遺伝子組み換え食品が使われている事が多い加工食品・添加物

食の安全

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日本では遺伝子組み換え作物の商業栽培は観賞用のバラ以外されていませんが、海外からの輸入でたくさんの遺伝子組み換え食品が出回っています。

 

日本は遺伝子組換え作物を大量に輸入していると推定されている。その推定値の中には日本の輸入穀類の半量は既に遺伝子組換え作物であるというものもある。

出典:ウィキペディア ”遺伝子組み換え作物”

 

遺伝子組み換え食品は、健康と環境に悪影響を与える可能性があり、その可能性も遺伝子組み換え作物の特許を持つ大企業の許可がなければ実験ができないという制約で、不透明な状態になっています。

 

遺伝子組み換え作物摂取による健康への影響は、

●発がん性

●内部かく乱作用

●免疫の低下

●臓器の損傷

などが懸念されています。

 

詳しくは、↓こちらの記事をご覧ください。

 

 

健康を害する可能性が大きい遺伝子組み換え食品はぜひ避けたいところですが、遺伝子組み換え食品は必ずしも食品に表記されているわけではなく、消費者は知らず知らずに遺伝子組み換え食品を摂取しているということが起こります。

 

「オーガニック」「有機」と表示してあっても、遺伝子組み換え食品が混入しているケースもあります。

 

 

この記事では、遺伝子組み換え表示義務の対象になりにくい遺伝子組み換え食品・添加物を紹介しています。

 

 

こんな人に読んでもらいたい
・食の安全に気をつけている人
・お子さんがいらっしゃる方
・遺伝子組み換え食品を避けたい方

 

 

遺伝子組み換え表示義務

現在の日本の遺伝子組み換えの表義務では、

●全重量の5%未満なら表示義務がない

重量順で上位3品目に入らなければ表示義務がない

一部の食品は表示義務がない(醤油など発酵でタンパク質が分解される食品)

遺伝子組み換え作物からできた飼料を食べて育った家畜の食肉・卵・牛乳は表示義務がない

という規定があります。

 

ということは、少量であれば「遺伝子組み換えではない」という表示があっても遺伝子組み換え食品が混入している可能性があります。

 

遺伝子組み換え食品の表示義務 – 消費者庁

 

それでは遺伝子組み換え食品が使われている可能性が高い食品は、どのような食品なのでしょう?

 

 

遺伝子組み換え技術が使われている可能性が高い食品

 

 

 

 

日本で使用が認められている遺伝子組み換え作物は、以下の8種です。

トウモロコシ

菜種

綿

大豆

甜菜

ジャガイモ

アルファルファ

パパイヤ

厚生労働省 – 安全性審査の手続を経た旨の公表がなされた遺伝子組換え食品及び添加物一覧

 

日本で流通している遺伝子組換え食品は輸入品に限定されます。

 

例えばポップコーンのような加工食品は、輸入トウモロコシが原料になっていると簡単に想像でき、加工食品の主原料がトウモロコシなため遺伝子組み換え表示もあるはずです。

 

ただ、全重量の5%未満、重量順で上位3品目に入らない添加物などは消費者には非常にわかりにくくなっています。

 

 

以上のことから、遺伝子組み換え食品が使われている可能性が高い食品・添加物をまとめました。

 

遺伝子組み換えトウモロコシ由来

ベーキングパウダー トウモロコシ由来のでんぷんを含む
カラメル色素
セルロース 増粘安定剤
クエン酸
コーンミール
コーン油
コーンシロップ
コーンスターチ
デキストリン 増粘剤 ジャガイモ由来の場合もあり
デキストロース 人工食物繊維
エリスリトール 糖アルコール・人工甘味料
果糖 サトウキビ、テンサイ由来の果糖もある
ブドウ糖 ジャガイモ、小麦、大麦、米、キャッサバ由来のブドウ糖もある
果糖ブドウ糖液糖(HFCS)
トレハロース 甘味料
イノシトール 糖アルコール
還元麦芽糖水飴(マルチトール)
マンニトール 糖アルコール
ソルビトール 糖アルコール
モノグリセリド 乳化剤 大豆由来の場合あり
トリグリセリド 乳化剤
フィチン酸 酸味料、酸化防止剤、PH調整剤
アスコルビン酸(ビタミンC)
キサンタンガム 増粘剤、安定剤

麦芽シロップ 麦芽にトウモロコシが混ざっている場合がある
麦芽エキス 麦芽にトウモロコシが混ざっている場合がある
マルトデキストリン 甘味料
マルトース(麦芽糖) トウモロコシが混ざっている場合がある

 

遺伝子組み換え菜種由来

 

 

キャノーラ油
オレイン酸 トウモロコシ由来の場合もあり
ステアリン酸 綿由来の場合あり

 

遺伝子組み換え綿由来

 

 

 

コットンシード油
メチルセルロース 甘味料・乳化剤

 

遺伝子組み換え大豆由来

 

 

グリセリド 乳化剤・グリセリン脂肪酸エステル
モノグリセリド 乳化剤 トウモロコシ由来の場合あり
ジグリセリド 乳化剤
グリセリン 保湿剤・軟化剤・グリセロール
グリシン 保存料・静菌剤
加水分解植物性タンパク質 うまみ調味料
イソフラボン
大豆レシチン 乳化剤
醤油
大豆粉
豆乳
大豆油
サラダ油
大豆プロテイン
テンペ
豆腐
トコフェロール(ビタミンE)

 

遺伝子組み換え細菌由来

 

 

 

アスパルテーム(フェニルアラニン) 人工甘味料
システイン 強化剤・調味剤 人毛・鶏の羽・豚の毛をGM大腸菌で発酵・合成されている場合がある
ジアセチル 人工香料
化学調味料(MSG)
ロイシン 必須アミノ酸
リジン 必須アミノ酸
スレオニン 必須アミノ酸
バニラエッセンス
ビタミンB12

 

遺伝子組み換え細菌由来の食品と添加物は、遺伝子組み換え細菌を使用して発酵や合成を行っており、遺伝子組み換え細菌自体が食品に含まれるわけではないため、表示義務はないようです。

 

 

 

 

 

まとめ

 

ご覧の通り、遺伝子組み換えの食品・添加物はたくさんあります。

 

原材料の全重量5%未満で、重量順上位3品目に入らない添加物は、遺伝子組み換え由来であっても表示しなくてもいいということになっているため、気をつけたいです。

 

●サラダドレッシング
●シリアル
●クッキー
●マーガリン
●ベジミート
●アイスクリーム
●揚げ物
●アメ
●トマトソース
●納豆
●ビール

 

など、加工食品は要注意です。

 

人の食品ではありませんが、ペットフードに遺伝子組み換え成分が使われている可能性が高いため、ご注意ください。

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