気がしますが、科学的、生物学的に効果が証明されてきている方法です。
アーシングの第一人者クリント・オーバー氏は、
「人の体は電子機器」
と言います。
電導性がある私たちの体は、アンテナのように電気を受信し、バッテリーのように電気を溜め込んでしまう性質があります。
生活習慣病である、糖尿病、ガン、うつ病、腸内環境の問題などは、すべて体内の慢性炎症が原因と言われますが、アーシングは体内に不足している電子を送り、慢性炎症を抑制する効果があります。
この記事では、生物の体に電子がどのように関わり、現代人の体内がどのように電子的バランスを崩しているか、電子の欠乏がどのように慢性炎症に関係しているか、アーシングがどのように症状を改善するのか、アーシングのやり方、注意点を説明しています。
慢性炎症はなぜ起こる?
万病の元と言われる慢性炎症。
どのように起こるのでしょう?
慢性炎症とは?
「炎症」というと外傷や突き指をした箇所が、
●腫れ
●赤み
●熱
●痛み
●動作障害
などの症状を持つ印象ですが、これは自覚症状がある状態で急性炎症と呼ばれ、慢性炎症とは少し異なります。
炎症は病原体や損傷した細胞、有害物に対する体の生理学的保護反応で、慢性炎症は体内のどこかで常に炎症がある状態です。
自覚症状がないケースも多く放置されがちですが、慢性炎症は「万病の元」とも言われ、深刻な病気に進行することもあります。
慢性炎症が原因の症状の例
●アレルギー疾患
●アルツハイマー
●ALS(筋萎縮性側索硬化症)
●貧血
●関節炎
●喘息
●自閉症
●ガン
●心臓病
●糖尿病
●線維筋痛症
●IBS(過敏性腸症候群)
●IBD(炎症性腸疾患)
●SIBO(小腸内細菌異常増殖症)
●腎不全
●膵炎
●湿疹
これはほんの一例で、慢性炎症に関連している病気は他にもたくさんあります。
炎症=悪
というイメージがありますが、炎症がないと体の損傷を受けた部位は修復されません。
慢性炎症が起こるメカニズム
体の免疫システムは、体のどこかで問題が発生するとシグナルを出し、白血球が問題部位に集合します。
白血球は問題部位に対し、「不対電子」と呼ばれる不安定で周辺の物質から電子を奪う性質のフリーラジカル(活性酸素)を生成し、病原体や損傷した組織を処分するため酸化させる、つまり電子を取り除こうとします。
フリーラジカルはプラスの電荷を帯び、通常は、病原体や損傷した組織からマイナスの電子を奪い中和されます。
例えば病原体や損傷した組織に対して過剰なフリーラジカルが生成されていても、抗酸化物質などの持つマイナスの遊離電子によって中和されます。
しかし、フリーラジカルが過剰に生成されていても、
●抗酸化物質が足りない場合
●体内にマイナスの遊離電子が少ない場合
などには、フリーラジカルの中和が正常に行われず、健康な組織まで酸化させてしまう状態に陥ります。(酸化ストレス)
健康な組織まで酸化される「酸化ストレス」が起こると、免疫システムはさらに白血球を送り、それによりさらにフリーラジカルが増えるという悪循環、つまり慢性炎症に移行します。
フリーラジカルにより健康な組織までもが酸化ストレスを受ける、つまり慢性炎症になるということは、老化を意味します。
プラスの電荷のフリーラジカルを中和させるためには、マイナスの電子の存在が重要になります。
アーシングとは?
アーシングは、この慢性炎症による電子の不均衡を調整する作用があります。
地球の大気圏は太陽のコロナが放出するイオン化された原子を溜め、雷によってマイナスの電子が地球の大地に放電されます。
そのため地球の地表にはマイナスの電子が存在し、生物は体内に保持する水分とミネラルを電解質に、地表に触るだけでマイナスの電子を受け取ることができます。
これがアーシングです。
グラウンディングと呼ばれることもあります。
地球からのマイナスの電子は、体内でフリーラジカルを中和する抗酸化物質として働いてくれます。
「アーシング」という本の著者、クリント・オーバー氏(クリントン・オーバー氏)は、元ケーブルテレビ会社社員で、自身の謎の体調不良をきっかけに、ネイティブアメリカンからヒントを得たアーシングについて研究する、アーシングの第一人者です。
この記事の大部分は、この本を参考に書いています。
↓クリント・オーバー氏の「アーシング」の日本語版。
アーシングの効能
マイナスの電子を持つ地表を触るアーシングをすることで、どんな効能が得られるのでしょう?
抗炎症作用
アーシングの電子が過剰なフリーラジカルを中和することにより、炎症を抑える働きをします。
クリント・オーバー氏は「慢性炎症は電子の欠乏であり、慢性炎症は万病の元」とおっしゃっています。
慢性炎症と関連があるとされている自閉症。
2009年にある自閉症児の父親が行った調査では、2〜13歳(平均年齢:男児7歳、女児6歳)の自閉症児が28人集められ、2ヶ月間のアーシングでどのように症状が変化したか、保護者に評価してもらいました。
結果は以下の通りです。
ほとんどの項目で改善が見られます。
鎮痛作用
筋肉痛や頭痛を和らげます。
痛みも炎症と関連していることから、炎症を抑えることで鎮痛作用になります。
ホルモンバランスを整える
ホルモンは臓器と相互作用があり、1種類のホルモンの不均衡が全身に影響を与えます。
特に腸内の炎症は、甲状腺ホルモン、副腎ホルモンに影響を与え、さらには性ホルモンへの影響にも繋がります。
その結果、昼夜のリズムも崩れてきます。
コルチゾール、甲状腺、副腎機能、エストロゲン、プロゲステロン、メラトニン、セロトニン、さらにはインスリン感受性まですべてが相互に関連しています。
アーシングは腸内の炎症を抑制し、ホルモンシグナル伝達を安定させます。
ホルモンバランスの乱れには、特に午前中に屋外で日光を浴びながらのアーシングがオススメです。
甲状腺の薬を服用している人は、アーシングによって摂取量を調整する必要が出てくることがあります。
専門家に相談してください。
概日リズムを整える
動植物には皆、体内時計があり、地球と太陽の周期に合わせたリズムで生活するように設計されています。
例えば、月経が月の周期と合っているように。
そのため、生活リズムが狂うことで体調にも影響が出ます。
アーシングで体を電気的に安定させることは、概日リズムの安定につながります。
時差ぼけの防止
タイムゾーンを越えての移動は、通常時差ぼけを伴い、アーシングはこの時差ぼけにも有効であると言われています。
移動後に着いた土地でアーシングをすることがなぜ時差ぼけに有効かというと、
地球上のどの地点でも、地球の表面電位レベルは太陽と月の位置に応じて変動し、概日周期を生み出しています。
長時間の飛行の後、自分自身を接地すると、体内時計がその地点の「現地時間」にリセットされ、時差ぼけを軽減するのに役立ちます。
睡眠の質の改善
ホルモンバランスや概日リズムの安定が睡眠の質に影響することはもちろんのこと、睡眠の質には交感神経と副交感神経のバランスも関わってきます。
交感神経は、活動している時、緊張している時、ストレスを感じている時などの働き、
副交感神経は、リラックスしている時、眠っている時、体を回復させている時などに働きます。
ニューロン(神経細胞)は活動電位により機能する仕組みで、神経の興奮をコントロールしています。
アーシングでマイナスの電子を補給することは、この機能を助け、睡眠時の副交感神経の働きを促進します。
ストレスの緩和
ストレスがある状態は、ストレスと闘う「戦闘状態」に例えられ、交感神経が過剰に働き、副交感神経が働けていない状態です。
自律神経系のバランスが崩れ、ストレスホルモンと言われるコルチゾールやアドレナリンが絶えず放出されている慢性のストレスは、高血圧、不整脈、突然死のリスクを上げます。
アーシングは自律神経系のバランスを正常化させる作用があります。
エネルギーを高める
ミトコンドリアの主な機能は電子伝達系、つまり微量に発電することによるATP(アデノシン三リン酸)の産生です。
細胞のさまざまな活動に必要なエネルギーのほとんどは、直接、または間接的にミトコンドリアからATPの形で供給されます。
アーシングでの電子の補給は、ミトコンドリアの機能を促進します。
狭心症、心不全、無症候虚血などは、ATP欠乏から起こると言われています。
筋肉はインパルス(神経線維の中を伝わっていく活動電位)により収縮します。
この収縮により振動が発生し、電気と変動周波が生成されます。
この電気的周波が安定しているほど、筋肉は持久力を持つようになります。
アスリートではパフォーマンスを高めるためにアーシングをする人もいれば、筋力の衰えた老人がアーシングにより再び運動機能を取り戻した例もあります。
血行の改善
アーシングの実験で特に顕著な結果の一つに、被験者の血液の粘性が薄くなることがあります。
血液の粘度が低下するということは、血液が血管を流れやすくなり、酸素や栄養素が身体中に運ばれやすくなる、身体の毒素を排出しやすくなる利点があります。
粘度の高い血液はより凝固しやすい状態にあり、心血管疾患のリスクを上げます。
細胞レベルでは、粘度の高い血液は赤血球を凝集させやすくなります。
十分なマイナスの電荷がない場合、細胞同士がくっつきやすくなります。
赤血球の相対的な表面電荷を表すゼータ電荷は、増加するとマイナスの電荷が増し、血液が薄くなることを意味します。
アーシングはマイナスの電子を取り込み、ゼータ電荷を上げます。
抗血液凝固剤を服用している人は、アーシングにより服用の必要がなくなる、または摂取量を減らして調整する必要が出てきます。
服薬については、専門家に相談してください。
電磁波過敏症の改善
現代社会では、家、学校、職場、屋外、いたるところにEMF(Electromagnetic Fields:低周波磁界)が存在し、それに曝露されることで体調不良を引き起こす人がいます。
EMFは電化製品、壁の中の電気ケーブル、携帯電話、Wi-Fi、ワイヤレスデバイスなどから発生します。
特に影響が大きいのは、枕元にあるライト、携帯電話などの電化製品、ベッドの真横にあるコンセント、エナジーセイバーの家電です。
寝ている時に体は修復されるということと、人は人生の3分の1を寝て過ごすということから、影響を受ける時間が長い睡眠時間のEMF曝露は影響が大きくなります。
エナジーセイバーの家電は、頻繁に入・切の切り替えが行われ電力消費を抑えています。
入・切の切り替えに際に、過渡電流というものが生成され、室内を電磁場に変えます。
アーシングをすることで、このEMFの影響を中和することができます。
EMFの影響は、建物の高層階に行くほど大きくなるというデータがあります。
人体は電導性があり、アンテナのように作用する、電子と陽子が磁石のN極とS極のように引かれ合うということを考えると、1階で生活していれば積極的に接地していなくても、弱い力で自然にアーシングされていると言えますが、高層階に行くほどこの力がさらに弱まります。
建物の各階で体内の電流を測定した実験では、地面から1m遠のくごとに体内の電流は300ボルトずつ上がって行きました。
高層階に住む住人は、低層階の住人に比べ脳卒中のリスクが40%上がるとする研究もあります。
アーシングのアンブレラ効果
地球はその周りに電圧を持ち、地表では0ボルトですが大人の頭くらいの位置で350ボルトになります。
絶縁体になる素材の靴を履いて大地に立った場合(上記の図のA)、特に頭部がより高い電圧にさらされ体に電気が流れます。
素足で接地されている人(上記の図のB)の周りはバリアのようになり、350ボルトの位置が頭上に押し上げられます。
接地している人の体は地球の一部となり、頭部は0ボルトの電圧にさらされていることと同じになります。
これを「アンブレラ効果」と呼びます。
EMFの影響を受ける職業
EMFが作業効率に影響する職種があり、これらの職業の人たちは、アーシングパッドやアーシングシューズで接地された状態で働きます。
EMFの影響を受ける職業の例
●マイクロチップを製造する工場の作業員
マイクロチップは薄くて小さいため、作業員の静電気で簡単に破損してしまいます。
●外科手術スタッフ
病院の手術室は様々な電子機器が設置され、外科手術スタッフ、患者もアーシングされています。
●石油産業の作業員
静電気のスパークで引火する可能性がある現場で働く作業員は、安全のためにアーシングされています。
アーシングのやり方
大昔、靴がなかった時代、人々は裸足で歩きまわり、自然にアーシングをしていました。
しかし、靴が発明され、さらに合成ゴムの発明で靴底がゴムになり、電気を通さない絶縁体であるゴムが人々と地球の接地を分離する形になりました。
地球に触れる
●地面
●土
●海・湖・池・川などの水
●木
●岩
などに素肌で触れることで、アーシングできます。
水とミネラルはアーシングの効果を促進するため、海水に入ることは特に効果的です。
靴下をはいている足でもアーシングはできますが、裸足に比べて効果が弱くなります。
靴下が濡れていたら多少は効果が強くなります。
セメントは水分とミネラルを含むため、アーシングの効果を得られます。
アスファルトは石油を含むため、電導性がありません。(オイルは電気を通しません。)
そのためアスファルト上に裸足で立ってもアーシング効果は得られません。
その他の絶縁体は、
●乾燥した木材
●プラスチック
●ゴム
地球上のすべてのものは、多少の差はあれ電気を通します。
絶縁体も少しは電気を通しますが、アーシング効果が期待できるほどは通さないようです。
靴底は通常ゴムでできているため、外歩きをしても靴が絶縁体になりアーシングはされません。
たくさんの送電線を支える鉄塔付近に住む住人は、送電線から放電される電磁波でがんの発生率が高くなる傾向にあります。
これは家という接地していない環境で長期間送電線から漏洩する電磁波で発生したEMFの曝露を受けているためと考えられます。
送電線の下で飼われる家畜は、靴を履かず、常に大地に足をつけて暮らしているため、アーシングされ影響を受けません。
また、ニワトリ小屋で飼われているニワトリは、冬に暖房を入れてあげないと凍死してしまいますが、牧草地で平飼いされているニワトリは凍りません。
アーシングで大地と繋がっている間は、体内のボルテージ(電圧)が低くなります。
EarthingBookによると、寝室のベッドに横になって体内の電圧を測った際、
●非アーシング時で平均3.27ボルト
●アーシング時で平均0.007ボルト
と、かなり差があることがわかります。
アーシングしている人に触れる
人体は電導性があるため、アーシングしている人に触れることでアーシング効果が得られます。
例えばペットの犬を散歩に連れていき、裸足で地面に立つ犬を靴を履いた飼い主が撫でれば飼い主はアーシングしたことになります。
アーシングシーツの使用
アーシングシーツは、電気を通す糸状の金属が網の目のようにシーツに織り込まれていて、シーツの端にアーシングケーブルを装着し窓から外の地面に接地するか、室内のコンセントのアースに接続する方法により、ベッドで、または布団で寝ている時にアーシングできる優れものです。
特に寝ている間のアーシングは、長時間できる、睡眠中の体の修復を促進できるなど、利点が多いです。
レビューで一番評価が高い「riraku-life(リラクリフェ)」のアーシングシーツ
金属の中でも一番電導性のいい、銀素材の金属繊維を綿に織り込んでいます。
ハーフサイズ↓
フルサイズ↓
地球上で最も導電性の高い金属トップ5
1位 銀
2位 銅
3位 金
4位 アルミニウム
5位 亜鉛金属は金属でも、電気伝導性に対する抵抗率が金属によって違います。
銀と銅は電気だけでなく熱伝導性もよく、金は耐腐食性もあるが、高価。https://t.co/XfZ262dcMj
— ユー子@カンジダ情報発信中 (@yuko_candida) July 24, 2020
アースがベッドのマットレスに装着されているもの↑
バッグ型のアーシングシーツもあります。↓
ペット用も。↓
アーシングマットの使用
アーシングマットは、アーシングシーツ同じような原理ですが、シーツよりも面積が小さく、椅子の下において座って作業している際に足を置く、机の上に置いて手で触れるなどの使い方があります。
素肌に触れる面積は小さくなりますが、何かをしながらアーシングできるという利点があります。
アーシングパッチの使用
アーシングパッチやアーシングバンドは、コインサイズの電導体をテープやバンドで肌に固定する方法です。
局所的な問題に有効です。
アーシングシューズの使用
アーシングシューズは、靴のゴム底の1箇所に電導体を装着したものです。
通常の靴で外を歩いてもアーシングにはなりませんが、アーシングシューズで土や芝生の上を歩くと、アーシングの効果が得られます。
アーシングの注意点
アーシングは比較的安全ですが、いくつか注意点があります。
どのくらいアーシングすればいいのか?
電気のスイッチを入れると即電気が点くように、アーシングは大地、または接地された電導体に触った瞬間にマイナスの電子が体内に入ってきます。
入ってきた電子は、体の問題のある部分、つまり陽子が多い部分に引きつけられます。
エネルギーを生成し、電子を必要としているミトコンドリアまで電子が届く時間の目安が20〜30分ということです。
海水に浸かるなど接地されている面積が大きい、よりダイレクトに大地に接地されている方が効果も高く、所要時間も短くなります。
アーシングは継続が重要で、毎日やることでより効果が出ます。
特にアーシング効果が高い体の部位
上記の足の裏の図の「K1」の部分は、中国医学よると腎臓のツボです。
K1は、膀胱につながるエネルギーチャンネルと呼ばれる場所で、膀胱にダイレクトに繋がっています。
膀胱に到達した電子は、そこから肝臓、横隔膜、心臓、肺、脳に送られます。
そのため、K1を大地に接地することは、健康にとって効果的です。
足の裏は、身体中の様々な神経の終点の集まりであり、汗腺も多いので、アーシングに適している部位です。
よりアーシングの効果を高めるために
よりアーシングの効果を高めるためにできる工夫があります。
室内より屋外
室内でアーシングシーツ、アーシングマットを使いアーシングするよりは、屋外で裸足で大地に立つ方が効果が高くなります。
湿り具合
室内のアーシングでも、屋外のアーシングでも、体や地面が濡れていた方が、より効果が高くなります。
アーシング棒を設置する際、できるだけ地面の奥まで挿した方が効果が高くなります。
これは地面の表面よりも深いところの方が水分を含むためです。
アーシングシーツ、アーシングマットの使用際も、服を通してアーシング効果は得られますが、汗などで湿っていた方が効果が高くなります。
素肌が触れる面積
地面、またはアーシングシーツ、アーシングマットに素肌が触れる面積がより大きいほど効果は高くなります。
コンセントのアースよりも直にアース棒
これはケースバイケースですが、アーシングシーツ、アーシングマットを接地する際、コンセントのアースに接続するよりも、直接アーシング棒に接続する方が効果が高い傾向にあるようです。
アース2本(複数本)取り
アーシングシーツ、アーシングマットを接地する際、ケーブルを2本使った接地は1本の時よりも効果が高くなります。
体内の電解質
体内にあるミネラルは電解質として働くため、ミネラルの欠乏は電気が通りにくい体になります。
雷に注意
室内でアーシングシーツ、マット、パッチなどを使用する場合、安全のため雷の日はアースを切断する必要があります。
家に雷が落ちることは滅多にありませんが、万が一の場合の感電を防ぐためです。
アーシングをやりすぎると?
昔は今のような家も靴もなく、人間も常に大地に接地しながら暮らしていたことを考えると、アーシングのやりすぎということは特に問題にならないとのことです。
先ほども触れましたが、甲状腺の薬、抗血液凝固剤を服用している人は、専門家に相談しながら服用の方針を決めてください。
アーシングの好転反応
アーシングによる体の各組織の再活性化、治癒過程で好転反応の症状が出るケースがあります。
好転反応の例は、
●チクチクする感覚
●痙攣
などです。
このような症状が出る場合は、短時間のアーシングから始め、だんだん時間を長くしていってください。
まとめ
アーシングと慢性炎症の関係、アーシングの効能、アーシングのやり方について説明しました。
大地に触れると様々な症状が治癒することは、スピリチュアル的でも不思議でもなんでもなく、科学的に有効ということがわかりました。
時代が進むにつれ、家に住み、靴を履き、さらにその家も高層化が進み、人々が大地から離れていく流れになっています。
スマートフォーンも普及し、常に電磁波にさらされているのに、1日のうちに1度も大地に触れないという日々を過ごす人も多いのではないでしょうか?
それとともに生活習慣病、慢性疾患と呼ばれる症状の蔓延も進んでいます。
アーシングは即効性がある特効薬というわけではなく、さらに食事の改善、適度な運動なども引き続き重要になります。
特にミネラル(電解質)の欠乏と脱水症状は、アーシングを行う際に効果の強さに関わってくるため、気をつけておきたいポイントです。
とはいえ、アーシングで慢性炎症が改善されてくれば、血糖値も安定し、甘いものやジャンクフードへの渇望も減り、自然とビタミン・ミネラルの豊富な食事を好むようになると思います。
アーシングには、QOL(生活の質)の改善を期待できます。
・体調不良に悩まされている人
・忙しい毎日を送っている人
・電磁波の健康への影響に懸念がある人
・5Gの健康への影響に懸念がある人
・アスリートの人
・都会に住む人