破傷風ワクチンは本当に必要か?

健康

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ワクチンはWHOや医療機関により大々的に推奨されていますが、成分に毒性物質を含むことから副作用に関連し、しかも病気を予防する効果もない可能性があります。

こちら↓の記事に詳しく書いてあります。

 

代替医療でも「必要ないワクチンは接種しないべき」という意見もあり、裏を返せば「必要のあるワクチンは接種するべき」と取れます。

上記の記事で紹介している『あなたが病気になる本当の理由』という本では、「すべてのワクチンは不要」という見解です。

天然痘、エイズ、ポリオ、ジフテリア、狂犬病、エボラ出血熱、麻疹など、本当の原因は病原体というより他である可能性がわかりました。

では、破傷風はどうなんでしょう?

本当にワクチンが不要ということを理解するためには、一つ一つの疾患について知る必要があると思います。

『あなたが病気になる本当の理由』では、破傷風についてそこまで触れられていなかったため、調べてみました。

 

この記事では、破傷風の恐怖が必要以上に煽られていることに疑問を投げかけ、破傷風ワクチンも他のワクチン同様、効果がなく危険である可能性について言及しています。

 

こんな人に読んでもらいたい
・定期予防接種を受ける年齢のお子さんがいらっしゃる方
・10年おきの破傷風ワクチン接種を考えていらっしゃる方
・屋外で怪我をするリスクが高い方
・発展途上国に渡航する予定がある方

 

 

破傷風とは?

 

破傷風(はしょうふう)は、破傷風菌(はしょうふうきん)という細菌が作る毒素(どくそ)によって起こる感染症(病気)です。破傷風菌は、酸素があると増えることのできない「嫌気性菌(けんきせいきん)」の仲間ですが、芽胞(がほう)という固い殻に包まれた状態で、世界中の土などの環境に存在します。土などで汚れた傷(きず)から、破傷風菌芽胞が入り込み、傷のなかの酸素のないところ(嫌気状態)で菌が増え、毒素を出します。破傷風菌の作る毒素は、「神経のはたらきを抑制する神経」に作用して神経を「過活動の状態」にすることで、筋肉のけいれんや、こわばりの原因になります。
出典:NIID国立感染研究所『破傷風とは』

 

破傷風は、棘や錆びた釘などが刺さった場合、動物に噛まれた場合、手術など、深い傷を負うとリスクになり、傷口から入った破傷風菌(クロストリジウム・テタニ Clostridium tetani) に感染、3〜21日ほどの潜伏期間があり倦怠感、しびれ、痙攣、開口障害などの症状を発症する場合があるそうです。

これは、破傷風菌が放出するテタノリジンとテタノスパスミンと呼ばれる2つの神経毒が組織に損傷を与え、神経と筋肉の収縮を妨げるためとされています。
この無秩序な筋肉の収縮は、骨折を引き起こすほど重度の筋肉の痙攣を引き起こす場合があり、10人に1人は命を落とし、助かっても後遺症が残る場合があるということです。

人から人に移る感染症ではなく、一度感染しても免疫はつかないとされています。

深い傷を負った場合、医療機関に行くと破傷風トキソイドというワクチン投与か、破傷風免疫グロブリン(TIG)抗毒素、いわゆる抗体を注射をする処置が一般的です。

破傷風トキソイドは効果を得るために2回の接種が必要で、2回目の接種から4週間後に抗体ができるということなので、怪我をしてから接種しても意味がないと思われます。

TIGは、血流を循環している破傷風菌毒素を攻撃して中和することができるということになっています。

破傷風

出典:wikipedia “Tetanus”

破傷風に苦しむ男性の絵⤴︎

以上は、一般的に言われている「破傷風について」です。

これだけ読むと、恐ろしい感染症という印象を受けます。
「予防するにはワクチン接種しかない」と言われれば、接種する人も多いでしょう。

では、破傷風ワクチンに破傷風を予防する効果があるのでしょうか?

 

破傷風ワクチン

破傷風ワクチンは、DPTワクチンというジフテリア、百日咳、破傷風の混合ワクチンで投与されることが多く、幼児は3回の定期接種スケジュールになっています。

その後は10年おきの破傷風ワクチン接種が推奨されています。

 

破傷風ワクチンの成分

  • 牛エキス(培地)
  • 硫酸アルミニウムカリウム(アジュバント)
  • 2-フェノキシエタノール(防腐剤)
  • ペプトン(培地に添加されるたんぱく質)
  • ホルムアルデヒド(破傷風菌の不活性化)
  • 不活性化された破傷風菌

ワクチンメーカーによって多少差はありますが、上記の成分はだいたい共通しています。

 

ケニアでは、大々的に行われた予防接種プログラムの破傷風ワクチンから妊娠中の女性のホルモンを模倣するヒト絨毛性ゴナドトロピンホルモンという物質が見つかり、波紋が広がっています。

ヒト絨毛性ゴナドトロピンホルモンが体内にある状態で妊娠すると、流産してしまうそうです。

 

すべての破傷風ワクチンに不妊流産ホルモンが混入しているわけではないようですが、このような有毒物質を体内に注射して本当に破傷風を予防できるのでしょうか?

 

破傷風ワクチンの効果

『あなたが病気になる本当の理由』第2章「効果がなく、危険なワクチン」でも説明していますが、ワクチンの基盤になっている考え方は、

  • 一度病気にかかると、もうその病気にはかからない。
  • 一度病気にかかると、次にその病気にかかった時に軽症で済む

という昔からの迷信から来ています。
これは現在も変わっておらず、ワクチン接種が免疫をつけるということは証明されたことがありません。

 

よって、破傷風ワクチンの効果も怪しいと考えます。

そもそも一度破傷風にかかっても免疫がつかないのに、ワクチンで不活性化させた破傷風菌を体内に注入することでなぜ免疫がつくのかがわかりません。

 

IDSC(国立感染症研究所)感染症情報センターのサイトで、破傷風の症例を紹介している興味深い記述がありました。

 

引用です。

高い抗破傷風抗体価を有するにもかかわらず破傷風を発症した症例(米国)
破傷風に対する免疫を獲得し、 血清中に高い抗体価を有していた3人の患者が、 グレードIIIの重篤な破傷風を発症し、 うち1人が死亡した。3人のうち1人は抗破傷風ヒト免疫グロブリン(TIG)製剤用の血液を採取するため高度免疫されており、 あとの2人は来院する1年前に破傷風の予防接種を受けていた。3人の入院時の抗破傷風抗体価は、 血球凝集法とELISA法で測定すると0.15~25IU/mlであった(発症予防レベルは0.01IU/mlと考えられている)。1人から採取された血清は、 これらのin vitro法では0.20IU/mlと測定されたが、 マウスを用いて毒素活性の中和能を指標に抗体価を測定すると0.01IU/ml以下であった。このことはこの患者の、 破傷風毒素に対する免疫レパートリーに、 欠落している部分があることを示している。この例は米国では初めての、 高い抗体価を有しながらグレードIIIの破傷風を発症した例であるが、 防御可能レベルの抗体価が認められても、 それだけの理由で診断の際に破傷風を否定するべきではないことを示している[Crone and Reder, Neurology 1992; 42(4):761-764]。

予防接種を受けていて高い抗体価があったにもかかわらず、重篤な破傷風を発症したということです。

 

免疫とは何か?
抗体とは何か?
ということもはっきりさせておく必要があります。

これは『あなたが病気になる本当の理由』第3章「病原菌理論の虚偽」で説明されています。

 

免疫とは、「循環する抗体と白血球の存在によってもたらされる、感染に抵抗する身体の能力」。

抗体とは、「特定の抗原の存在に応答してリンパ組織で合成され、血漿中を循環して抗原を攻撃する特別な種類の血液タンパク質」。

 

日本旅行医学会のサイトには、このような記述がありました。↓

破傷風菌は1つの溜まり場としてヒトを含む馬その他の動物の腸内にも存在しますが、腸内では無害の常在菌です。
出典:日本旅行医学会「破傷風」

破傷風菌はなんと常在菌なんですね。

外部から侵入してくる菌とばかり思っていましたが、常在菌なのであればワクチンで不活性化させた同じ菌を接種する理由もわかりませんし、抗体が常在菌を攻撃してしまうということは起きないのでしょうか?

他の感染症と同様、破傷風についての現代医療の説明は矛盾があるように感じます。

 

オーストラリアでの破傷風の症例

2017年、オーストラリアで7歳の女児が爪先にレンガを落としてしまい、爪先と爪が潰れるという怪我を負いました。

この女児には、破傷風の予防接種で副作用を発症した家族が二人いたため(そのうち一人は生死を彷徨うほどの重症)、女児は破傷風の予防接種を受けていませんでした。

女児は病院に行き処置を受け、その後定期的に通院し傷の経過観察と包帯・ガーゼの交換が行われました。
怪我から数週間後、ある程度回復した後、女児は曲がってしまった爪を取り除き再挿入する外科手術を受けます。

手術から約10日後、女児に開口障害が出始めます。
痙攣が始まり、立ち上がることも困難になりました。

一連の流れで、両親は医療スタッフに何度も「破傷風には感染していないか?」と質問していましたが、医療スタッフは破傷風症例の経験がなく、両親の心配を真剣に受け止めることはなかったそうです。

状態が悪化した女児は、別の病院に移送されます。
この病院で破傷風の診断を受け、免疫グロブリンの投与が行われ、さらに別の病院に移送されます。

そこで再度免疫グロブリンの投与、爪も再度取り除き洗浄、破傷風菌の芽胞が残っていないことを確認するという処置が取られました。

女児はこの後回復しています。

 

しかしこのことがマスコミにより報道され、女児の両親は子どもに予防接種を受けさせていなかったことで誹謗中傷に遭いました。

 

こちらの記事には、先ほどのオーストラリアの症例について、メディアで報道された事実の裏側までが書かれています。

  • 第二次世界大戦以降、破傷風感染者のほとんどが破傷風ワクチンを接種していたこと。
  • この女児が破傷風ワクチン非接種者だったことと破傷風を発症したことは無関係である可能性があること。
  • オランダの医師、クリス・ガウブロム博士が破傷風ワクチンの危険性と効果がないことについて警鐘を鳴らしていること。(ワクチンによる過免疫が開口障害や麻痺、痙攣を引き起こす。)

 

メディアは「破傷風ワクチン非接種の女児が破傷風に感染し、重度の破傷風を発症した。」という部分だけを強調したため人々に間違った印象を与えましたが、女児が手術後に破傷風の症状を発症したことから、手術中、または手術後の処置に原因があったことも考えられます。

 

破傷風の本当の原因

傷口から感染した破傷風菌が産生する毒素による急性中毒が破傷風であるという認識でしたが、破傷風菌が腸内にもいる常在菌なのであれば、破傷風という疾患の本当の原因は何なのでしょう?

私は破傷風の症状が痙攣や麻痺ということから、神経毒性のある化学物質の影響ではないか?ということを考えましたが、調べてもそのような記述は見つけられませんでした。

破傷風の原因が破傷風菌であるということは間違っていないようです。
ただ、一般的な破傷風菌感染の認識と事実は少し異なる可能性があります。

血液の酸素不足

破傷風菌は嫌気性菌であるため、酸素があると死んでしまいます。
血液は酸素を運ぶ役割もあるため、通常、怪我をして出血した際は血液の酸素の存在により破傷風菌を寄せつけません。

血流が悪い傾向にある高齢者は、血液中の酸素量が少なくリスクになります。
血液中に余分なブドウ糖が存在し血液がドロドロの状態になっている糖尿病患者にも、同じことが言えます。

また、怪我をした際すぐに出血を止めてしまったり、血液が外に出られない状態になると、患部の酸素量が減り破傷風のリスクが高まります。

  • 骨折
  • 捻挫
  • 皮膚の損傷がない重度の打撲傷
  • 内出血

などに注意が必要です。

怪我をした際の患部の洗浄は、過酸化水素水を使用することにより、患部に酸素を送り込む働きをします。
創傷に圧力を加えて血液を外に出すことを促進することも有効です。

怪我をしてから数日は、1日1回塩水、またはエプソムソルト水で患部を洗浄し、食事は抗酸化作用のある食品を中心にします。

 

 

ビタミンC欠乏

コロンビア大学の微生物学教授クラウス・ジュングブルト教授は、

ビタミンCが破傷風菌の産生する毒素を無毒化する。

と述べています。

教授は、破傷風だけでなく、ポリオ、ジフテリアもビタミンCが有効と主張します。

 

ビタミンCを研究したフレデリック・クレナー医師も同じ意見です。

クレナー医師は、ポリオに感染・発症した患者の尿中のビタミンCレベルが低いことに気づきました。
ポリオの重症度とビタミンの尿中排泄のレベルとの間には、相関関係があります。

 

 

ビタミンCの抗酸化作用が、菌が産生する毒素による酸化ストレスを和らげる作用があるため、破傷風、ポリオ、ジフテリアなどに有効と考えられます。
ここには書かれていませんでしたが、狂犬病にも同じことが言えると思います。

 

破傷風菌は動物の糞で汚染された場所にいる

『あなたが病気になる本当の理由』で強調されている主張の一つに、「細菌は敵ではない」ということが挙げられます。

一般的には細菌を、善玉菌、悪玉菌、日和見菌と分類されますが、『あなたが病気になる本当の理由』によると、善玉菌、日和見菌の2種類です。

一般的に悪玉菌と呼ばれる菌は、多くの場合常在菌であったり日和見菌であり、処理するべき有機物があればやってきて分解してくれるお掃除係です。

そう考えると、破傷風菌も生物を攻撃しようとして活動しているのではなく、掃除するべき生物の排泄物、死体があったから分解しに来た、分解の過程で有機物内の毒素を代謝するので毒素を産生していると考えることもできます。

破傷風菌はどこにでもいると言われますが、特に田舎や農場、屋外でのリスクが強調されるのは、動物の糞が落ちている可能性が高い場所だからと言えます。

よく言われる錆びた釘は、特別リスクになるというわけではなさそうです。

動物の糞がある場所でも、健康であれば傷を負っても破傷風を発症するリスクは低くなり、逆にワクチンの毒を体に注入してしまうことで、毒による酸化ストレスが体の抵抗力を弱めリスクを高めてしまう結果になります。

 

まとめ

他のすべてのワクチン同様、破傷風ワクチンも効果がなく、危険なワクチンである可能性があること、破傷風菌は常在菌であり、怪我をした時に外部から侵入してきて体を攻撃する毒素を放出するというよりは、体が不健康であったため破傷風菌が損傷部位を処理しに来てくれた結果として開口障害や麻痺を起こすことがあると理解しました。

これは医者でも専門家でもない全く素人の私が勝手に言っていることなので、疑問がある場合はご自分で調べてみてください。

怪我をしてから損傷部位周辺に注射する抗毒素は、危険でありそれが開口障害などの症状を引き起こしているという意見もありました。

2020年に世界で起きたことをきっかけに、学校で教えていること、メディアが言っていることの一部が事実と異なっていることが公になってきました。

特に疾患については現代医療により、かなりの部分で事実と異なる主張がされているように感じます。

『あなたが病気になる本当の理由』は、それについて詳しく書かれているので、まだの方はぜひ第1章から順番に読んでみてください。

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