健康な人の腸内にもいるカンジダ菌。
疲労・睡眠不足・ストレス・風邪などで体の免疫力が落ちだ時に増殖し、体に困った症状が現れます。
そんなカンジダ菌の増殖を抑えるために、カンジダ菌が住みにくい腸内にする「カンジダダイエット」が効果があります。
このカンジダダイエットでは、カフェインは避けなくてはいけないことになっています。
毎日コーヒーや紅茶を飲む習慣がある人にとっては辛いルールなんですが、
この記事では、なんでカフェインがカンジダ克服に良くないのか、理由を説明します。
カフェインのカンジダへの影響
カフェインは、ビタミンB-1、イノシトール、ビオチン、カリウム、亜鉛、カルシウム、鉄の吸収を妨ぐそうです。
これらの栄養素は身体の免疫を助けるもので、カンジダの増殖を抑えるために必要なものばかりです。
カフェイン入りのコーヒーまたは紅茶1杯で、最大75%の腸内の善玉菌を殺してしまうそうです。
「最大」と書いてあるので、実際にはそこまで善玉菌を殺してないといいけど。
コーヒーは特に良くない?
カンジダダイエット中、コーヒーは特に良くないようです。
紅茶や緑茶にもカフェインが入っているのに、コーヒーが特に良くないというのは、なんででしょう?
コーヒー豆に酵母が含まれる場合があるため
コーヒー豆は製造過程で発酵させている場合があります。
発酵したコーヒー豆には、カンジダ菌と似た酵母菌が含まれている可能性があり、カンジダダイエット中はこの酵母菌によってカンジダ菌か活性化してしまうことがあるため、コーヒーは避けなければいけません。
コーヒー豆がカビに汚染されている可能性があるため
一部のコーヒー豆から検出される「マイコトキシン」という発がん性のあるカビは、高温で焙煎しても毒性は消えないそうです。
カビの仲間であるカンジダ菌を殺すためにカンジダダイエットをしているので、当然カビは避けたいのですが、カンジダダイエットをしているとかは関係なく、こんな毒性のあるカビは避けたいものです。
カビに汚染されたコーヒー豆も、見分けることは困難です。
値段が安いコーヒー豆に多いという記述を見かけましたが、高価なコーヒー豆だからといって安心できるわけでもないようです。
代わりに飲むなら
カンジダダイエット中にコーヒーが飲みたくなったら、チコリコーヒーかタンポポコーヒーが割と味も近く、カフェインも入っていないのでオススメです。
紅茶や緑茶の代用としては、ハーブティーがオススメです。
まとめ
・カフェインは体の免疫に必要な栄養素の吸収を阻害する
・カフェインは腸内の善玉菌を殺す
・コーヒーには酵母菌が入っている可能性がある
・コーヒー豆がカビに汚染されている可能性がある
ということでした。
想像はつきましたが、やはりカフェインはカンジダ症には悪いようです。
ここ数年はエナジードリンクの飲み過ぎでカフェイン中毒死する若者のニュースも見かけます。
常用性があるカフェインは癖になってしまうと止めることが大変ですが、この機会にカフェイン断ちもいいかもしれません。