腸内のカンジダ菌が増殖することにより困った症状が出る、カンジダ症。
カンジダ症の予防と治療には、腸内の善玉菌の成長を促進し、悪玉菌が住みにくい環境に変える食生活(カンジダダイエット)とプロバイオティクスの摂取が必須です。
カンジダダイエット、プロバイオティクスの摂取と並行して、天然の抗菌剤の摂取をすることで、カンジダ菌除菌のプロセスを促進することができます。
この記事では、カンジダ菌に効果が出る天然の抗菌剤はどういう種類があるのか? 天然の抗菌剤はいつ摂取すればいいのか? 天然の抗菌剤はプロバイオティクスと併用して摂取できるのか? 天然の抗菌剤はローテーションで同時に2〜3種類摂取することの意味について説明しています。
天然の抗菌剤
自然界には、抗生物質と同じくらい抗菌作用・抗真菌作用がある強力な抗菌剤があり、腸内からカンジダ菌を除菌する場合に効果を発揮します。
天然の抗菌剤の種類
●ココナッツオイル(カプリル酸)
●オレガノオイル
●ニンニク
●グレープフルーツシードエクストラクト(GSE)
●アロエ
●ブラックウォールナッツ
●コロイダルシルバー
●オリーブリーフエクストラクト
●パウダルコ
天然の抗菌剤を摂取するタイミング
カンジダダイエットでは、食事制限と同時にプロバイオティクスの摂取も始めます。
天然の抗菌剤は、カンジダダイエット開始の1〜2週間後にダイオフ症状が出ていないことを確認して摂取を始めます。
食事制限、プロバイオティクス、天然の抗菌剤を全て同時に始めてしまうと、強いダイオフ症状が出て、肝臓や腎臓に負担がかかる場合があるためです。
プロバイオティクスと天然の抗菌剤を一緒に摂取できるの?
同じ日のプロバイオティクスと天然の抗菌剤を両方摂取することはできますが、天然の抗菌剤の中には抗生物質のように、腸内の善玉菌まで殺してしまうものもあります。
そのため、まず天然の抗菌剤を摂取し、約2時間あけてからプロバイオティクスを摂取します。
これは天然の抗菌剤で腸内のカンジダ菌を殺し、一緒に死んでしまった善玉菌をプロバイオティクスで補充するためです。
カンジダダイエットが終わってからも天然の抗菌剤は摂取したほうがいい?
カンジダの症状が落ち着き、腸内がクレンズされた感じがある場合、天然の抗菌剤の摂取は止めます。
これは長期間天然の抗菌剤を使用することで、カンジダ菌が耐性を持ってしまうことを防ぐためです。
プロバイオティクスの摂取を長期間続けることは推奨されています。
天然の抗菌剤の摂取を止める時は、少しづつ量を減らしながら様子を見ます。
カンジダダイエットが終わったからといって、突然今までの砂糖や化学物質がたくさん入っている食生活に戻すと、除菌後の腸内はリバウンドで急速にカンジダ菌が増殖しやすくなっているそうです。
もしまたカンジダ菌が増殖しているように感じたならば、もう一度カンジダダイエットを再開し、天然の抗菌剤も摂取します。
天然の抗菌剤はローテーションで摂取
長期間同じ種類の天然の抗菌剤を摂取すると、カンジダ菌がその抗菌剤に対して耐性を持つことがあります。
そのため天然の抗菌剤はローテーションで違う種類のものを摂取することがいいようです。
ローテーションで摂取することに他に、同時に2〜3種類の抗菌剤を摂取することも、カンジダ菌に耐性を持たせることを防ぎます。
まとめ
カンジダ菌に効果が出る天然の抗菌剤はどういう種類があるのか? 天然の抗菌剤はいつ摂取すればいいのか? 天然の抗菌剤はプロバイオティクスと併用して摂取できるのか? 天然の抗菌剤はローテーションで同時に2〜3種類摂取することの意味について説明しました。
ほとんどの天然の抗菌剤は、抗生物質ほどではないけど、副作用や耐性菌を作ることが全くないとは言えないようです。
そのために摂取の仕方を工夫すると、より安心ということでした。
天然の抗菌剤を活用し、善玉菌優勢の腸内環境を作っていきましょう。
・カンジダダイエットをしている人
・カンジダダイエットを始めたばかりの人
・天然の抗菌剤の使い方がイマイチ分からない人
・天然の抗菌剤を効果的に摂取したい人