カンジダ症とは、体の腐敗した部分にカビが生えることが原因の病気

イーストコネクション

〈景品表示法に基づく表記〉当サイトのコンテンツには、広告を掲載している場合があります。


「カンジダ症」と言うと、女性のデリケートゾーンに痒みが発生する「カンジダ膣炎」がよく知られています。
実際のカンジダ症はもっと広範に渡っており、主に腸内で増殖したカンジダ菌によって全身に引き起こされる症状のことを指しています。

こんな症状はありませんか?

  • 疲労
  • 甘いものへの渇望
  • 口臭
  • 舌の表面が白い
  • ブレインフォグ
  • 気分の浮き沈み
  • 関節痛
  • 鼻づまり
  • アレルギー症状
  • 湿疹
  • 水虫
  • ガスが溜まりやすい
  • 風邪をひきやすい
  • 繰り返すカンジダ膣炎

もしこの中に当てはまる症状があるようでしたら、カンジダ症にかかっている可能性が高くなります。

カンジダ症の原因と言われているカンジダ菌は、真菌、つまりカビの一種です。
カンジダ症は体の損傷を受けた部位が腐敗することでカビが生え、様々な症状につながる病気です。

「腐敗」「カビ」と聞くと衝撃的ですが、どういうことなのか?
自分のカンジダが原因で大切な子どもにまで乳児湿疹という形で影響を及ぼしてしまい数年間本気でカンジダと向き合った私が、カンジダ症とはどういう病気か?カンジダ症の原因と治し方まで詳しく説明していきます。

カンジダ症とは、体にカビが生える症状

菌

カンジダ症とは、誰もが体の中に持っている常在菌の一種『カンジダ菌』が増殖してしまった時に起こる症状です。

カンジダ症の症状は多岐にわたります。

  • 肌荒れ
  • ニキビ
  • 痒み
  • カンジダ膣炎
  • 舌苔
  • 歯肉からの出血
  • 体臭
  • ブレインフォグ
  • 頭痛
  • 鼻づまり
  • アレルギー症状
  • 疲労
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 膨満感
  • 便秘
  • 下痢
  • がん

など。

健康な人の腸内にもいる常在菌であるカンジダ菌は、普段は酵母(イースト)の形態で存在します。有毒物質の摂取や抗生物質の服用などをきっかけに毒素が血流に混入し、組織が腐敗すると、カンジダ菌が増殖し、真菌(カビ)の形態に変わり、バイオフィルムという膜を作ります。

真菌になったカンジダ菌は、バイオフィルムを作りながらその菌糸を腸壁の隙間にねじ込み、しっかりとくっつきます。
そして、栄養素を吸収しながら腐敗した組織を分解していきます。
こうなると、カンジダ菌とバイオフィルムを除去することが困難になり、非常に厄介です。

しかし、有毒物質の摂取が継続すると、カンジダ菌は更に増殖、その菌糸により腸壁の隙間が広げられ、本来は腸壁でフィルターされる食べ物や毒素が腸壁を通り抜け、血流に乗って全身に広がります。

そしてアレルギー症状を発症したり、膣や口腔内でもカンジダ菌が増殖したり、全身に困った症状を引き起こします。

がんとカンジダ菌

がんとカンジダ菌に密接な関係があるとする意見は多く、代替医療の分野で特に注目されています。

真菌は、比較的温暖で湿度の高い環境を好み、アルカリ性の環境下では繁殖しにくい。イタリアの医師トゥーリオ・シモンチーニ博士は、ほとんどのがん患者から、増殖した真菌が発見されるだけでなく、腫瘍は概してカビのように白いことにも注目し、がんの正体は真菌感染にあると直感した。そして、水溶性で弱アルカリ性を示す安全な薬剤として、炭酸水素ナトリウム(通称:重そう)を利用したがん治療法を生み出した。
出典:Business Journal「がん、高治癒率の民間療法から見えてきた「真菌」との深い関係」性

 

菌状息肉腫はT細胞リンパ腫の皮膚がんです。(中略)
2002年、Neurology Journalは、菌状息肉腫のような病気は「神経マイコトキシン」によって引き起こされる可能性があると述べました。マイコトキシンは、特定の真菌によって作られる毒であり、人間の組織に浸透する可能性があります。
出典:Know the cause with Doug Kaufmann 「A Cancer called Fungus!」

がん患者の腫瘍組織を調べると必ず検出されるカンジダ菌。

  • がんは血液の汚れにより起こる病気
  • 食事や環境毒などからの有毒物質の摂取により、血液が汚れる
  • 血液の汚れによる酸化ストレスの損傷部位にカンジダ菌が増殖
  • カンジダ菌の産生する毒素が血液を汚す

このような理由から、がんとカンジダ菌には密接な関係があると言えます。

カンジダ菌増殖の原因

酵母だったカンジダ菌が増殖し真菌になる原因は、いくつかあります。
代表的な原因は、以下の通りです。

1、食生活の乱れ

砂糖、グルテン、添加物、化学物質、カフェイン、アルコール、精製された食品の摂取が、カンジダ菌の増殖を促進します。

炭水化物はカンジダ菌のエサになり、有毒物質は体内の酸化ストレスを促進します。
酸化ストレスの結果、腐敗した組織は分解される必要があります。
カンジダ菌は腐敗組織の分解者の一人であり、私たちは損傷した部位を腐敗させながら体内にとどめておくことはできないため、カンジダ菌が分解してくれることはありがたいことでもあります。

2、生活の乱れ

忙しい現代。
誰もが疲労とストレスを溜めています。

疲労、ストレス、睡眠不足なども、免疫が下がり酸化ストレスを加速させてしまうため、結果的にカンジダ菌の増殖を促進します。

3、抗生物質の服用

感染や化膿の症状に処方される抗生物質は、症状の原因の菌と共に、腸内でカンジダ菌など悪玉菌の増殖を抑えてくれている善玉菌までも殺してしまいます。

菌を殺す抗生物質は基本的に有毒物質です。

4、ステロイドの使用

ホルモンバランスに影響し免疫機能を弱めるステロイドもまた、カンジダ菌の増殖を促進します。

特に喘息の症状に使用する吸入ステロイドは、抗生物質ほどではないですが、腸内環境に悪影響をもたらします。

ステロイドと抗生物質、両方を同時に使うことは、カンジダ菌の増殖のスピードを早めます。

5、経口避妊薬の服用

経口避妊薬は、女性のエストロゲンとプロゲスチンというホルモンのバランスを崩して機能します。
そのための副作用として、体重の増加、胸の張り、筋腫、エストロゲンに関連したがん、そしてカンジダ症があります。

また経口避妊薬は、肝臓や他の内臓にストレスを与える可能性があり、ビタミンBとマグネシウムを消耗します。
これによって、カンジダ症の症状が悪化するという悪循環が起きます。

実際、経口避妊薬を服用する女性で、カンジダ膣炎を発症する人は多いです。

6、がん治療

抗がん剤治療と放射線治療はがん細胞を殺す作用がありますが、同時に腸内の善玉菌も殺します。

免疫機能も弱まっているがん患者で、カンジダ症の発症は珍しいことではないです。

 

カンジダ症の治療

一般的な医療機関でのカンジダ症の治療は、薬による治療です。
抗菌剤のクリームの塗布か、経口薬の抗菌剤を服用します。

この治療法の問題点は、効果が一時的で、再発のリスクがあることです。

カンジダダイエット

カンジダ症の食事療法である「カンジダダイエット」は、カンジダ菌のエサになる砂糖や炭水化物、善玉菌を殺してしまうような添加物や化学物質を避ける食事療法です。

 

↓詳しくはこちらの記事をご覧ください。

【カンジダ症の予防と治療・保存版】カンジダダイエットとは?
カンジダ症は、長期間の食生活の乱れ、抗生物質の服用、疲労、ストレスなど、様々な要因で腸内のカンジダ菌が増殖し、困った症状を引き起こします。カンジダダイエットは腸内のカンジダ菌を除菌する食事制限です。この記事ではカンジダダイエットについて詳しく説明しています。

 

 

カンジダダイエットは、クレンズです。

腸内で増殖しているカンジダ菌とバイオフィルムを除去し、カンジダ菌の生成した毒素を体外に排毒することが目的です。

 

長期間続けるわけではなく、1週間〜1ヶ月程、症状の度合いによって期間は異なります。

 

 

カンジダダイエットを始めると、ほとんどの人にダイオフ症状という症状が現れます。

 

ダイオフ症状とは、増殖していたカンジダ菌が一気に死ぬと、カンジダ菌の死骸、カンジダ菌の溜め込んでいた毒素が一気に放出されるため、肝臓や腎臓がその処理に追いつけなくなることで起きる症状です。

 

カンジダ菌が死んでいるため、好転反応とも言えますが、臓器にものすごい負担がかかっている状態なので、対策が必要です。

 

↓詳しくはこちらの記事をご覧ください。

【カンジダダイエット】ダイオフ(Die-Off)症状とは?期間は?対策は?
カンジダダイエットや糖質ダイエットなどの食事療法をすると高い確率で現れる「ダイオフ」という症状。この記事ではダイオフとは何か?ダイオフの期間は?ダイオフの対策は?という疑問を私の体験を交えて説明しています。

 

 

カンジダダイエットと共に、摂取することが推奨されているものが幾つかあります。

 

アップルサイダービネガー

フィルターされていない、低温圧搾のアップルサイダービネガーは、カンジダダイエットには不可欠です。

 

アプルサイダーにネガーは、

●胃を酸性に保つ

●消化を助ける

●プロバイオティクス・プレバイオティクスになる

●ミネラルの吸収を促進する

●血糖値の急激な上昇を抑える

●抗菌作用・抗炎症作用・抗カビ作用

などの効能があります。

 

 

 

プロバイオティクス

腸内に住む乳酸菌などの善玉菌は、代謝で乳酸を生成してくれるため、腸内を酸性に保つことに役立っています。

 

カンジダ症は、善玉菌が減り、カンジダ菌などの悪玉菌が増えている状態なので、生きた善玉菌を腸内に送るプロバイオティクスのサプリメント(乳酸菌サプリ)を摂取することで、腸内バランスを整えます。

 

 

 

天然の抗菌剤

自然界には、抗生物質と同じくらい強力な天然の抗菌剤が幾つか存在します。

 

●ココナッツオイル(カプリル酸)

なぜココナッツオイルはカンジダに効くのか?【効能】【選び方】【使い方】
栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高いスーパーフードである「ココナッツオイル」。カンジダ克服の視点から、その効能、使い方、バージン・エキストラバージンとの違いを説明しています。

 

●オレガノオイル

【オレガノオイルの凄すぎる効能】カンジダ克服にオレガノオイルは必須!
オレガノオイルの効果、選び方、使い方、副作用について説明しています。実は細菌、真菌、ウイルス、寄生虫の感染症にきつい副作用が伴う抗生物質は必要ないんです。天然の抗生物質であるオレガノオイルで医薬品の抗生物質と同等の効果が期待できます。

 

●ニンニク

【ニンニクの効能が凄すぎる】カンジダダイエットをするならニンニクを食べないと損をしている件
カンジダ菌に対して抗菌作用があるニンニクは、カンジダダイエットに取り入れないと損です!ニンニクの凄すぎる効能、ニンニク摂取の注意点、ニンニクの抗菌作用を損なわない調理法、ニンニクの臭い対策、ニンニクサプリメントについて説明しています。

 

●グレープフルーツシードエクストラクト(GSE)

【グレープフルーツシードエクストラクト(GSE)】グレープフルーツの種に強力な抗菌作用が!GSEは危険という噂も
非常に強い抗菌作用のあるグレープフルーツシードエクストラクト(GSE)。カンジダ菌の除菌から、お家のお掃除&カビ防止まで、GSEは必需品ということについて説明しています。一部噂される「GSEは危険」というお話にも触れ、安全なGSEの選び方も解説しています。

 

●アロエ

アロエの抗菌作用が腸内のカンジダ菌増殖を抑制!【アロエがカンジダ症に効く理由】
カンジダ菌を除去するための食事制限カンジダダイエットにアロエを加えることで、除菌のプロセスを促進することができます。この記事では、アロエの効能、適応症、アロエがカンジダ症に効く理由、アロエの副作用、アロエの使用例について説明しています。

 

●ブラックウォールナッツ

ブラックウォールナッツとその効能【抗菌】【抗真菌】【抗ウイルス】【抗寄生虫】ベッドバクにも効く!!
強力な抗菌作用があるブラックウォールナッツには、カンジダ症に効きます。その他にも様々なことに効果を持つブラックウォールナッツ。この記事では、ブラックウォールナッツの効能、適応症、使用例、カンジダ症に対する効果、ブラックウォールナッツを避けたほうがいいケースについて説明しています。

 

●コロイダルシルバー

天然の抗生物質・コロイダルシルバーはカンジダ菌にも強い効果!
コロイダルシルバーは、銀を人体に無害になるレベルまで細かい粒子にし、蒸留水に拡散させたもので、その強い抗菌作用がカンジダ菌など健康に悪影響を与える菌にも効きます。この記事では、コロイダルシルバーの効能、効果を示す症状、使用例、副作用、避けた方がいいケース、選び方について説明しています。

 

●オリーブリーフエクストラクト

カンジダに強力な抗菌作用を発揮するオリーブリーフエクストラクト
強力な抗菌剤として風邪やヘルペスに使われる「オリーブリーフ」。その有効成分を凝縮したオリーブリーフエクストラクトは、カンジダ菌とそのバイオフィルムにも有効です。ダイオフ症状がすぐに現れる人多いというくらい、強力です。効能、摂取方法、注意点を説明しています。

 

●パウダルコ

カビが生えない樹木・パウダルコはカンジダの真菌に有効!
アマゾンに生育するパウダルコという樹木。先住民はその内樹皮にカビが生えないことに気づきました。その強い抗菌作用は、カンジダ菌のバイオフィルムにも有効です。この記事では、パウダルコの効能、適応症、栄養素、摂取方法、副作用について説明しています。

 

これらを摂取することで、カンジダクレンズのスピードを早められます。

 

カンジダダイエットの効果を促進する天然の抗菌剤【種類と摂取方法】
カンジダ菌に効果が出る天然の抗菌剤はどういう種類があるのか? 天然の抗菌剤はいつ摂取すればいいのか? 天然の抗菌剤はプロバイオティクスと併用して摂取できるのか? 天然の抗菌剤はローテーションで同時に2〜3種類摂取することの意味について説明しています。

 

栄養素

カンジダ症の人が欠乏傾向にある栄養素、抗炎症作用がある栄養素などを積極的に食事から摂取し、足りない分はサプリメントで補充します。

 

●マルチビタミン

●マルチミネラル

●消化酵素

カンジダ症などの腸内環境の問題は「消化」が大きく関わっているお話
カンジダ症、リーキーガット症候群、アレルギー体質など腸内環境のバランスが崩れていることで引き起こされる症状には共通して「消化の問題」があります。消化の大切さについて説明、消化を促進するためにできる6つのことを紹介しています。

●オメガ3脂肪酸

【オメガ3脂肪酸】カンジダ菌からの腸内の炎症の救世主!オメガ3の抗炎症作用!
カンジダ菌によって損傷を受けた腸内。炎症が起き、全身の困った症状につながります。魚や亜麻仁油に含まれる人体では生成できない必須脂肪酸であるオメガ3。抗炎症作用を持つため、カンジダ症の方には必須の脂肪酸です。オメガ3とオメガ6の摂取のバランスについても説明しています。

●グルタミン

腸の修復にグルタミン!効能から摂取の際の5つの間違いまで
カンジダ症などで損傷した腸壁の修復をしてくれるグルタミン。元々アスリートが筋肉をつけるために摂取していましたが、腸内環境の悪化からくる症状が出ている人は、アスリート以上にグルタミンの摂取が必要になります。効能や摂取の注意点、グルタミンを含む食べ物を紹介。

 

 

まとめ

 

 

カンジダ

 

 

 

カンジダ症とは? カンジダ菌増殖の原因、カンジダ症の治療について説明しました。

 

カンジダ症は、腸内のカンジダ菌が原因で引き起こされる症状で、体全身に関わってくる問題です。

 

現代の生活、食習慣が原因になっている場合も多く、先進国で多く見られる特徴があります。

 

カンジダダイエットという食事療法で治療することは簡単ではありませんが、全身の不調を改善することができ、将来大きい病気にかかることを防ぎます。

 

当ブログでは、カンジダ症改善のための情報を発信しています。

 

よろしければ、ブログの他の記事もご覧ください。

タイトルとURLをコピーしました