腸内のカンジダ菌が増殖することで症状が出るカンジダ症。
食生活をカンジダダイエットに変えることで、腸内のカンジダ菌を除菌します。
カンジダ菌を除菌する上で、善玉菌を補うプロバイオティクスのサプリメント、その他にも効果的なサプリメントを摂っていただくことで、除菌のプロセスを促進することができますが、たくさん種類のあるサプリメントの中には、逆にカンジダの症状を悪化させてしまうものもあるようです。
この記事では、カンジダに効果的なサプリメントを購入する際に、気をつけたほうがいい3つの成分を紹介します。
サプリメントでカンジダが悪化!?
カンジダ症は近年増えている現代病で、体の不調のほとんどに深く関係していますが、その重要度の割にはまだそこまで問題視されていません。
そのためカンジダ患者用に作られたサプリメントはあまり出回ってなく、デキストロースなど、紛らわしい名前の砂糖が入っていたりします。
せっかく頑張ってカンジダダイエットで糖質をカットしているのに、サプリメントで砂糖を摂取していたら、それがカンジダ菌のエサになって除菌が進まなくなります。
サプリメントに含まれる要注意の成分3つは以下の通りです。
これが入っていたら要注意!カンジダダイエットのためのサプリメントの成分
1、マルトデキストリン
マルトデキストリンはデンプンを分解させた多糖類の一種で、サプリメントにわずかに甘みを加えたい時に使用します。
幾つか種類のあるマルトデキストリンのうち、大麦麦芽から作られたものは白砂糖以上にカンジダ菌の成長を促進することが分かっています。
マルトデキストリンは非常に速く体に吸収されるため、血糖値を急速に上げます。
マルトデキストリンは、穀物、加工食品、サラダドレッシングにも含まれています。
また、多くの甘味料にもマルトデキストリンが入っています。
2、グルコース(ブドウ糖)とスクロース(ショ糖)
マルトデキストリンは、紛らわしい名前で知らなければ「砂糖」と気づかないかもしれませんが、グルコースとスクロースは「○○オース」というような名前から、「砂糖」ということが分かります。
この成分もサプリメントに含まれていることがあるので、注意が必要です。
グルコースは「デキストロース」と表記してあることもあるらしいので、気をつけましょう。
もう一つ気をつけたいのは「ステビア」という表記です。
本来ステビアは、血糖値を上げないけど甘みがあるので、カンジダダイエット中でも摂取できる代替甘味料ですが、メーカーによっては砂糖(グルコース、デキストロース、またはマルトデキストリン)が追加されています。
・Truvia
・PureVia
3、アルコール
アルコールはカンジダ菌のエサになるわけではありませんが、アルコールが肝臓で処理されるときに生成されるアセトアルデヒドは、カンジダ菌の放出する毒素の1つとまったく同じ化学物質です。
また、血液中にフリーラジカルを放出し、内臓を損傷し、免疫システムを弱める可能性があります。
ただ、高品質のサプリメントにもアルコールかエタノールが入っていることは珍しくありません。
これは保存料としてアルコールを添加しているためです。
アルコール不使用のサプリとアルコール入りのサプリ、2つの選択肢があれば不使用の方をオススメしますが、他に選択肢がない場合は、アルコール入りのサプリメントを使ってください。
多少ならそこまで症状に影響はないはずです。
まとめ
砂糖とアルコール入りのサプリメントは、カンジダの症状を悪化させる可能性があるので、避けましょうというお話でした。
砂糖と言っても、デキストロースやマルトデキストリンといった紛らわしい名前があるので気をつけましょう。
アルコールは、不使用のサプリメントが見つけられない場合、多少はしょうがないということです。
実際上記の成分を一つも含まないサプリメントを見つけることは難しいかもしれませんが、このことを頭に入れておいてもらえるだけで、これらの成分の長期間の摂取を防げたり、これらの成分が多量に含まれているサプリメントを避けることができます。
購入の際は、成分・原材料の表記はよく読むようにしましょう。
・カンジダ症の人
・カンジダダイエット中の人
・サプリメントの選び方を知りたい人