昆虫食を避けるべき3つの理由

食の安全

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  • 畜産は環境に悪い
  • 昆虫食は持続可能
  • 食のグレートリセット

以上のようなことがメディアや政府、教育機関により叫ばれていますが、虫を食べさせられるのは嫌じゃないですか?

近い将来、様々な食品に昆虫や昆虫粉が入っているということが起きてきて、昆虫を食べる人が意識高い系、肉を食べる人は環境破壊する人という風潮が作られてくることが予想されます。

昆虫を食べたい人は食べればいいと思いますが、食べたくない人は食べなくていいです。
昆虫食は否定しませんが、現在グローバル企業などにより進められている昆虫食のあり方には疑問を感じます。
すでにメディアでは昆虫食の利点ばかりを強調する情報が目立っているため、この記事では昆虫食を避けるべき以下の3つの理由を挙げています。

  1. 昆虫は人間の消費に向いていない
  2. 食用昆虫は衛生面で問題があり、寄生虫を媒介する可能性がある
  3. 高度に加工された昆虫食の問題

 

この記事を読めば、昆虫食に対するマイナス面も知った上で昆虫食について考えることができます。

1、昆虫は人間の消費に向いていない

鳥、爬虫類、両生類、魚などは昔から虫を食べてきましたが、人は食べてきませんでした。

 

伝統的に昆虫を食べてきた歴史を持つ地域もありますが、この記事では、WEF(世界経済フォーラム)が強く推進する新しい昆虫食の形を問題視しています。

昆虫食が人間の消費には向いていない理由は、以下の通りです。

人間はキチンを消化・吸収できない

まずキチンとはどういうものなのでしょうか?

キチンとは、カニやエビなどの甲羅、イカなどの軟骨部分、貝殻、あるいは虫や微生物などの細胞壁に含まれる動物性の食物繊維で、グルコサミンという糖がたくさんつながった高分子多糖体のことです。
キチンはそのままでは体内で消化・吸収することができないので、消化・吸収可能なキトサンに加工する必要があります。(脱アセチル化といわれます)
キチンをキトサンという物質に加工すると、胃酸にも溶けるようになり、体内で利用することができるようになります。しかし、加工する際にどうしても多少のキチンが残ってしまうため、「キチン・キトサン」と呼ばれているのです。
参照:三愛製薬株式会社「三愛キトサンについて」

キチンの生化学名は、ポリ-N-アセチル-D-グルコサミン。
キチンは人間の体内では消化・吸収できないということです。

微生物学で学位を取得したLegironさんという方のサイトによると、

セルロースも多糖類ですが、鎖は交差しています。人間はそれを消化することができません。実際、牛や他の反芻動物も消化できません。バクテリアと原生動物はできます。これが牛の最初の胃の目的です。反芻胃は、酵素を分泌しません。反芻胃はバクテリア、原生動物、さらには嫌気性菌類の存在する大きな袋です。それらは難消化性の草を非常に消化しやすい微生物タンパク質と有機酸に変える役割をします。牛は有機酸を吸収し、肝臓は有機酸からブドウ糖を作ります。これは牛が食事から直接糖をほとんどまたはまったく摂取しないためです。微生物が最初にそれを取得します。
参照:underdogs bite upwards「Chitin」

キチンは消化・吸収できないので難消化性多糖類に分類できます。

セルロース ➡︎ 植物性の難消化性多糖類
キチン ➡︎ 動物性の難消化性多糖類

腸内細菌の中にはセルロースやキチンを分解できる細菌がいるかもしれませんが、ほとんどの難消化性多糖類は分解されず排出されます。

牛などの反芻動物は複数の胃を持つため消化できますが、胃が一つしかない人間は消化・吸収できないため、キチン質の高い昆虫の栄養素は利用することができないということです。

昆虫のキチンががん細胞、寄生虫、真菌などの餌になる

こちらの動画の訳です。

昆虫にはキチンという物質が含まれます。
キチンは人間にとって非常に有害な物質です。
キチンは喘息、呼吸器系疾患、脊髄がんの原因になります。
加熱調理しても消えません。
昆虫からキチンを取り除く方法はありません。
昆虫を食べることはキチンを摂取することです。
人間の体はキチンを処理できません。
鳥、鶏、トカゲ、爬虫類、魚などは虫を食べます。
私たちは食べません。
処理できる消化器官を持ち合わせていません。
キチンを摂取すると、病気になりますよ。

 

昆虫は、私たちの腸が処理できない「キチン」を含みます。
キチンは多糖類で、がん、寄生虫、真菌など病気の原因になるすべてのものの餌になります。
キチンがそれらの一部を構成します。
さらに昆虫には変成ステロイド、特にエクジステロンが含まれます。
これは哺乳類の食には適しません。
鳥のみが安全に昆虫を処理できます。
鳥の消化システムは、完全に私たち人間のものとは異なります。

 

上記のツイートをしたところいくつか質問がありましたので、調べてみました。

Q:エビなどの甲殻類、キノコもキチンを含むが、それも良くないのか?

A:キチンは殻など硬い組織に多く含まれます。
キノコはあまり硬くないことからもわかるように、キチン含有量は低くβグルカンを含むキチンであるため、昆虫や甲殻類のキチンとは異なります。

ツイッターでキチンの分解について調査した方がラッキーにも向こうから絡んできてくれたので、キチンについて質問してみました。

真菌(キノコ)の細胞壁にはキチンだけでなくグルカンやタンパク質も含まれています。
このキチンは重合度が低いため、人体から容易に排出されます。
甲殻類のキチンは微生物酵素によって分解された後のみ、人体の健康に有益な働きをします。
しかし、昆虫の甲羅のように重合度の高いキチン質を長期間摂取すると、次第に内部に蓄積し、呼吸器疾患や栄養吸収に影響を与え、徐々に二次災害をもたらします。

キノコと昆虫のキチンは異なる。
キチンを分解できる腸内細菌が存在する場合、短期での(昆虫・甲殻類の)キチン摂取は有益ですが、長期間の摂取は有害になるリスクがあるということです。

 

こちらの「昆虫キチンの利用技術の開発と応用」という文献では、甲殻類のキチンと昆虫のキチンも異なるということが述べられています。

カニ、エビやオキアミなどの甲殻類の甲羅にはキチンの他、カルシウムとタンパク質が含まれている。それに対し、昆虫の表皮では、カルシウムが存在せず、キチンとタンパク質のほかに、ジフェノール化合物を含む。例えば、カイコ蛹の脱皮殻では、タンパク質62〜67%、ジフェノール化合物15〜20%、脂質1〜2%、およびキチン15〜18%が含まれる。一方カブトムシ幼虫クチクラでは、タンパク質40〜50%、ジフェノール化合物20〜25%、脂質5%、およびキチン20〜30%が含まれる。
参照:昆虫キチンの利用技術の開発と応用

 

以上のことから、キノコのキチンはそこまで有害ではありませんが、昆虫や甲殻類の殻のキチンは長期間の摂取には注意が必要ということになります。

聖書にも「エビは避けるべき」 と解釈できるような記述があることから、昆虫同様、甲殻類の殻も避けたほうがいいかもしれません。
ただし、たまに少量を摂取する分には問題ないと思います。

甲殻類アレルギーの原因は、タンパク質ではなくキチンなのでは?と考えています。

 

Q:キチン・キトサンのサプリメントも良くないのか?

A:キトサンは消化・吸収できる形態で、サプリメントも短期で少量摂取であれば問題ないです。

 

Q:日本でも昔からイナゴの佃煮や蜂の子を食べる地域があるが、あれも良くないのか?

A:長野県では昔からイナゴの佃煮、蜂の子が 食べられてきましたが、年に数回、ごく少量食べる程度です。

稲の害虫駆除という目的もあったようですね。

昆虫食文化がある世界の他の地域でも、大量に昆虫を消費する文化はないのではないでしょうか?
そしてなんで虫を食べるのかというと、他に食べるものがなかったからです。
戦時中の日本のように。

昆虫食文化を持つ人たちは、腸内細菌叢の組成も違うのかもしれません。
日常的に抗生物質などが含まれる先進国食を摂取する人は、キチンを分解できる腸内細菌が存在しない可能性が高いです。

 

 

この他にも、キチンがアレルギー疾患に関与している可能性を示唆する文献があります。

潜在的なアレルギー促進病原体関連分子パターン (PAMP) であるキチンは、β-(1,4)-グリコシド結合によって連結された N-アセチルグルコサミン残基から構成される線形ポリマーです。哺乳類は、キチンを含む原生動物、菌類、節足動物、および線虫の潜在的な宿主です。ただし、哺乳動物自身はキチンを合成しないため、哺乳動物の免疫系による認識の潜在的な標的と見なされます。キチンは主に肺または腸で感知され、さまざまな自然免疫細胞 (好酸球、マクロファージ) および適応免疫細胞 (IL-4/IL-13 発現 T ヘルパー 2 型リンパ球) を活性化します。キチンは、サイトカイン産生、白血球動員、代替マクロファージ活性化を誘導します。
参照:Chitin and Its Effects on Inflammatory and Immune Responses

哺乳動物の体はキチンを生成しないが、キチンを持つ細菌や寄生虫などが体内に寄生していることはある。
その場合、体の免疫機能はキチン質を異物として察知し、アレルギー反応を起こすことがあるということです。

甲殻類アレルギーの存在、毒キノコの存在を考えると、納得です。

 

昆虫にはエクジステロンが含まれる

エクジステロンとは、男性ホルモンであるテストステロンに構造が似ている変性ステロイドです。
筋トレ界隈ではその筋肉増強効果から、エクジステロンをサプリメントで摂取する人もいます。

サプリの販売元などの情報ではエクジステロンは安全と言われていますが、アスリートのドーピング禁止薬物リストに入れることを検討されていることから、その安全性には疑問が残ります。
ドーピング剤の定義は、「パフォーマンスを向上させるだけでなく、健康を危険にさらす可能性がある」ということです。

マウスを使った動物実験では、エクジステロンの摂取により腎臓の肥大が見られました。

筋肉を肥大させるだけでなく、肝臓や腎臓も肥大させる懸念があります。

昆虫にはこのエクジステロンが含まれます。

 

2、食用昆虫は衛生面で問題があり、寄生虫を媒介する可能性がある

食用昆虫の飼育は、多くの場合狭いケージに何匹もの昆虫を入れて飼育するため、虫が糞尿にまみれて育ちます。

このような衛生面での問題は、昆虫を不健康にし寄生虫に感染しやすい環境を作ります。

田んぼでイナゴを獲ったり自然豊かな場所で野生のコオロギを捕獲して食べることと、食用昆虫施設で育ったコオロギを食べることは、かなり違いがあります。

 

 

3、高度に加工された昆虫食の問題

グレートリセットで推進される昆虫食は、稲刈りの時期にイナゴの佃煮を食べる長野県の文化とは全く異なります。

食を工業化し、偽の肉や小麦粉、バターや牛乳を昆虫から作り出すことが、現在推進されている昆虫食です。

昆虫でできた代替肉

 

昆虫バーガーは、ミールワームという芋虫のような虫から作られます。
(ミールワームは穀物庫の害虫。腐食虫です。)

次世代の昆虫食は、イナゴの佃煮のように虫が原型をとどめているものではなく、すり潰されたり粉にされて私たちになじみのある味に加工されて出てきます。

プラントベース代替肉もそうですが、肉っぽくするために様々な添加物・化学物質が使われます。

加工され添加物まみれになった食品は、虫でなくても病気の原因になります。

ゲノム編集された食用昆虫

狙った遺伝子を切断することで品種を改良するゲノム編集という技術。

ゲノム編集技術を利⽤した品種改良と
得られた農林⽔産物の取扱い

農林水産省のゲノム編集食品の取り扱いについての記述の下の方に「ゲノム編集された食品に表示の義務付けを行うことは難しい」と書いてあります。
食用昆虫もゲノム編集されていても表示はされない可能性が高いですね。

ゲノム編集昆虫の安全性評価と規制の可能性によると、現在、日本で産業利用されている遺伝子組み換え生物・ゲノム編集生物は、遺伝子組み換えカイコだけということですが、食用昆虫のゲノム編集の研究は盛んに行われているようです。

昆虫食業界は「持続可能」ということを売りにした新しい産業で、政府、ゲイツ財団、ESG投資などからたくさんのお金が集まってきていると思います。

ゲノム編集生物の安全性については、遺伝子組み換え作物同様、「わからない」というのが現状です。(遺伝子組み換え作物の危険性についての研究は、多国籍バイオ・アグリビジネスの勢力により隠蔽されます。)

まとめ

昆虫食は以下の理由から避けた方がいいということを説明しました。

  1. 昆虫は人間の消費に向いていない
  2. 食用昆虫は衛生面で問題があり、寄生虫を媒介する可能性がある
  3. 高度に加工された昆虫食の問題

畜産が環境に良くないという問題は、多国籍企業主導の大規模畜産が良くないだけであり、伝統的な小規模畜産は環境にとって有益でもあります。

現代の大規模畜産では排泄物が一箇所に集約され汚染源になっていますが、畜産から出る家畜の排泄物を堆肥にすれば持続可能です。

これまで問題を作り出してきたグローバルエリートが問題の根本を他の問題にすり替え、問題の解決策を提示してきていることの一つが昆虫食です。

多くの人が嫌悪感を持つ昆虫食を推していくため、食肉は高価になり庶民には手が届かない食品になることが予想されます。

食肉税は将来導入されるかもしれません。

庶民にも手が届く値段に設定された虫入り加工食品。
貧しさからお腹を空かしている時に配られる配給の虫入り加工食品。

これらに「No!」と言うには、自給自足が重要になります。

政府は通貨を発行して国民を支配していますが、自分の食料を製造するということは自分の通貨を発行していることと同等です。
自給自足をする人が増えれば増えるほど、政府やグローバルエリートの力は弱まります。
政府に与えられる昆虫食を拒否し、より健康的な食品を摂取する権利を守れるようになります。

鉢植えでハーブを育てる事からでも十分です。
食料生産を始めましょう。

 

 

犬猫のペットフードも要注意!

 

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