種を発芽させ新芽をいただくスプラウト。
一般的に発芽プロセスは栄養価を高め、発芽していない植物よりもタンパク質、葉酸、マグネシウム、リン、マンガン、ビタミンC、ビタミンKが豊富になっています。
また、スプラウトは植物が自然に持つ栄養素吸収阻害物質を最大87%減少させると言われ、含まれている栄養素をより多く吸収することができ、消化しやすくなります。
スルフォラファン摂取のポイント
●加熱調理はスルフォラファンの生成を助ける酵素を失活させる
●スルフォラファンは、アブラナ科の野菜でも育った状態より若い芽に豊富に含まれる
●ブロッコリースプラウトはスルフォラファン含有量が最も高いhttps://t.co/cjz1QLfftkhttps://t.co/HRkHPvjXq8— ユー子@カンジダ情報発信中 (@yuko_candida) September 30, 2020
食物繊維が豊富なところも腸内環境に有益なポイントです。
スプラウトは、メイソンジャーまたはペットボトルなどで簡単に栽培することができます。
土も使わず、室内で3〜7日栽培することで、新鮮なスプラウトが楽しめます。
この記事では、メイソンジャーを使ったスプラウトの育て方を説明しています。
メイソンジャーを使ったスプラウトの育て方
使うもの
●スプラウト用の種
●メイソンジャー(1L)
●ガーゼ(またはスプラウト用メイソンジャーのふた)
●メイソンジャーのふたのリング(輪ゴムで代用可)
●計量スプーン
●お椀
育て方
1、種をメインソンジャーに入れる
種を大さじ2〜3杯メイソンジャーに入れます。
ブロッコリースプラウトの場合、大さじ3だと出来上がりのスプラウトが1Lのメイソンジャーにぎっしりと詰まります。
大さじ2だとゆったりとしたスペースがあります。
2、水に漬ける
種を入れたメイソンジャーの6〜7分目くらいまで水を入れます。
ブロッコリースプラウトのように小さい種なら浸水時間は4〜8時間。
レンティル、大豆、黒豆など、豆類なら浸水時間は8時間くらいになります。
室温の直射日光が当たらないところに置きます。
浸水することで、種のまわりの種を守るコーティングが取れ、発芽が始まります。
3、水を捨てる
浸水が終わったら、メイソンジャーの口にガーゼを乗せ、ふたのリングで留めます。
リングがなければ輪ゴムで留めます。
水を捨てます。
全部水を捨てたら、もう1度水を入れ、捨てます。
4、お椀にメイソンジャーを入れる
写真のように、お椀にメイソンジャーが斜めになるように入れます。
こうすることで余分な水が切れ空気も入るため、カビが生えにくくなります。
緑の葉が出てくるまでは、室温で直射日光が当たらないところに置きます。
5、水を入れて捨てることを1日2回行う
種が乾燥しないように、1日2回くらい、水を入れて捨てる作業を繰り返します。
葉が出てきたら、熱くなりすぎないように気をつけて日に当ててあげると光合成で成長します。
夏は成長が速いのですが、腐りやすい難点があります。
冬は成長に時間がかかりますが、腐りにくいです。
6、出来上がり
種が発芽したら出来上がりです。
サラダやスムージー、スープなど、いろいろな活用方法があります。
メイソンジャーを通常のふたに付け替える、またはスプラウトをタッパーなどに移し、冷蔵庫で保管します。
注意点
スプラウトには、大腸菌やサルモネラ菌など有害な細菌が繁殖することがあります。
高温多湿の環境での栽培はこのリスクを高めます。
スプラウト摂取で食中毒になった場合、食べてから12〜72時間後に症状が現れることがあり、下痢、胃けいれん、嘔吐などがあります。
スプラウトを扱う際は、手洗い後の綺麗な手で扱うようにしましょう。
臭いやぬめりがあるスプラウトは、食べずに捨てましょう。
まとめ
メイソンジャーを使ったスプラウトの育て方について説明しました。
とても簡単でスペースも取らず、お手軽にできます。
ブロッコリー以外でも、
●レンティル
●小豆
●ひよこ豆
●大豆
●緑豆
●黒豆
●インゲン豆
●グリーンピース
●スノーピース
●玄米
●そば
●アマランサス
●カムット
●キノア
●オート麦
●大根
●ビーツ
●からし菜
●クローバー
●クレス(胡椒草)
●フェヌグリーク
●アーモンド
●大根
●アルファルファ
●カボチャの種
●ゴマ
●ヒマワリの種
などでできます。
食卓の一品に添えると見た目もきれいで自己満足度が上がります。
ぜひ試してみてください!
・主婦
・自炊する人
・ビーガンの人
・デトックスをしたい人
・食物繊維をたくさん摂取したい人