【ケイ素豊富!】笹の14の効能

栄養

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  • 消化不良
  • 膨満感
  • PMS
  • 肌荒れ
  • アレルギー体質
  • 虫歯が多い
  • 歯肉炎
  • カンジダ

などで悩んでいませんか?

これらの症状は重要なミネラルであるケイ素(シリカ)が不足していることが原因であることが考えられ、体内のケイ素は加齢とともに減少していく傾向があります。
ケイ素欠乏を防ぐため、早いうちから意識してケイ素を摂取することが大切です。

とは言っても、野菜や果物の皮を剥いたり、加工食品が氾濫する現代では、どうしてもケイ素が不足しやすい食生活になってしまいます。

実は、私たちの身近にケイ素が豊富な植物があるんです。

それが笹であり、特に日本でよく見られるくま笹は、ケイ素以外にも様々な栄養素を豊富に含みます。

笹の葉は古くから薬効植物として使われてきました。

この記事では、ケイ素とは何か、笹の効能、採取、摂取方法、注意点について紹介しています。

ケイ素とは?

シリカとも呼ばれるケイ素とは、どんなミネラルなのでしょうか?

ケイ素は土壌や鉱物に無機ケイ素として存在しているミネラルで、それを植物が根から吸収したり、菌や珪藻によって代謝されることで有機ケイ素という人の体が利用しやすい形態のケイ素化合物ができます。

有機ケイ素は、水溶性ケイ素、植物ケイ素とも言います。

ケイ素は人の体内では以下の部位に存在します。

  • 血液
  • 血管
  • 腎臓
  • 肝臓
  • リンパ節
  • 筋肉
  • 精巣
  • 大動脈
  • 気管
  • 皮膚

このように、体内の多くの組織を構成しているミネラルがケイ素で、ケイ素の欠乏はこれらの組織の機能に影響します。

ケイ素のその他の効能は以下の通りです。

  • デトックス作用
  • コラーゲンの生成
  • 体内の電気的バランスを整える
  • 抗がん作用

こちら↓の記事にも詳しく書いています。

 

上記の記事ではケイ素豊富な植物としてスギナを紹介していますが、スギナに比べ2倍のケイ素を含むと言われる笹。

笹にはどんな効能があるのでしょうか?

笹の14の効能

笹の葉に含まれる栄養素は以下の通りです。

  • ビタミンC
  • ビタミンK
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • カルシウム
  • ケイ素
  • クロロフィル(葉緑素)
  • バンフォリン(多糖類)
  • リグニン(食物繊維)
  • アラビノキシラン(免疫調整物質)
  • アミノ酸(トリプトファンなど)
  • タンパク質

この他にも、他の食品にはあまり含まれない栄養素も笹には含まれています。

笹の効能を見ていきましょう。

1、デトックス効果

笹の葉には、デトックス効果がある栄養素、リボフラビン、チアミン、鉄、ナイアシンなどが含まれます。
ケイ素も腎臓や肝臓など解毒器官の機能を高めます。

2、カンジダ・寄生虫の駆除

カンジダや寄生虫は、砂糖や添加物などで酸性に傾いた体で増殖します。
笹茶は酸性に傾いた体をアルカリ性に傾ける効能があるため、カンジダや寄生虫の増殖を抑えます。

3、傷口の消毒

笹の葉には止血作用と殺菌作用があるため、中国では傷口の消毒に使用します。
きれいに洗った笹の葉を傷口に貼るか、笹の葉を潰したものを塗ります。

4、咳や呼吸器系疾患の緩和

笹茶には肺組織の鎮静作用があります。
咳を止め、痰を取り除きます。

5、男性の不妊予防

中国では、笹は勃起不全を治すための天然ハーブとして使用されています。
生殖器領域の血流を改善します。

6、産後の子宮の浄化

産後に笹茶を飲むことで、子宮内に残った胎盤の排出が促進されます。
また笹の成分には、月経周期を整えたり、経血量の調節、PMSを和らげる作用もあります。

7、血糖値の調節

笹の葉を煎じることで、笹茶に水溶性繊維が溶け出します。
食前、食事中に笹茶を飲むことで、水溶性繊維により炭水化物が素早く吸収されることを阻害し、血糖値の乱高下を抑えます。

8、アレルギー体質の改善

笹の抽出物はヒスタミンの放出を阻害することにより、アレルギー反応による腫れを有意に抑制するという研究結果があります。

笹の抽出物を、湿疹や乾癬のスキンケア製品に使用することもあります。

9、コレステロール値の調節

1杯の笹茶には、食物繊維が約1g含まれています。
1日2回笹茶を飲むことで、お茶に含まれる葉緑素や食物繊維が血流を浄化し体内のコレステロール値のバランスを調節します。

10、抗がん作用

イネ科の植物に含まれるヘミセルロースの主成分、アラビノキシランには、フリーラジカルの除去とがんの原因を除去する作用があります。

11、消化器系の問題の改善

笹の水溶性繊維を笹茶で摂取することは、水溶性繊維が胃腸の内壁のコーティングになり、IBS(過敏性腸症候群)、SIBO(小腸内細菌異常増殖症)などの消化器系の問題を改善します。

12、抗酸化作用

ビタミンCや葉緑素により、笹には抗酸化作用があります。
笹は食品を長持ちさせることから、笹団子、ちまき、笹寿司などに使われてきました。

13、口臭予防

笹に含まれる葉緑素の抗菌作用が、口臭を予防します。
笹には歯肉溝浸出液量を減少させる効果も認められており、笹のケイ素は虫歯になりにくい歯を作ります。

14、髪、骨、歯、皮膚、爪、動脈などの健康促進

笹に含まれるケイ素が、髪、骨、歯、皮膚、爪、動脈などの健康を促進します。
ケイ素はコラーゲンを生成するため、体の組織の若返りに有効です。

 

笹の採取

これだけ素晴らしい効能を持つ笹は、日本各地に自生しています。
特に、「くま笹(秋から冬にかけて葉のふちが枯れ白い隈取りができる笹)」は、古くから民間治療薬として使われてきました。

くま笹の採取は、汚染を避けるため大きな道路からはできるだけ離れた場所で、春〜初夏に生えてくる若い葉を採取します。秋や冬であっても、その時に一番若い葉を採取します。

採取した葉はそのまま煎じてお茶にもできますし、乾燥させてハサミで細かく切り保存しておくこともできます。

くま笹で葉っぱ療法も良さそうですね!

 

笹が採取できない方は、購入もできます。

 

笹の葉の摂取方法

笹の葉の摂取方法は、お茶にして飲むことがオススメです。

ケイ素は笹の葉の硬い繊維の中に入っているため、お湯で煮出すことで水溶性ケイ素が水に溶け出します。
このため、粉末を煮出すことなく摂取するよりも、葉を10分ほど煮出して摂取する方がより体がケイ素を吸収できます。

笹茶はクセがなく、日本人には馴染みやすい味です。

お茶として飲む以外の摂取方法は、

  • ご飯を炊くときに笹の葉を入れる。炊き上がったら笹は捨ててしまって大丈夫です。
  • 笹茶でご飯を炊く。
  • 味噌汁・スープの出汁に笹の葉を使う。
  • 笹茶を冷ましスプレーボトルに入れ、肌に塗布。
  • お風呂に笹の葉を入れる。

など。

私は2Lくらいの水で笹の葉を煮出したものをメイソンジャーに入れて冷蔵庫で保存し、ご飯を炊く時や料理に使っています。

経皮吸収用のスプレーは、マグネシウムオイル90%:笹茶10%の割合で混ぜたものを入浴前に全身に塗布しています。

マグネシウムオイルの作り方は、こちら↓の記事に書いています。

 

犬や猫も健康維持にケイ素が必要です。
ペットの飲み水に笹茶を入れてあげてもいいですね。
猫はくま笹が好きという情報もありました。笹Japon-ネコはクマ笹好きって本当?

 

笹茶の注意点

笹茶はノンカフェインで比較的安全です。
副作用の報告は見つかりませんでしたが、お米アレルギーの方はイネ科の笹にも注意が必要とのことです。

笹には止血効果があるため、血液をサラサラにするワーファリンなどを服用されている方は、専門家に相談の上、摂取してください。

妊娠中・授乳中の方でも、飲んで大丈夫です。

まとめ

笹の効能、採取、摂取方法、注意点について説明しました。

赤ちゃんはケイ素を体内に蓄えて生まれてきますが、生まれた瞬間からそのケイ素が体の必要な組織に使われ、だんだん蓄えが減っていきます。

子どもの肌はハリがありますが、あれはケイ素を持っているためです。
加齢とともに体内のケイ素は減っていくので、若さを保つために意識してケイ素を補給するのは子どもの頃から始めた方がいいです。

とはいえ大人になってからでも遅すぎることはなく、毎日摂取することで違いが出てきます。

笹の葉を煮出してとる水溶性ケイ素はお茶として飲む以外に料理にも使えるため、好き嫌いのある子どもにもバレることなく、無理のない日常的な摂取を家族で続けることができます。

 

 

 

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