チャガ(チャーガ)マシュルームはカンジダに効果あり

天然の抗菌剤

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黒い炭のような外見でサルノコシカケ科キノコ、チャガ(チャーガ)マシュルームは、薬効作用のある植物・アダプトゲンに分類されます。

 

日本ではカバノアナ茸・シベリア霊芝・白樺茸と呼ばれるこのキノコは、北ヨーロッパ、シベリア、ロシア、アラスカ、カナダ北部、韓国、日本で見られます。

 

チャガの生育地

チャガの生育地

 

 

非常に強い抗酸化作用を持つけど真菌であるチャガが、同じ真菌であるカンジダ菌が原因になっているカンジダ症に効果を示すのでしょうか?

 

この記事では、チャガがなぜカンジダに効くのか、チャガの効能、副作用、チャガ採取の方法について説明しています。

 

 

こんな人に読んでもらいたい
・カンジダ症の人
・免疫を高めたい人
・紫外線の肌の影響が気になる人
・チャガ狩りに興味がある人

 

 

チャガの栄養価

小さじ2杯のチャガには、

●30カロリー
●脂質 0g
●炭水化物 7g
●食物繊維 7g

が含まれます。

 

チャガに含まれるビタミン・ミネラルは以下の通りです。

●ビタミンD
●ビタミンB群
●カリウム
●カルシウム
●マグネシウム
●ルビジウム
●セシウム
●銅
●セレン
●鉄
●亜鉛

 

 

 

SOD(スーパーオキシドジスムターゼ)

SOD(スーパーオキシドジスムターゼ)は、体内のフリーラジカル、特にスーパーオキシドラジカルの分解を触媒する酵素です。

 

フリーラジカルは不対電子を持ち、体内で他の分子からより多くの電子を除去しようとする有害な分子です。

DNA酵素、タンパク質、および細胞膜に損傷を与えます。

抗酸化物質としてのSODは、フリーラジカルに余分な電子を与え、フリーラジカルを中和、フリーラジカルによる酸化ストレス、損傷を防ぎます。

 

 

このSODという酵素以外にも、チャガは抗酸化物質含有量がかなり高い食品でORAC(抗酸化物質含有量を表す値)は146,700です。

 

ターメリックは127,068

ワイルドブルーベリーは9,621

 

他の食品と比べると、チャガの抗酸化物質含有量の高さがわかります。

 

 

 

 

 

 

この他にも、チャガには素晴らしい効能の栄養素が含まれます。

 

メラニン

シミの原因になるイメージがあるメラニン色素ですが、メラニン色素が存在することにより細胞が紫外線のダメージから守られている一面もあります。

 

チャガにはメラニンが含まれ、特に外側の黒い部分に多く含まれます。

 

チャガに含まれる微量栄養素と結合したメラニン化合物は、紫外線などの放射線による損傷から細胞を保護します。

 

チャガの摂取が皮膚ガンを予防すると言えます。

 

 

βグルカン

βグルカンは、免疫機能を促進する作用のある多糖類で、細菌、真菌、酵母、オート麦、大麦といった穀物の細胞壁を構成する天然成分です。

 

現代人の西洋化した食事では、βグルカンは欠乏する傾向にあります。

 

チャガを始め、薬効効果があるキノコには、βグルカンが豊富に存在します。

 

チャガ以外にβグルカンを含む食品は以下の通りです。

●特定の海藻
●霊芝
●コフキサルノコシカケ(Ganoderma applanatum)
●椎茸
●舞茸
●オート麦
●大麦
●小麦
●ライ麦
●土壌細菌(アグロバクテリアム・バイオバー Agrobacterium biobar)

これらの食品は、漢方でも使われます。

 

 

 

ベツリン酸

 

 

ベツリン酸は、白樺の樹皮に豊富に含まれるトリテルペノイド(主に植物に含まれる生理活性物質)です。

 

ベツリン酸は、通常薬効作用のあるキノコのほとんどに含まれますが、特に白樺から採取されたチャガ、極寒の地でゆっくり成長したチャガに多く含まれます。

 

研究によると、ベツリン酸には強力な

●抗ウイルス作用
●抗マラリア作用
●抗炎症作用
●抗真菌作用

があります。

 

 

 

カンジダ症の人はキノコは避けるべき?

キノコは真菌であるため、カンジダをさらに悪化させる可能性があるという主張があります。

 

上記で説明したように、チャガなど薬効作用のあるキノコには、強い抗酸化作用やベツリン酸などの抗真菌作用を持つ物質が含まれるため、カンジダ症にも有効と言えます。

 

実際、漢方では、 真菌症に対し様々なアダプトゲンのキノコを使用します。

 

チャガはカンジダ症を悪化させることはなく、改善させると言えます。

 

抗カンジダ作用以外のチャガの効能

 

 

1、抗がん作用

チャガの抗がん作用は、動物実験において効果が証明されています。

 

体にがん腫瘍があるマウスにチャガの抽出物を投与したところ、60%のマウスで腫瘍の大きさが縮小。

転移性がんのマウスでは、対照群と比較して腫瘍の数が25%減少しました。

 

チャガが人間のがんに及ぼす影響を調べた実験は、まだありません。

 

2、免疫機能の促進

動物実験では、チャガがインターロイキン6(IL-6)やTリンパ球などの特定の免疫細胞の産生を増加させることにより、免疫機能を強化することが示されました。

 

IL-6やTリンパ球は、免疫システムを調節し、侵入する細菌やウイルスを体が撃退するのに役立ちます。

 

研究によると、チャガの抽出物は脾臓のリンパ球を刺激し、免疫系の機能に有益な効果をもたらす可能性があることが示されています。

 

 

3、強力な抗ウイルス作用

チャガはかなりの数のウイルスに有効であることがわかっており、2015年の研究では、HIVウイルス1型に作用を示しました。

 

また、C型肝炎ウイルスに対しては、動物実験で効果があることが示されています。

 

動物細胞を使用した研究では、チャガ抽出物がわずか10分でC型肝炎ウイルスの感染特性を100分の1に減少させることがわかりました。

 

4、抗炎症作用

チャガ抽出物が動物実験において、潰瘍性大腸炎による炎症を軽減することが示されています。

具体的には、チャガ抽出物が、結腸での炎症伝達物質の発現を抑制することがわかりました。

 

炎症伝達物質は、すでにある炎症を悪化させる物質で、これを取り除かないと炎症は改善しません。

 

5、持久力の向上

2015年に発表された研究によると、マウスにチャガの多糖類を与えると、マウスはより長く泳ぐことができ、筋肉と肝臓の両方のグリコーゲン(燃料)含有量が増加。

血流中の乳酸レベルが減少しました。

 

チャガ摂取が疲れにくくエネルギーが持続する体を作ります。

 

 

 

チャガの副作用

チャガは比較的安全とみなされていますが、人間を被験者にした研究がないため摂取量などの規定はありません。

 

推奨摂取量の目安は、1日3.6g以下(お茶に使うチャガの量)です。
アルコールの抽出液の場合は、1mlを1日2回摂取します。

 

 

肝臓がんの72歳の日本人女性が、6ヶ月間毎日チャガを摂取したところ、腎臓の損傷(シュウ酸塩腎症)が見られたという報告があります。

 

シュウ酸塩も多く含むチャガは、過剰摂取により特定の栄養素の吸収を妨げる可能性があります。

 

 

 

妊娠中・授乳中の女性の摂取については、安全性を示す研究がないため、避けた方がいいと言えます。

 

●関節リウマチ(RA)
●多発性硬化症(MS)
●全身性エリテマトーデス(SLE)

などの自己免疫疾患がある人は、チャガ摂取により免疫系が活発になることで症状が悪化することがあります。

 

また、チャガ摂取が手術後の出血リスクを高める可能性があるため、手術前の摂取は控えてください。

 

チャガは血糖値を下げる作用もあるため、糖尿病でインスリンを摂取している方は、チャガの摂取について専門家に相談してください。

 

白樺にアレルギーがある方は、チャガの摂取は控えてください。

 

 

 

チャガの採取

 

 

チャガの見分け方

チャガは、北ヨーロッパ、シベリア、ロシア、アラスカ、カナダ北部、韓国、日本などの寒い地域に生育します。

 

日本では東北や北海道に見られるようですが、チャガの効能が知れ渡った際に乱獲され、その数は白樺の木2万本にチャガ1個という貴重なキノコになってしまったそうです。

 

 

チャガは黒い炭のような外皮で、中はオレンジ色、非常に硬いキノコです。

 

ほとんどの場合白樺の幹の傷ついた箇所に生育し、他の種類の木で生育しているのは珍しいケースです。

 

同じような見た目のキノコは少なく、見分け間違いをしにくいキノコです。

 

 

チャガの採取

チャガは成長に時間がかかるため、見つけた際はノコギリ、斧などを使いチャガの4分の1は木に残るように採取すると、そこからさらに成長することができます。

 

白樺が倒れている、枯れかけている場合は、全部採取して大丈夫です。

 

採取したチャガは、新鮮なうちにノコギリ、斧、のみなどで小さい塊にバラし、乾燥させます。

 

 

チャガの購入

白樺からのチャガ、より寒い地域の天然チャガが強い薬効作用を持ちます。

 

 

こちらはロシア産チャガ茶↓

 

 

チャガの摂取方法

チャガは木材のように硬いため、塊を食べることには向いていません。

 

食べる場合は粉末にして、飲み物や料理に入れます。

 

また、チャガの栄養素、抗酸化物質を体内で利用出来る形態で摂取するために、加熱が推奨されています。

 

加熱することで細胞壁が破壊され、抗酸化物質が抽出されます。

 

ベツリン酸は高レベルでアルコールに溶け出るため、アルコール抽出を推奨する意見もありますが、お茶として飲まれてきた歴史も長いことから、どちらも効果的という意見もあります。

 

 

チャガティー

チャガのお茶はクセがなく、麦茶とルイボスティーの中間のような味です。

ほんのりバニラエッセンスのような香りもします。

 

チャガティーの作り方

1、沸騰したお湯に、チャガの粉末、または塊を入れ中火で5分加熱。

2、弱火にしてさらに20分加熱。

3、チャガの粉、または塊を濾していただきます。

 

同じチャガで4回ほど煎じることができます。

 

アルコール抽出

チャガの粉末をウォッカに入れ、数週間置きます。

 

できたものを濾し、加熱してアルコール分を飛ばします。

 

アルコールはカンジダ症では避けたほうがいい食品に入りますが、チャガの抽出液に含まれるアルコールは少量なため、そこまで心配する必要はありません。

 

 

まとめ

 

 

 

 

チャガの抗酸化作用は非常に高いため、キノコであってもカンジダに効果を示すということを説明しました。

 

先日松茸狩りに行った際、下ばかり見ている私は木の幹にあるチャガに全く気付かず、長男に教えてもらいやっと気づきました。

 

残念ながら白樺からではなかったのですが、1年分くらいありそうな大きいチャガを採取することができました。

 

 

 

その後毎日2杯くらいのチャガティーを飲んでいますが、利尿作用が強くトイレが近くなりました。

デトックスされている感じがあります。

 

子どもにもお茶を飲ませましたが、「味がない」と言い、それ以上飲もうとしませんでした。

 

なのでスープやカレーに入れて出汁を取って食べさせています。

 

お茶ではチャガチャイにされる方が多いようです。

 

一度試してみてください。

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