手作り生肉キャットフードレシピ

雑記

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以前飼っていた犬には市販のドライドッグフードをあげていましたが、この子ががんで亡くなったことから市販のペットフードの危険性を知り、現在飼っている猫には手作り生肉キャットフードをあげています。

最初は何をあげていいかもわからなかったのですが、ツイッター(X)で教えていただいたり、Facebookの手作りキャットフードのグループ(Cats Completely Raw And Proud (Cat CRAP))に入り勉強し、栄養が偏らない手作りフードのレシピの作り方もわかってきましたのでこちらでシェアしたいと思います。

ポイントは、

  • 80/10/10(肉/骨/内臓肉)の割合
  • 生、非加熱であること
  • 合成サプリメント不使用
  • 植物性食品不使用

詳しく説明していきます。

 

市販キャットフードの危険性

 

タイトルに最初に【獣医師監修】などとあるキャットフードについての記事では、市販のキャットフードを「総合栄養食」と呼び、あたかもこれをあげないと猫が栄養欠乏で病気にでもなるかのような記述があります。

しかし市販のキャットフードの原材料表示を見てみると、

 

以下は、某キャットフードの原材料です。

  • とうもろこし – 遺伝子組み換えコーン
  • コーングルテンミール – コーン加工食品の副産物
  • ミートミール – 4Dミート
  • 動物性油脂 – 4Dミートからの油脂
  • チキンミール
  • フィッシュミール
  • セルロース – おがくず
  • 脱脂大豆 – 遺伝子組み換え大豆加工食品の副産物
  • おから
  • チキンレバーパウダー
  • フィッシュオイル:DHA・EPA源
  • フィッシュエキス
  • フラクトオリゴ糖 – 遺伝子組み換え甜菜から作られたオリゴ糖
  • セレン酵母 – 遺伝子組み換え菌
  • シャンピニオンエキス
  • 卵黄粉末:グロビゲンPG – 特殊加工した卵黄
  • 小麦粉 – 残留グリホサート入り
  • ビール酵母
  • ビタミン類(A、D3、E、K3、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、C、コリン、イノシトール)
  • ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、塩素、鉄、コバルト、銅、マンガン、亜鉛アミノ酸複合体、亜鉛、ヨウ素)
  • アミノ酸類(メチオニン、タウリン)- 有機溶媒や石油から合成
  • 酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)

 

それぞれの原材料が粗悪なことはもちろん、肉食である猫のフードなのに原材料の1番目と2番目に植物性材料が記載されていることも良くないポイントです。(原材料は含有量順に記載されます。)

原材料上位のほとんどがゴミであり、そこに合成栄養素と添加物を加えた組成になっています。

こんなものを食べていたら、それこそ病気になってしまいます。

獣医学部では栄養学は学ばず、大手ペットフードメーカーからの洗脳教育を学びます。
多くのペットが粗悪なフードを食べて病気になれば、儲かります。

 

 

手作り生肉キャットフードレシピ

総合栄養食と呼ばれる市販のフードがどれだけ粗悪かについてが長くなってしまいましたが、ここからは手作りフードのレシピの説明になります。

市販のフードを推奨する獣医は口を揃えて、「手作りフードは栄養が偏る」と言いますが、ここで紹介するPMR(Prey Model Raw)と言う猫用生肉食は、獲物を狩って食べる猫の食生活を再現しています。

冒頭で触れた 80/10/10(肉/骨/内臓肉)(%)の比率を守れば、栄養は偏らないようになっています。

これは例えば100gのフードを作るとしたら、

  • 80gの肉
  • 10gの骨
  • 10gの内臓肉

の割合で作ります。

きっちりこの割合にしなくても、多少の誤差は容認して大丈夫です。

 

使用できる肉

【ホワイトミート】

  • チキン
  • ターキー
  • うずら

など。

【レッドミート】

  • 牛肉
  • 豚肉
  • 鴨肉
  • ラム
  • うさぎ
  • 鹿肉

など。

肉はホワイトミートだけ、レッドミートだけ、に偏らないように、両方を混ぜて、または交互にあげてください。

脂肪分も重要なので、脂身も含めるようにしてください。

  • タン
  • 心臓
  • 砂肝
  • 結合組織

などは、PMRでは「内臓肉」ではなく、「肉」のカテゴリーに入ります。

 

使用できない肉

  • クマ
  • アライグマ
  • きつね
  • ワニ
  • イノシシ

これらの肉食動物は、生体濃縮があるので猫のフードには向いていないということです。
ちなみに私はこれを知らずにクマ肉をフードに入れたことがありますが、特に健康被害は見られませんでした。

ベーコン、ソーセージなどの加工肉は、有害な添加物が入っているため、使用できない肉になります。

 

使用できる骨

 

  • 手羽先
  • 鳥の首
  • 鳥やうさぎの足
  • 肋骨
  • 背骨

など。

骨の重量を計算する際、例えば手羽先の重量に占める骨の割合は、約45%です。
他の骨も、だいたい半分くらいの重量は「肉」の重量として計算してください。

骨は、フード全体の6〜10%加えてください。

できるだけ上記の骨がベストですが、砕いた卵の殻、ボーンミールで代用することもできます。
ただ、市販の卵は殻に消毒剤が付いている可能性が高いので、私は近所の人から購入する安心な卵しか使わないです。

 

 

 

NOW Foods, ボーンミール、パウダー、454g(1ポンド)
created by Rinker
Now Foods(ナウフーズ)

 

使用できない骨

  • 加熱調理された骨 – 加熱により水分が抜けて構造が変わっています。それにより喉や食道に刺さる恐れがあるので、避けてください。
  • 機械でカットされた骨 – 切り口の断面が鋭くなっているため、猫が食べるにはリスクがあります。
  • ターキーの脚と手羽 – これらの骨が折れると、断面が鋭くなります。
  • 牛の骨 – ひき肉に含まれる牛の骨は小さいので問題ありませんが、それ以上の大きさになると歯が折れたり食道に詰まるリスクがあります。

 

使用できる内臓肉

  • レバー
  • 腎臓
  • 脾臓

など。

内臓肉はビタミンやタウリンなど、猫に大切な栄養素を豊富に含みます。
内臓肉に敏感な猫にも、最低2%は含めるようにしてください。

私の猫が子猫だった時はレバーをあげると吐いてしまいましたが、少量から少しずつ慣らして克服しました。

 

その他 使用できる材料

  • 毛皮、羽毛 – 猫は鳥やうさぎを捕まえると毛皮や羽毛ごと食べます。これらは不溶性繊維として腸内環境に有益です。これらが入手困難な場合は、少量のサイリウムハスクをフードに加えることで代用できます。
  • 魚 – ビタミンDとオメガ3の摂取源になります。マグロなどの大きな魚は水銀汚染の問題があるため、小魚が推奨されます。魚にはチアミン(ビタミンB1)を分解するチアミナーゼという酵素が含まれるため、あげすぎると猫のチアミン欠乏症の原因になるという意見もあります。エビ、カニ、ホタテなどの甲殻類はチアミナーゼが多く含まれるため、避けた方がいいでしょう。
  • 生卵 – 質の良い卵が入手できるようでしたら、フードに生卵を混ぜると猫に必要な栄養が補えます。

 

 

Organic India, オオバコ、オーガニックホールハスクファイバー、340g(12オンス)
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Organic India(オーガニックインディア)

 

 

子猫用レシピ

子猫のPMRのレシピは、75/15/10 になります。

1歳になるまでは骨多めの割合で与えます。

卵の殻、生卵も1歳になるまでは与えません。

 

生肉キャットフードの作り方

生肉キャットフードに使う材料について説明しました。

それではその材料をどのように猫に与えるのでしょうか?

これには特に決まりはありません。
ネズミを捕まえたら、そのまま丸ごとあげるのもよし、ミンチにしてあげるのもよし、という感じです。

ただ現実的にはスーパーで買ってきた肉で作る場合がほとんどだと思います。
私は猫が小さかった頃は肉、骨、内臓をNINJAというブレンダーでミンチにしていましたが、もっと噛めた方がいいなと思い、現在は肉は包丁でぶつ切りにし、骨は手羽先ならそのまま与えるか大きすぎたらNINJAで砕いています。

猫は好き嫌いがある子が多いと思うので、猫が食べてくれる調理方法を模索する必要があります。

 

毎食 80/10/10 の割合を守らなくてはいけないのではなく、だいたい1週間くらいの食事全体でこの割合が保てていれば大丈夫とのことです。

私は月に2回ほどフードを作り、約2日分ずつに小分けにし、冷凍しています。
冷蔵庫で一晩で解凍し、猫に出す直前に熱湯を少量混ぜて少し暖かくしてから食べてもらっています。
猫は獲物を捕り、暖かいうちに食べます。
そのため、猫に冷たいフードを与えるのは、あまり自然ではないということです。

 

こちらの動画が大変参考になります!

 

まとめ

市販のキャットフードがいかに粗悪かということと、手作り生肉キャットフードの作り方を説明しました。

私はこの分野のプロではないので、間違っている情報、追加情報などがございましたら教えていただけると嬉しいです。

ツイッター(X)では、常日頃いろいろ教えていただいてますが、ペットフードに関して大切だと強く思うことは、とにかく市販のペットフードを主食にしない!ということだと思います。

残飯を食べてきて長生きしたペット達のエピソードをたくさんお見受けしたからです。

昔はペットフードなんて食べているペットはいなかったわけですし、そう考えるとペットフードを盲信している方がおかしいですよね。

私はこの手作り生肉キャットフードを猫が小さい頃から始めたので、猫はよく食べてくれます。
ただ市販のキャットフード、特にドライフードに慣れてしまっている猫は、生肉食への切り替えが大変と聞きます。

猫が食べることを拒否するんですね。

この場合、猫との根気勝負になり、折れてドライフードを上げてしまうと飼い主の負けです。
食べてくれないのなら「あら、いらないの?」と一度下げ、猫が「お腹すいた〜、ご飯〜」と来た時にまた生肉食を出すのがいいそうです。

「これしかないですよ」という気迫で。

生肉食とドライフードを半々に混ぜて…など、生半可なことをすると、勝負に負ける可能性が大きくなるとのこと。(笑)

 

猫の健康にこだわるなら、手作り生肉キャットフードは、猫にとって猫が狩りをして獲物を食べるという食生活の次にいいと思っています。是非やってみてください。

 

 

 

 

 

 

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